オーウェン・キングのレビュー一覧

  • 眠れる美女たち 下

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    上巻ではオーロラ病が蔓延し女性が次々と眠ってしまい、女性警察署長ライラまでもが眠ってしまうところで終わります。男はパニックに陥り右往左往するのみです。ここで読者の緊張が頂点になります。

    後半は一転してヴァイオレンスの連続で、ジェットコースターが落下するような展開が続きます。クリントンの籠城するドゥーリング女子刑務所にフランク率いる民兵隊が攻撃を仕掛け、それとは別にアームレスリングチャンピオンのヴァネッサのグライナー兄弟追跡劇もあります。ものすごい迫力です、街中の火器が集まっているのでそりゃあそうなるよねという感じです。男たちは他人には理解しがたい流儀をそれぞれもって争いに参加しているようです

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    2023年01月25日
  • 眠れる美女たち 上

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    上巻を読んでの感想。

    すぐに死亡すると思ったのに最後まで生き残ったのが2人います。1人は受刑者のセクハラ行為を繰り返す刑務官ドン・ピーターズ、もう1人は緑のベンツで猫を轢き殺す薬物中毒の形成外科医ガース・フリッキンジャー。クズ2人の今後の活躍が楽しみでもありおそろしくもあります。ちなみにP474のガースが小さな黒いバックと往診バックを手にして現れるところは良いシーンだと思いました、クズのくせにカッコつけてるところがです。

    ドゥーリング女子刑務所に女性が立て籠もり、男が包囲するような感じになると予想するのですが、想像を超える展開になると思うと楽しみです。



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    2023年01月19日
  • 眠れる美女たち 上

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    「男が女に“愛してる”といったら、パンツを脱がせて一物を突っこみたいというのが本音だよ」

    ――何かと分断が取り沙汰、懸念される世の中だが、男と女という、最も身近な分断の元をメインにした、パンデミック?SFホラー。女性への愛は、斯くの如くでない自分でありたい。

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    2023年09月10日
  • 眠れる美女たち 下

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    「男が女に“愛してる”といったら、パンツを脱がせて一物を突っこみたいというのが本音だよ」

    ――何かと分断が取り沙汰、懸念される世の中だが、男と女という、最も身近な分断の元をメインにした、パンデミック?SFホラー。女性への愛は、斯くの如くでない自分でありたい。

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    2023年09月10日
  • 眠れる美女たち 下

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    イーヴィ という存在はなぜ表れたのか?
    どこから?何のために?誰によって?

    眠った女たちは繭に包まれ、繭の中の肉体はそのままに、別の時が流れる街に現れる。
    飲食をする精神体?物を作ることもできるようだけど……時空を超えたドッペルゲンガー?
    肉体が失われると街での姿も消えてしまう?

    そういう世界なのと言われればそれまでなんだけど……
    納得しきれないなぁ

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    2023年03月11日
  • 眠れる美女たち 上

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    主な登場人物 42人
    読み始めから人物の特定に苦労する。クリント と フランク をよく勘違いしてしまう なんで??
    夫婦 親子 同僚 警察 刑務所 う~~ん。イメージが固まらないうちに次の出演者が登場する。最後まで固定できてたのはイーヴィだけかもしれない。

    女性だけがかかる病 という不思議な状態に男たちはどう対応していくのだろう?

    あれ??男だけがかかる疫病による……
    よしながふみ原作の「大奥」を思い出した。

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    2023年03月09日
  • 眠れる美女たち 下

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    ネタバレ

    2023.1.20
    面白かったけど、これをハッピーエンドとするかどうかは読者次第って感じ
    個人的にはミストと同レベルでしんどい…

    ジャネットのとこ、もう少しどうにかなんなかったのか……

    エンジェルの存在が唯一ハッピーエンド。
    イカれてるかもしれないけど、大好きなキャラ。
    彼女が幸せならそれでいいかもしれない

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    2023年01月21日
  • 眠れる美女たち 上

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    2022.1.17

    自分が女だからかな、頭をブンブン振って同意したい場面がたくさんあった。
    世の中の大半の女性が体感してきたであろうフラストレーションをぶった斬ってくれる場面があって気持ちいい。

    ただ、下巻のドンピーターズとフランクの動向が気掛かりすぎる…
    この世界の女性たちがこれ以上危険に晒されませんように…

    居酒屋で教授(名前忘れた)が熱弁してた、
    世界中から男が消えても女は生き延びていけるが
    女が消えたら男は死んでいくだけ
    みたいなセリフが印象深かった

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    2023年01月17日
  • 眠れる美女たち 下

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    ネタバレ

    下巻なのでどうしても感想にはネタバレが含まれてしまう。



    男がいなくてもアチラの世界できちんと生活を営んでしまえている女たち。
    水道管を修理し、電気を引き、カートを修理し、家を修繕し、畑を作り、学校を始めて 恋人も得て。
    子供ができないという難点はあるが、妊娠している女が男を産めば女の世界で育まれた男が誕生し、決して争いでなんでも解決したりはしない。
    とはいえ時間の問題であってある程度男が増えれば同じような道を辿りはするのだろうけれど。
    でも結局・・・。
    男たちが少しは変わるのかしら。
    女たちも自分たちが何かを成せることを知って強くなれるのかしら。
    SFホラーファンタジーって感じ?
    違う世

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    2025年07月29日
  • 眠れる美女たち 上

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    良くも悪くも今風の小説だった
    父キング特有のホラー感は少なかったけど、得体の知れない不安にゾクゾクはした
    男女が別れて各々の生活を営むことで、これまであった問題や、愛おしさを再認識するというのも人間の残された可能性を示すようで面白かった

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    2025年01月03日
  • 眠れる美女たち 下

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    テンポは素晴らしいものがありました。こういう群像劇を描くのは非常に筆力のいることだし、これだせの物語を描き切るのは中々大変だと思う中で、構図がはっきりとしてるので分かりやすかった。
    しかし、後半にかけて展開がダラつき、最終的な着地には失敗した感じがあり、残念。

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    2023年04月16日
  • 眠れる美女たち 上

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    世界からすべての女性がいなくなったらvsすべての男性がいなくなったら…
    自分がどっちかということを置いておいても面白い。

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    2023年03月15日