テンプル・グランディンのレビュー一覧

  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    ビジュアルシンカーにもタイプがあり、その特徴が具体的だったので、分かりやすかった。
    ocdになった時(今は寛解し普通に暮らしてる)、症状が主にビジュアルで表れたことを思い出した。
    前述のような症状も、恐らく人によっては発症したりするので、ビジュアルシンカーであることは良し悪し。いい方に使えば仕事になるが、悪い方に傾くと辛い。
    脳の構造がビジュアル優位なので、情報処理速度がテキスト優位より、瞬時にキャッチする情報量が多く、また早いため(テキストは文字のみだが、画像だと色、形、奥行き、配置、雰囲気、質感などを見た瞬間に処理)、自身による情報処理のコントロールが難しく、疲れやすい。
    だが、自分を理解

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    2025年09月08日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    価値観が変わる!私は多分ビジュアルシンカーなので、逆に言語思考がいることに驚いた。「相手の言ってることが意味がわからない。」と、お互い思ってるだろう人とバトルしたばかりなので、実感とともに読めたのがよかった。

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    2024年09月19日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    5章まで読んだ
    自分が製図の授業で挫折した理由がわかった気がした、言語で考える派らしい
    設計できる人は、いま目の前にない、たとえば自宅玄関の色や形を言える、ほんとうかな?

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    2024年06月29日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    ネタバレ

    【脳の多様性を考える】
    動物科学者として活躍する著者が、自身の体験も基に、脳の多様性を伝える本。
    著者自身は、4歳まで言葉が出ない子どもだったという。今では自閉スペクトラム症(ASD)と診断されるけれど、それが脳のしくみとして何を意味しているのか、
    とても興味深い視点でした。


    ノーム・チョムスキーは、言語は、とくに文法は、人間に生まれつき備わっている、としたが、
    生後数年間言葉を話せなかった著者には、そうとは思えない。
    今日の人間社会の主要コミュニケーションツールは言語であるけれども、
    実はそれ以外もあるということに迫ります。


    ・脳の多様性、Neurodiveristy

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    2024年06月02日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    まったくイメージが浮かんで、そのイメージが立体的で動いている・ズームアップしてさらにそこがまた立体的に動いている、というとらえ方のできるもの(たとえばエンジンとか)と、たとえば法律のように文章で、その理屈みたいなところを追い込んでいくものと、ありますよね。なんか考え方というよりは得意な対象が違うんじゃないか、という気もしたり。ただ、確かに前者が得意な人は評価されにくい、という面はあるように思う。特に日本は目に見えないものが評価されない(テストでいい点を取るとか、受け答えがはっきりしているとかが評価され、ものをすぐ直すことができるとか改良できるというようなことが評価されない)傾向がとてもあると感

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    2023年10月03日
  • 自閉症の脳を読み解く どのように考え、感じているのか

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    原著は2013年刊行だが、自閉症スペクトラムの人の脳画像を使って、発達している機能を探っていくという点で、今でも興味深い内容になっている。自閉症の入門書の1冊として、お勧めです。

    印象に残ったのは、次の2つ。
    1つは、自閉症スペクトラムは脳や遺伝子に関係があること。苦手な部分があれば、脳はそれをカバーするため代償的に他の機能を発展させる。テンプル氏の場合は、優れた画像処理能力で、動物にやさしい家畜施設を設計し、成功を収めている。
    もう1つは、自閉症スペクトラムの人は①画像、②パターン、③言語・事実の思考のいずれかで情報処理する志向性があること。

    自閉症の人が関心あるテーマを見つけて、①〜③

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    2022年07月15日
  • 自閉症の脳を読み解く どのように考え、感じているのか

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    自閉症当事者の作者による、自閉症の脳の特徴や働き、思考パターン、その活かし方などについて書かれている。難しい内容も含むがとてもわかりやすく書かれており、自閉症側の視点から理解することに役立つ。何度か読み返したい。

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    2020年06月29日
  • 自閉症の脳を読み解く どのように考え、感じているのか

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    自閉症の当事者であり、動物学博士のテンプル・グランディンが自らの体験談もふまえて自閉症の世界を読み解いていく本。自閉症という一言では到底括れないこの症状は、人間ひとりひとりの脳がすべて違うように、症状もひとりひとりすべて違う。自分の症状を声に出して説明することが出来ない人達が沢山おり、まだまだ謎の部分が多いのが現実。そんな中でこの本はとても貴重だと感じる。皆が見えている線が自分には見えない、毛布の小さな繊維も棘で刺されているように感じたり、時間の流れがゆっくり過ぎてじっとしていられない。など。もちろん科学的な面からも沢山の解説がある。この本を読めば、不思議に思えた自閉症の方々の行動にも、寄り添

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    2014年10月17日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    ゆる言語学ラジオでこの本を知り読みました。この本に出会うまでは自分と他人との思考の仕方が違うなどと考えたこともありませんでした。本を読んでいくうちに自分がビジュアルシンカー的一端も持っているのだと気づくことができ、世界には自分以上にビジュアルで思考している人も存在するのだとさまざまな症例を見て感じました。後半につれて症例などの話が多くなってはきますが、作者の視点を通してさまざまな事象を考察していく様はとてもおもしろかったです。

