佐藤正英の一覧
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ユーザーレビュー
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武士道は死ぬことと見つけたり 武士には死ぬ覚悟が必要であると解いています。幕末をリードした鍋島藩の教え
Posted by ブクログ
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新田次郎氏の小説を読んで甲陽軍艦に興味を持ちました。原文と現代語訳が併記されているので、原文にあたることもできます。
品第六では、信玄晴信公の蛤の挿話とわずか三百騎での初陣勝利の話が簡潔に述べられています。小説では、原文のほんの数行の部分をあたかもその場にいるように表現して、私たちにみせてくれている
...続きを読むのだなあとしみじみと感じました。
武士の心得が簡潔な文章で軽快に述べられていて、現代人も見習うべき「こころのあり方」が多くあり、座右に置きたい一冊です。
Posted by ブクログ
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本書に収録されているのは『甲陽軍鑑』全体のうち4分の1に満たない量であるが、それでも十分に読み応えがある。
500年以上前に書かれたものではあるが、ここに書かれている教訓は現在でも十分に通用するものある。
本書を読むと、高坂昌信が信玄を称え、勝頼の代になってからの武田家の行く末をいかに案じている
...続きを読むかが読み取れる。そこには、長篠の合戦の影響もあるのだろう。
原文をまず読んで次いで口語訳を読むというのが良いのだろうが、時間がなければ口語訳のみを読み、時間がある時に原文をじっくり読むというスタイルでも良いだろう。
Posted by ブクログ
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親鸞の生涯と思想について、著者自身の立場から解説をおこなっている入門書です。
著者は仏教学者ではなく日本倫理思想史の専門家であり、本書では親鸞を宗教上の聖人としてあつかう立場は意識して避けられています。このことについて「あとがき」では、「倫理は、いま、ここに現存していることの意味はなにかと問い、そ
...続きを読むの問いに答えようとする営為である」と著者は語っています。本書は、このような意味での「倫理」を追求した一人の人間として親鸞を見ようとしている本だということができるでしょう。
著者は本書の冒頭で、「親鸞の眼差が捉えるのは、外在する事物や事象ではなく、内なる存在であるところの自己である」と述べています。そのうえで、こうした「内なる存在としての自己」を、「為さねばならないことを為すことができない存在」であり、「不能であるところの存在」であると論じています。そして、このような不能な存在である内なる自己のありようを対自化することが、「自己のすべてをなげうち愚者となって阿弥陀仏に向かい合う心の在りよう」に親鸞がめざめていく過程であったという見取り図が示されています。
真宗教学上の議論にあまり立ち入らないで親鸞の思想を論じるという試みがなされており、親鸞にかんする宗学上の議論についてくわしい知識をもたない読者であっても、その倫理思想史上の意義が理解することのできる内容であるように思います。
Posted by ブクログ
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強弱をつける、緩急をつける。いかに観衆を揺さぶるのか。
技術職に携わる人なら、何かしら感じることがあるはず。
Posted by ブクログ
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