村山竜大のレビュー一覧

  • かがみの孤城 上

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    最初の主人公のクラスメイトに対する葛藤の心理描写、学校に行こうとしても身体が動かない。そしてそれに対する罪悪感や絶望の表現がリアルで周りの誰も自分を分かっていないということが伝わってきて、個人的に感情を感じ取りやすかったかなと思いました。またそれ以外の登場人物の絡みがてとてもかわいかったです。これからいじめっ子にどう向き合っていくのかわくわくしました。

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    2025年09月14日
  • かがみの孤城 下

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    ネタバレ

    後半は、リオンとお姉ちゃんが城で再会してたことが判明したところぐらいから、号泣です。
    死んだ人と時空を超えて会えるとか、病室にいたお姉ちゃんは実は大きくなったリオンと会って遊んでたとか、泣けます。

    それぞれ生きてる時代が違うんだろうなぁーとは途中で気づいたけど、喜多嶋先生の正体は誰だか、こちらはなかなか分からなかった。

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    2025年08月26日
  • かがみの孤城 下

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    下巻まで読み終わって辻村深月らしい結末に感心する。
    鏡の城に招待された7人の中学生とオオカミ様。皆んなそれぞれ色んな境遇の中で生き、それぞれの何かとたたかってきた一年。
    それは記憶には残らないが、貴重な経験として残り、それぞれを成長させていく。かなしさ、寂しさではなく清々しさが残る作品。

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    2025年07月29日
  • かがみの孤城 上【試し読み】

    購入済み

    有名なので読みました

    この本はベストセラーになったと聞いたので読んでみたのですが話の通りとても面白く楽しめたけれども私的にはもう少しダークな雰囲気の方が好きでした

    #深い

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    2025年03月13日
  • かがみの孤城 上

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    鮮やか!

    読み進むうち、凝った作りになってるな〜と感嘆する。手が止まらなかった。
    何重にも「なぜ?」の箱があって、次から次に謎が出てくる。解ける時はそうだったのか!の連続だ。

    絶望的に話が通じない人、伝わらない人、理解できない人をしっかり描いていて、この苦いものを噛み締めた感じ、辻村深月節といえるのでは。

    毒親という言葉を使わずに、あらゆるどうしようもない親や大人の姿を見せてくれ、この切り込み方は辻村さんの真骨頂だよなぁと思う。
    問題のある子どもなんていないんだよ。
    問題があるのはすべて大人。子どもを生きづらくさせてる元凶は大人。
    責任も取れないバカな大人は昔からいたけれど増えこそすれ減

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    2024年05月24日
  • かがみの孤城 下

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    〈登場人物〉
    上巻とおなじ
    〈アニメとくらべて〉
    アニメとくらべて、ちがうところが、下巻にもあった
    〈下巻の感想〉
    上巻で気になった、ストロベリーティーのことは、アキちゃんときたじま先生の関係は、きたじま先生は、アキちゃんのみらいのすがたです!
    それと、しろによばれた、7人のひとは、こころと、リオン以外、生きている年がちがう!!スバルは、1985年アキは、1992年こころとリオンが、2006年マサムネが、2013年フウカが、2020年ウレシノが、2027年になります。
    やっぱ「かがみのこじょう」はおもしろいですね!!

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    2024年05月01日
  • かがみの孤城 上

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    ネタバレ

    〈登場人物〉
    こころ、アキ、リオン、ウレシノ、マサムネ、フウカ、スバル、おおかみさま、など
    〈アニメと、くらべて〉
    アニメとくらべて、ちがうところが、いくつかありました。あたりまえだけど、アニメより、本のほうが、くわしくかいてありました。
    〈上巻の感想〉
    こころちゃんが、真田さんや真田さんの友達に、いじめられているとこが、かわいそうだと思いました。アニメでもなったのですけど、女子だけでお茶するとき、アキが、ストロベリーティーをもってきていて、心の教室の先生、「きたじま先生」も、こころちゃんに、ストロベリーティーをあげていたから、関係あるのかな?と思って、下巻をみると、すごくかんけいがありました

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    2024年05月01日
  • かがみの孤城 下

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    素晴らしい!これだけ見事に伏線回収されるとは。ストーリーはティーン向けですが、擦れた大人にも読み応えじゅうぶん。わたしも苦しかった子供時代の葛藤をこえて大人になったけれど、今、娘の目にわたしはどんなふうに映るのか?大人の矜持も問われます。

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    2024年04月17日
  • かがみの孤城 下

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    児童書でこんなにも涙が次から次へ止まらなくなったのは初めて。本当に沢山の人に読んでもらいたい。とても温かい気持ちになれる素敵な本。この出会いに感謝。

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    2024年04月13日
  • かがみの孤城 上

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    CMで見て、気になって買ってもらいました。一回読むと、どんどん読みたくなっちゃって、すぐに読み終わりました。最後の結末や、登場人物の意外な過去など、とても面白かったし、感動したところもありました。とてもオススメです!!