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    2025年07月22日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    自分は完全に言語思考タイプなので、むしろビジュアル・シンカーの存在は受け入れられます。みんなちがうもんね。

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    2025年03月02日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    価値観とかじゃなくて、OS部分の『考え方の違い』
    言葉を持たない動物がビジュアルシンカー、なるほど。
    自閉症の人なんかは違う思考をしているし、口が上手い人が社会でうまくやっていけてるだけ

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    2024年10月10日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    主観も織り交ぜたスピーチ用のメモなので必ずしも本の内容に即しません。
    本はとても面白かったので気になったら読むのがいいと思います。
    ご参考までに。

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    「ビジュアル・シンカーの脳」

    あなたは、物事を考える時、
    言葉で考えてますか?
    絵で考えてますか?
    というお話。

    言葉で考える人にとっては、
    絵で考える?そんなわけないだろ。と思われるかもしれない。

    逆に、え?絵で考えてないの?って思う人もいるかもしれない。

    これ、多くの人はどっちも持っている性質のように思うので、どっちの傾向が強いか。という話かもしれない。
    ただ、誰しもみんな自分と同じように物を考えているだろうと思っていて

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    2024年07月21日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    ニューロティピカルや定型発達の話題に関しては最近触れたばかりなのもあって
    内容としては読み込みやすく、序盤の「視覚思考」という概念提示に関しては、筆者の体験談にあるように然様なものが存在するのかと考えを改めさせられる感はあった。

    後半に至るにつれ、思考形式の違いを受け入れたうえでの教育の在り方や人材の活用法というった部分については、提言に過ぎないとはいえ理想主義的で手前味噌にも思える。

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    2024年06月01日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    言語ではなく画像で物事を思考する視覚思考者(ビジュアルシンカー)の脳の仕組みや特徴について論じた本。言語思考と視覚思考の間のスペクトラムという尺度を提示することで、多様性とは何か?社会とはどうあるべきか?を考えるヒントを与えてくれる。

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    2024年03月11日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    人間の思考方法は、言語だけではない。
    一般論として、それは受け入れられる。
    だが、ではそれ以外の方法はどんなものなのか、それこそイメージができない。
    そこで、本書を読むことにした。

    著者は動物行動学者で、家畜の施設などの設計にも携わってきた人。
    ご自身もビジュアル・シンカーで、かつASDの当事者でもある。
    本書は、多くの研究を引用しながら書かれているが、当事者研究の様相を帯びる。
    特に物体資格志向の人の考え方がどのようかというのを、言葉で伝えようとしているのが私は貴重だと思う。

    さて、本書の問題意識は、アメリカのものづくりの衰退にある。
    産業構造の変化で、製造の拠点は今やすべて海外に移って

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    2024年01月08日
  • 自閉症の脳を読み解く どのように考え、感じているのか

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    実際に著者自身が自閉症という診断を受けていた方で、自閉症における脳がどうなっているかなど、非常に意欲的で、示唆に富んだ本。自閉症スペクトラム(スペクトラムというのは連続性という様な意味です)という言葉に表される様に、『自閉症』と俗に言う『健常者』という明確な境界線はあるのかなど、非常に考えさせられる良書です。

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    2016年01月17日
  • 自閉症の脳を読み解く どのように考え、感じているのか

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    当事者が書いた分かりやすい本だ。自分のキャリアを考えるティーン、見直したい20代は、先ずは目を通すべき。貴方が自閉症スペクトラムと診断されてなくても。
    画像で考える、言葉・事実で考える
    、パターンで考える。自分の強みを理解し、まずは成果を出す。そのためのヒントの本である。また、診断名は役に立たない場合があることも述べている。
    自分は診断名は無いだが、イロイロと当てはまる。画像で考えるタイプなのだが、他の人もそうなのだと信じて疑うことは無かった。今になってみると、絵を描く練習をみっちりやり、アニメーションの世界に入り、コンピュータが得意なことを活かして3Dアニメに進むのが自分の転職だったと思って

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    2015年02月03日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    画像視覚思考者と空間視覚思考者。
    前者は写真のような映像で世界を切り取り、ものづくりや空間デザインなどが得意。後者は構造やパターンで世界を捉え、数学的思考に優れる。

    現代社会は言語思考者に有利な教育体制となっており、視覚思考者はハンディキャップと捉えられることが多い。それによって優れた職人や修理工が育たず、アメリカは工業製品の生産力で中国などに遅れをとりつつある。

    身の回りの仕事仲間や友人などを視覚思考者、言語思考者という括りで考えてみると、違った視点で他人を捉えることができて解像度が上がるように感じる。

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    2025年11月24日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    視覚思考と言語思考が存在すると言う事実に気づけたのは本書がきっかけ。
    ただ、全体的にまとまりがなくて読んでてイライラすることが多かった。
    筆者が物体視覚思考者であるなら、図を使って説明して欲しかった。なぜ言語だけで執筆しようと思ったのか謎。

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    2025年09月17日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    言語思考型、物体視覚思考型、空間資格思考型
    ホワイトカラーの働きが主な今の時代は言語思考型が有利そうで、どちらかというと物体視覚思考型が軽視されそう。
    でも、それぞれの個性を知り活かすことが大切

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    2025年08月17日