島村恭則のレビュー一覧

  • 眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話

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    極端に潔癖になりつつある現代の結婚式や、アニメ(例えば鬼滅の刃や呪術廻戦など)、日本人のマスク着用率が高いこと(=結界の役割を果たしている)も古くからの日本人の風習(ハレとケとケガレ)などが関わっているという視点はとても面白かった。

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    2026年03月16日
  • 創元ビジュアル教養+α 現代民俗学入門 身近な風習の秘密を解き明かす

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    民俗学という学問を全く知らなかったので、この本をきっかけに知ることができてよかったと思っています。この本は、僕みたいに民俗学について全く知らない人向けにエッセンスを抽出して書かれている本で、学術的な入門書よりも更に簡単で、理解りやすくて、面白いと思います。

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    2026年01月27日
  • これからの時代を生き抜くための民俗学入門

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    「回遊」をキーワードに、民俗学という学問が持つ、ものの見方、考え方、あるいは研究の実践例について、分かりやすく解説した「深掘り」型の民俗学入門。
    民俗学の沿革やその考え方などについて理解が深まり、民俗学の可能性や魅力を十分に感じることができた。とりわけ、第2章の「「霊的なもの」に学ぶ」は、勉強になった。

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    2026年01月05日
  • 創元ビジュアル教養+α 現代民俗学入門 身近な風習の秘密を解き明かす

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    民俗学という言葉に昔の生活、というイメージがついていたが、今生きている日常生活も将来的には民俗学として研究されるかもしれないと思った。それほど身近なことについて解説されている。でもそうなるとちょっと気恥ずかしさがある。

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    2026年01月01日
  • みんなの民俗学

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    「ヴァナキュラー」という概念を通じて民俗学の取り扱っている分野を明らかにする。あ、これも民俗学なんだ、となること必至で、日常の不思議を愛する人たちにはたまらない内容が書かれている。確かデイリーポータルZのライターさんが取り上げていた本だが、それもまさに納得。

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    2025年11月30日
  • 創元ビジュアル教養+α 現代民俗学入門 身近な風習の秘密を解き明かす

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    特別カバーが可愛らしいため、わりと軽い感じの本なのかなと思いましたが、いい意味で裏切られました。
    イラストや写真を用いて、わかりやすく興味の引きやすい題材を解説してくれてますし出展や参考文献、深く知りたいときに最適なおすすめの本なども記載してくれているのでとてもいい。個人的に印象に残ったのは「掃除」の項で、「掃除とは人間世界と自然世界の区別をつけること」(意訳)という一文。確かに!となりました。

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    2025年11月24日
  • 創元ビジュアル教養+α 現代民俗学入門 身近な風習の秘密を解き明かす

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    聞いたことはあるけれど私が生まれた頃にはもうなくなっていたもの、子どもの頃にまだあったけれど最近はあまり見かけないもの等がいろいろと取り上げられ、それが何だったのか、どんな背景があったのかが解説されていて面白かったです(本書では、今存在するものについても触れられていますが、日本で伝統的に信じられてきたり守られてきたりしたものの話が面白かった)。
    具体的には玄関の段差、トイレのスリッパ、敷居、ハンコ、一月二日の初夢、胞衣、都市伝説の話が楽しめました。

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    2025年09月18日
  • 創元ビジュアル教養+α 現代民俗学入門 身近な風習の秘密を解き明かす

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    民俗学で扱う身近な疑問を見つけて、それに答えて、参考書まで薦めてくれる本。それぞれのトピックが2ページで構成されているし、挿絵もたくさんなのでわかりやすい。

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    2025年05月03日
  • みんなの民俗学

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    現代の民俗学における「ヴァナキュラー」を複数の具体例から眺めた本,内容量は多いものの全体的な構成がやや散漫に感じる。

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    2025年04月13日
  • 創元ビジュアル教養+α 現代民俗学入門 身近な風習の秘密を解き明かす

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    表題からは、学問としての民俗学の振る舞いを初学者に導くといったものを想像していたが
    中身としては小中学生時代に手にしてみたくなるような図鑑形式のものに近いか。意外性は少ないが、退屈ではない。

