柏木伸介のレビュー一覧

  • 県警外事課 クルス機関

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    神奈川県警外事課の孤高の公安・来栖惟臣。
    北朝鮮のテロ計画と、その裏で起きる不可解な事件を追う。
    工作員・公安・政府の交錯する陰謀を切り抜け、
    来栖は無事にテロを阻止することはできるのか。

    と、前書きをしたらとても面白そうなのだが、
    登場人物が多く、
    中国・朝鮮の名前にも馴染みがないことから、
    相関図の理解に時間がかかった。

    徐々に物語に引き込まれていったものの、
    裏切り、アクション、どんでん返し...
    本来面白いはずの要素も、ラストに詰め込みすぎて
    読者を疎外してしまっては本末転倒である。
    私は乗り切れず不完全燃焼。もやもや

    ーー
    駄目な映画を盛り上げるために
    簡単に命が捨てられていく

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    2018年06月20日
  • 県警外事課 クルス機関

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    第15回このミス優秀賞受賞作。
    神奈川県警の外事課・来栖の活躍を描く公安物。
    久々に本格的な公安警察小説になかなか楽しませてもらった。
    単独行動が多いことから、「クルス機関」と呼ばれる来栖と、北朝鮮の諜報員・宗秀、交互の視点を切り替えながら、物語は進む。
    テロの情報を独自に掴み動く来栖と、テロの実行の為、淡々と仕事をこなす宗秀。スリリングで、登場人物が敵か味方か分からず、凄く先が気になる展開なのだけど、テロの目的がいまいち分かりにくいのと、あっさり人を殺し過ぎかと…
    もちろん、初読みの作家さんだけど、こういう作品が続くなら、今後も読んでいきたいと思わせるデビュー作!

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    2017年12月07日
  • 県警外事課 クルス機関

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    このミス優秀賞受賞作。これ、続編あるよね?な終わり方。設定を敷く為にキャラクターの掘り下げが出来なかった感がある。結果、来栖もカッコ良く見えなかった。役者が揃ったので「誰が味方か誰が敵か」のハラハラ感を次巻は楽しみたい。

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    2017年07月29日
  • 県警外事課 クルス機関

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    色んな登場人物がいながら、上手く整理している。

    殺人マシーンのような工作員にも、案外と脇の甘さもあり、どんどんと読んで行くことが出来る。

    でも、消化不良満載の終わりが残念。
    続編がないのなら、尚更。

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    2017年07月12日
  • 県警外事課 クルス機関

    Posted by ブクログ

    舞台が横浜なので買ってみた。やはり描かれている場所がわかると面白い。
    諜報戦は楽しく読ませて頂きましたが、物語の落とし方が頂けない。続編を考えてるのかもしれませんが、もしも続編がないんだとしたら蛇足なうえに唐突な終わりで、おまけに後味も悪い。ちょっともったいない。

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    2017年03月12日