テンプル・グランディンのレビュー一覧

  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    絵で考える人と言葉で考える人について。著者は絵で考える人。様々な事例で、言葉で考える人が優位な世界になっていることを憂い、絵で考える人ももっと社会で活躍させた方が、未然に防げる事故も多いと言う。

    例えば、IKEAの家具の組み立てマニュアルは全て絵で解説されている。私はこれをとても簡潔で分かりやすいと思っていたのだが、言葉で考える人には分かりにくいらしい。それ程に両者の考え方には違いがある。

    だけど、世の中はこのIKEAの例とは逆のパターンが多いそうだ。

    この本を読んでいると、どうも私の場合は絵で考える頭のようだ。ただ、言葉で考える〜絵で考えるのあいだは両極端に分かれるのではなく、グラデー

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    2025年08月03日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    確かに自分もそうかもと共感したけど、で?
    言語思考者より不利なことは実感しているけどどうすればより良い行動が出来そうかまで至らずモヤモヤした。
    それこそ言語では無く図や写真で提言すればスッキリしたかも。

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    2025年06月15日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    一章と最終書を読めばいいのかな。 途中は事例集。
    人の分類定義として、画一的ではなく様々な見方がありということを改めて感じさせてくれる
    大事なのは尊重しコラボレーションを生むこと

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    2025年06月01日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    文章で考えることの苦手が「ビジュアル・シンカー」が文字だらけの本を書いてしまった本。はじめの部分の考察は興味深かったがその後の事例などは目新しさが少ない一般的な事例もありいいまいち平凡なように思う。。これはおそらくバリバリの「言語思考者」の編集者が大活躍した本のようで、構成が苦手かつ本用の執筆の不慣れな著者を編集者が大きく構成・編集した本によくある特徴。図が全く出てこない本だが、多くを図化し図を読ませるような本にすればもっと独創的になったのではと。

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    2025年05月25日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    「本を読むのが遅い」「抽象的な言葉が苦手」「文字だけではイメージできない」
    このようにコンプレックスに感じていた私の悩みが、視覚思考型であるがゆえに生じていたものだと気づき少し安心しました。視覚思考型と言語思考型で、文字に対する認識の違いがあることにまず驚きですが、社会が言語思考型に有利になるような仕組みになっていることを知り、世界の見え方が変わりました。
    この社会に適応しなければならない一方、それに注力し過ぎずに自分の得意なことをどのように活かすかをちゃんと考える必要があると思いました。

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    2025年03月12日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    人間には言語思考者と視覚思考者がいる
    両者は完全なる区別があるわけではなくスペクトラムな傾向を示す
    また、視覚思考者は物体視覚と空間視覚に分けられ、前者は物理的な機械の組立てを得意とし、後者はプログラム構築などを得意とする
    現代社会は教育プログラムなどが言語思考に偏っており視覚思考者を蔑ろにしている傾向が見られると本著は語る
    結果として工業的な設計に携わるエンジニアの不足や質の低下を引き起こしているとのこと
    視覚思考者を賛美する内容ではなく、思考方法の違いを社会が受け入れて適切に活躍できる場を設けて欲しいというのが主旨
    確かにその通りでテスト勉強できる方より形而下で活動できる方は有用

    印象に

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    2025年01月16日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    思考を視覚的なイメージで行う視覚思考者の現状について、当事者でもある著者がこれまでの体験や研究から描き上げた良書
    言語思考者が優位なこの社会において、視覚思考者は少数派として見向きされず、さらに視覚思考者の多くはASDやADHDなどの知的障害に当てはまるため「まともに」生きることが難しくなっている
    だが、最先端の発明や発見は彼らによって行われており、仕事の大きなミスを防ぐためにも彼らの存在は欠かせない
    私たちの社会は、「定型発達」の人達だけでは成り立たず、様々な脳が複雑に相互作用している賜物であり、そういう意味で脳は真に多様性をもっていると言える

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    2025年01月02日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    ビジュアルシンキング
    右脳派、左脳派
    それぞれの良さがある
    映像、写真、絵で頭の中を作る
    連想ゲームは使える

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    2024年11月29日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    人間の思考の形態には言語思考者と視覚思考者がいると提言している。本書はその理論的体系を解説しているわけではなく、そのような思考の多様性がある中で言語思考者が優位な社会であることを指摘し、包括的な社会の構築を提唱している。そのような思考のスタイルの違いは興味深かったが、著者自身が視覚思考者であることもあり、そちら優位の結論前提で話が進んでおり、世の中のあらゆる人物や職業を少数の状況証拠から視覚思考者であるとみなして論が進む点には疑問を持った。

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    2024年09月06日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    ネタバレ

    論文の参考に。
    おそらく論文で直接使えるのは1〜3章、あとは視覚思考と言語思考の理解を深めるためのもの
    夏休み中にこの本の中で紹介されてる論文読む

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    2024年08月13日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    世の中には言語思考者とビジュアルシンカー(視覚思考者)が存在し、ビジュアルシンカーの中には物体視覚思考者と空間視覚思考者の二種類がいる。

    自分はこれだな、なんて思いながら読むのが楽しかった。
    天才の周りには、それを受容した環境があるという話は、子育てをする身としては気をつけたいところ。

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    2024年06月23日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    視覚思考者の脳のプロセスを詳しく解説してくれるものと思って読んだが、実際には成功者の自閉スペクトラム症の紹介や失敗例の列挙に終始しており、思っていたのとの相違があった。

    世界中の成功者の自閉スペクトラム症の紹介や、失敗例をビジュアルシンカーならどう捉えるかという事例が多く含まれていた。これらの内容は、特性を理解する上での具体的なプロセスやメカニズムの解説には乏しかった。

    また、成功者の一部が自閉スペクトラム症であることを強調する部分や、失敗例の改善点をビジュアルシンカーの視点から述べる部分が多く見られた。しかし、これらの内容は冷静に俯瞰できる状況であれば誰でも言えることであり、特にビジュア

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    2024年05月20日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    ネタバレ

    うーん、明確なことは言えないんだけど、それぞれの思考者は次のような形なのかな。
    ・言語思考者:文字/論理で考えるのが得意
    ・物体視覚思考者:絵で考える…というより、写真や2次元での理解を好む
    ・空間視覚思考者:空間把握、パターン把握が得意。3次元的な考えを好む
    自分は「言語思考者」なので他2つはよく分からないけど、筆者が「違いがすぐ分かる」なんて語ったのは、写真として見比べた時に(間違い探しを見つけるように)違和感を見つけられた、ということだろう。まぁ自分も細かく思い出す時は写真のように思い出すから分からなくもないが…。

    思考を言葉にすることが難しいというのは理解できるが、もう少し言語化して

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    2024年05月06日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    VAKになぞらえられる、視覚、聴覚、体感覚の三分類だけではなく、また別の視点を持つことができる本。STEAM教育に関心のある人は読んでみても良いかも。ただ、4.5章は少し間延びした気がする。筆者の言いたいことは一貫しているが、整理されているわけでもない。
    そんな、この本の書き方こそが筆者自身の物体視覚思考者の特徴なのだろうか。。。

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    2023年12月14日
  • 自閉症の脳を読み解く どのように考え、感じているのか

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    DSM-5の変更点に対する考察とそれらの特性に対して、広範に情報をまとめた本。診断名ではなく、その特性に注目すべき、という主張と根拠が著者の伝えたい事だと思うし、内容には納得感があります。

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    2018年04月01日