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    2024年06月09日
  • みんなの民俗学

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    ネタバレ

    ヴァナキュラーといってる。色々と聞き書きが関西なのでおおそうだったのかがいろいろあって楽しい。阪和線の話は漸く腑に落ちましたことでありますよ。きっとほかにもこういうのが沢山あってそれをわかってないのが東えびすということなのだろう。

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    2024年06月04日
  • みんなの民俗学

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    『エチュード春一番 第一曲子犬のプレリュード』(萩原規子)がキッカケで読む事になった『みんなの民俗学』(島村恭則)。

    というのも、主人公が日本民俗学研究会に所属してる設定を読んで、

    私も大学で学んでいたし、初心に戻ろうと思ったためです。

    私は在学時、民俗学を「過去の口頭伝承を探る学問」として捉えていたけど…

    本書を読んで〈俗〉の定義をまるでわかってなかった事を知りました。ハズカシ。

    以下抜粋です。

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    ❶民俗学は、18世紀のフランスを中心とする啓蒙主義や、19世紀初頭にヨーロッパ支配をめざしたナポレオンの覇権主義に対抗するかたちで、ドイツのヘルダー、グリム兄弟によって土台がつくられた。そしてその後、世界各地に拡散し、それぞれの地域において独自に発展した学問である。

    ❷〈俗〉とは、

    ①支配的権力になじまないもの

    ②啓蒙主義的な合理性では必ずしも割り切れないもの

    ③「普遍」「主流」「中心」とされる立場にはなじまないもの

    ④(支配的権力、啓蒙主義的合理性、普遍主義、主流・中心意識を成立基盤として構築される)公式的な制度からは距離があるもの

    のいずれか、もしくはその組み合わせのことである。

    さて、この〈俗〉を、現代のアメリカ民俗学では、ヴァナキュラー(vernacular)と呼んでいる。

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    〈普通〉を押し付けてくる輩はどこでもいらっしゃいますが、

    「私にはこれが〈普通〉なのだ」という事はいくらでもあるもの。

    それを証明するための学問のように思えてきたな。 

    まぁ、そんなシビアな内容だけではなく、

    「えっ、〇〇ってこう思ってたけど、こんな一面もあってこんなルーツなんだ」という事を知れる面を、

    本書は興味深く知れるものでもあるので、

    肩の力を抜いて読める一冊でありました。

    それまでは「昔話の神秘的な感じを知れて面白い」っていう事ぐらいしか捉えてなかったなぁー。

    面白かった。

    今回はいろんな物事の過去から今に至るまでにどんな事があったのかを知るものだったので、

    次は【今】そして【これから】に関する事を読もうかな。

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    2023年12月31日
  • みんなの民俗学

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    <民俗学>
    民族学の入門書は、地方の伝統をカタログ的に並べた本が多い印象がある。「で、民俗学って何なの?」というモヤモヤが解消されないままだったが、おぼろげながら本書の説明で輪郭を掴めたような気がする。
    啓蒙主義に対するカウンターであり、合理性に対する非合理的な営みとして民間に伝承された伝統を再評価する試みのようだ。たしかに合理性だけの社会は味気ないと思う。
    一方で、自分が苦しめられてきた「地域の暗黙の了解」を解明するヒントとして有益な一冊であった。空気を読めない人間にとって、非合理的なものは気づきづらい。

    また、ヴァナキュラーって何なの?という疑問もあったが、従来のフォークロアという言葉が誤解を招くふしもあったということで、刷りこまれたイメージを払拭することが目的ということも分かった。
    現代の民俗学は民間伝承の研究だけではないのだ。