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    2023年05月20日
  • かがみの孤城 下

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    先に映画を観たので結末は分かっていましたが、最後は涙なくして読めません…。アキちゃん、フウカ、マサムネ、スバル、リオン、ウレシノ、それぞれの胸の内が描かれます。
    1年近く一緒にいても明かせなかった、明かしたくなかったそれぞれの事情。お互いの素性が分かってから違和感は溶けて、新緑のやさしい光に包まれて物語は終わります。これから続くだろう現実も、きっと乗り越えていけるだろう希望を添えて。

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    2022年12月30日
  • かがみの孤城 上

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    娘に薦めていたけれど、もうしんどくて読めないと1/3くらい残してそのままでした。
    私も読まないまま映画を見に行って、読み進められない理由が分かりました…序盤辛すぎる…小説はさらに解像度が高く、こころの胸の内が苦しいくらい緻密に表現されているので本当に辛いです。
    お母さんの気持ちもこころの気持ちもどちらも分かるので…。
    ミステリ要素もあるので、??と疑問を残しながら下巻に続きます。

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    2022年12月30日
  • かがみの孤城 上【試し読み】

    購入済み

    わかりやすい表現を用いている

    特異な表現は見当たらずなるべく平易な表現で読者の理解に努めようとしている、典型的な学生向けフィクション作品です。鍵を見つけるまでのスリリングな体験が斬新で飽きることなくすらすら読めた印象です。おそらく心情がこの作品の主人公と似たような境遇の生徒も多いと思いますが、そのような読者にはハマると思います。

    #アガる #ドキドキハラハラ #深い

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    2022年07月01日
  • かがみの孤城 上【試し読み】

    購入済み

    リアルないじめが描かれていますね。中学生くらいだと真田さんのような人は実際にいる。人を傷つけることを何の躊躇も無くできる。

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    2025年11月08日
  • かがみの孤城 上

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    ネタバレ

    主人公は不登校になってしまってて。
    中学生なら、そりゃそう考えてしまって悩んで苦しんでしまうよなーって、
    今なら、そんな奴ら、ギャフンと言わせてしまえばいいのに、それでほっときゃいいのに、と、変に度胸のついた中年になった私は思ってしまいます(笑)
    (でも、後編読んでくと成長するこころちゃんたちがみられて、私なんかより強くなってる!と思うのだった。)

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    2025年08月26日
  • かがみの孤城 上

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    不登校になった中学1年生の女の子の話。ところが鏡の中の世界で7人に増えた。
    それぞれの心に不登校になった理由がある。
    子供の世界の話だけど、この物語を読みながら、あれっ!辻村深月の小説ってこんな感じだったっけ?と以前読んだ2冊の内容を思い起こしながら、だんだんと下巻を読むのが楽しみに。

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    2025年06月27日
  • かがみの孤城 下

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    下巻になると一気にラストスパートにかけるかのようにどんどんストーリーの展開が進んでいきとても楽しかったです。

    ただ児童書だったのは少し恥ずかしかった…。
    だけど最後の最後では子供達の意思が伝わりそして現在そして未来へと繋げられる話しだと思いました。

    児童書でここまで泣ける話はないですし感動できるものも少ないと思います。
    これはいろんな方に読んでもらいたいです。特に10代や20代の人にオススメです。
    今度ちゃんとした児童書じゃないかがみの孤城が出たら買って読みたいと思います

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    2024年10月25日
  • かがみの孤城 上

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    映画を見る前に読みたいと思って本屋で買ってもらった本です。

    最初はデカい本だなぁと思って中身を見たら児童書でミスったと思いました。(その時にはもう高校生ぐらいでふりがななしで難しい漢字も読めていた)

    だけど買ってもらった手前読んで見ると面白く次々に謎という名の謎が出てきたと思えば子供達の話しの辻褄が合わないことが多く???と疑問が謎に包まれるようになったけど最後らへんで成程!と理解が出来るほどの面白い展開へとなりました。

    これは、10代や20代には共感ができる小説で特に高校生あたりは特に共感ができることが多く自分のことのように感じました。

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    2024年10月25日
  • かがみの孤城 下

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    物語の設定が面白かった。
    後半は勢いある展開で引き込まれた。

    思っていることの半分も大人に伝えることができず、もやもやした時期もあったけど
    大人になってすっかり忘れてた。

    記憶は時間と共に薄れたり忘れたりしながら、でも奥の方に残っているものが、未来に少し影響したり、ビビッときたりするのかなー

    え?もしかして自分もお城に行ってたのかなぁ。
    なんて考えたら、それはそれで不思議な楽しい妄想が広がるー笑笑

    あ、感想に戻ります。
    喜多島先生が、喜多島先生になれたのは納得。
    そう思うと、どんな事も未来に繋がる意味のあることと捉えられる。
    苦しみの渦中には難しいけど、仲間や居場所があれば信じるチカラ

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    2024年08月31日
  • かがみの孤城 下

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    引き込まれるように上下巻を一気に読破。

    登場人物が中学生という設定ながら、心の傷を負った7人。キャラクター設定もそれぞれであるながら、主人公以外の生立ちがなかなかみえてこない。
    そこがまた引き込まれる。
    異世界だからこそ心を通わせ、心が解きほぐされていく。成長していく登場人物たちの心理変化も興味深かった。

    何かに立ち向かう時、心の傷から一歩踏み出す時、もしかしたら、こんな空間があって、繋がりそうで繋がれない誰かから勇気をもらっている…そんな風に現実世界を考えるのも面白い。
    記憶がなくなってしまうのは寂しいけれど、だからこそ甘えずに自分と向き合ったと後から言えるのかもしれない。

    リオンのお

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    2024年01月15日