山本常朝のレビュー一覧

  • 定本 葉隠〔全訳注〕上

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    武士道は死ぬことと見つけたり 武士には死ぬ覚悟が必要であると解いています。幕末をリードした鍋島藩の教え

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    2021年05月01日
  • 定本 葉隠〔全訳注〕下

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    鍋島藩士の戦い、殉死、切腹などの逸話と他国の武士の説話など。

    大久保道古名花の評判の事。世が末に成りたるとて、人々思ひたくし、精を出さぬは無念の事に候。世に咎は無之」と申し候。

    大事の場へ出候時は、耳のびくに津(つば)を付け、鼻より大息を吐きのべ、在り合ふ器物をうつ伏せ、出で申し候。秘事にて候。また上気致し候時、耳塚に津を付くれば則離るる也。

    子産曰く、火は肌を破るものと知る故、火あやまちをする者は少し。水は心安く思ふ故に、溺死する者多し

    俊乗坊は日本に丈六の留遮那仏を建立し、末世の衆生を救はんとの誓願を発され候。

    大猷院様島津家の犬追物御上覧の時、島津飛騨守落馬仕り候。此時の作法御

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    2019年03月30日
  • 定本 葉隠〔全訳注〕中

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    鍋島藩内の説話。枕草子鍋島版。
    平安時代の終わりから、江戸中期まで。
    義家朝臣の家紋や、鍋島藩主の裃、切支丹(邪宗門)の処刑、城での刃傷沙汰など。

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    2019年03月30日
  • 定本 葉隠〔全訳注〕上

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    葉隠。武士の心構えから日常の振る舞いなどについて書いてある。現代にも役立つ処世訓も含まれている。逆説的だが安楽に余生を全うするための参考に。

    武士道と云は、死ぬ事と見付たり。二つ二つの場にて、早く死ぬかたに片付くばかり也。「図に当ぬは犬死」などと云事は、上方風の打上たる武道なるべし。二つ二つの場にて、図に当様にする事は不及事也。常時死身に成りて居る時は、武道に自由を得、一生落度なく家職を仕果すべき也。

    朝は七時に起き、日行水、日さやかけ、食は日の出に給べ、暮れより休み被申候。→七つ時(午前四時頃)

    士は、喰はねども空楊枝。内に犬の皮・外は虎の皮。

    火急の場にて人に相談も不成時、分別の仕

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    2019年03月30日