    <アンダーライン>
    ★★★民俗学とは、人間(民)について、<俗>の観点から研究する学問である。ここで<俗>とは、①支配的権力になじまないもの、②啓蒙主義的な合理性では必ずしも割り切れないもの、③「普遍」「主流」「中心」とされる立場にはなじまないもの、④公式的な制度からは距離があるもの、のいずれか、もしくはその組み合わせのことを指す。
    ★啓蒙主義とは、非合理的なものを排除する思想のことである。
    ★民俗学は、覇権主義を相対化、批判する姿勢を強く持った学問である。
    ★★★★★少なくとも一つの共通の要素を共有しているならば、どのような集団であろうと、その集団はフォーク(Folk)である。集団の結合要素は何であろうとかまわない。共通の職業でもあってもよいし、言語または宗教でもよい。そしてこの集団が所有する知識がフォークロアである。
    ★民俗学では、伝統的にこうした「口頭伝承」「民間伝承」を重視してきたが、それは、民俗学が追及しようとする覇権主義的、対啓蒙主義的、対普遍主義的、対主流的、対中心的、対公式的な特性を、そこに多く見い出せると考えたからである。
    ★B級グルメ以前のローカル食は、ヴァナキュラーな性格を持った食である。つまり、①支配的権力になじまない、②啓蒙主義的な合理性では必ずしも割り切れない、③「普遍」「主流」「中心」とされる立場にはなじまない、④公式的な制度からは距離がある、というヴァナキュラーな特性を持った食である。
    ・フォークロレスクとオステンション
    ★(アマビエ)まさか自分の作った消しゴムハンコが信仰の対象となるとは夢にも思わなかった。

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    2021年05月24日
  • みんなの民俗学

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    わかりやすい表現で書かれており、民俗学に興味はあるけれど基礎がない人や専門書に抵抗のある人にも読みやすい。
    以前日本民俗学の課題を読んだ時、本の内容そのものは面白く読めたが、同時に基礎的な知識をある程度持ってないと充分にその内容を吸収できないと感じた。
    本書はそんな自分に丁度良い、取っ掛かりとなる本だった。最後の方に次に読むべき本や、柳田國男はじめ民俗学の大家ー沢山あってどの本から手をつければ良いかわからなくなるーの最初に取る本を選ぶのをたすけてくれる。
    さらに前に読んだ宮本常一がその大家に数えられてて、わからないながらも良い本を選んで良かったと思った。

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    2021年02月15日
  • 恐怖の民俗学

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    人間の上から目線、自分が安全圏にいるうえでの怖いもの見たさ理論はなるほどその通りだなあと非常に納得できました。

    神様の名前、カタカナ多すぎて伝承されて覚えてる人達すごすぎませんか!?

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    2026年10月18日
  • 創元ビジュアル教養+α 現代民俗学入門 身近な風習の秘密を解き明かす

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    あぁ、そうゆう事だんたのか、と納得したり、我々は知ってるけど子供たちはしらないだろな、教えてやろうと反省したり。内容豊富で勉強になった民俗学ガイドでした。

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    2026年10月09日
  • 恐怖の民俗学

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    いろいろ面白い箇所はあるんだけど、結論に関して『著者自身の体験』が根っこにあるような感じがして、どうにもこうにも。
    宮古島における名づけが他の地域の著者曰く「上から目線」とどう違うのかがよく呑み込めなかった。

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    2026年10月07日
  • 恐怖の民俗学

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    民俗学の視点からの日本人の恐怖について。恐怖そのものは世界を秩序立てるという「上から目線」に立った時にその枠におさまらないもの、根源的な恐怖に名前をつけたもの、そして現代はキャラクター消費をすることでその根源の恐怖が失われてしまうことなど。

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    2026年10月02日
  • 恐怖の民俗学

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    柳田國男と同じ出身ということで、民俗学には昔から興味を持っていたし、妖怪好きなので。
    『原初的恐怖』と『妖怪』の概念が違うことに共感というか、今までできてなかった言語化が少しできた気もする。妖怪に対する恐怖と死や自然などに対する恐怖は似て非なるものだよなぁと。
    文章の書き味もあっさりしていて、すらすら読めるし、ストレスが少ない!が、何となく物足りない感が少しあった。それが人によって良いか悪いかは分からないけど…。

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    2026年09月26日
  • 恐怖の民俗学

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    妖怪や心霊現象など昔からの根源の恐怖を
    民俗学を通じて解説したのは良かった。
    現在流行っているモキュメンタリーホラーやルミナルスペースを説明つかない恐怖として現代の科学が進んで世界でも私たちは本能に刻まれるているという内容にはピンときました。

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    2026年09月25日