土屋哲雄のレビュー一覧
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ワークマン式「しない経営」 4000億円の空白市場を切り拓いた秘密
仕事に追われる毎日に疲れた人にこそ読んでほしい経営書です。
ワークマンは、残業なし、ノルマなし、期限なし、過剰な接客や社内行事もしないという異例の「しない経営」を貫き、社員のストレスを大幅に減らしました。これにより社員が自発的に動き質の高い仕事を実現。独自の「エクセル経営」で効率的にデータを活用し、競合と競わずに4000億円の空白市場を切り拓きました。仕事も社員も無理せず大切にするこの経営哲学は、育児や家庭と両立しながら働く自分にも響き、現代の働き方に新たな視点を与えてくれます。経営と人の関係を見つめ直したい人におすすめの一冊 -
Posted by ブクログ
データ活用ゼロだったのにエクセル経営をスタートした立役者が著者。
Q.株価も評判も右肩上がりのワークマンの経営とは?
A.全社員がエクセルによるデータ活用をできるよう教育、風土を作り、「しない経営」による社員第一主義を実践した経営
以前はコミュ力がある社員が活躍、出世していたがコミュ力がない社員もエクセル経営によるデータ活用で活躍できるようになったそう。
上司の意見は50%間違っていると明言し様々な社員の意見を聞いていくのは経営者として尊敬できるし、社員のやる気も上がるなあと思う。
失敗を心から歓迎する風土作りや褒めて自信も持ってもらうこと、やり抜くには夢、希望、興味が必要でトップダウンで -
Posted by ブクログ
大切なのはデータだ!
全員データ経営だ!!
すぐに実践可能な実用書だと感じた。
なんかダサいとか軽視されがちなエクセル資料。
そんなエクセルの良いところが再認識できた。
データさえいれておけば好きなように加工できる点だ。
今流行りのAI化すると決められたデータしかでてこない。
数字が加工されて出てきてしまう。
世の中AIを不必要にありがたがる傾向がある。
大金をかけてAI化する意味あるのか?と思わせてくれた一冊。
・思いつきで発言しない。
大事なのはデータ。エクセルを加工、使いこなせれば一つ上の高みにいける。
・市場での戦いは2つある。
市場を広く捉えて浅く進むか、狭く捉えて深く進むか?
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Posted by ブクログ
さまざまな立場から、ワークマンいいじゃん、と思える一冊。
やることを決める=やらないことをはっきりさせる、データを全員が活用し事実を正として議論ができる風通しの良い企業、という印象。
取り組み事例が淡々と平易に描かれる中で、経営理論と紐づくように解説されていて、経営学の書籍を読んだ後に読むと、理論ドリブンの経営のケーススタディ本としても読める。
投資する側、働く人、ワークマン顧客、いずれの立場からも好感を持って受け止められる一冊。
とくに働く立場で考えると、価値を産まない内向きな仕事がない(話半分かも)のは大変魅力的。
一社員の立ち位置では、実践できないものの、モノの考え方と実践結果スタディ -
Posted by ブクログ
◾️ワークマンプラスを実現した「6+1」の視点
・自社の強みを見つける:強みが新市場で通用するか
・なければ、強みを育てる:多少時間をかけてもいい
・進出市場を選定する:大きな競争市場は避ける
・市場を細分化してみる:小さい市場ほど競合が少ない
・社員のやる気を引き出す
・小規模でテスト参入する
・問題なければ本格的に参入する
◾️自社の強みを見つける
・製品力(差別化された製品)
・顧客関係力(固定客の囲い込み)
・運営力(現場の改善力、低コスト運営)
◾️ノルマとプレッシャーをかけない
製品力強化のために、PB製品に力を入れることにした。
当社のマーケティング戦略では、広告宣伝しな -
Posted by ブクログ
目的が明確、かつ、誰もが操作したことのあるアプリケーションソフトにフォーカスしたExcel基本機能とExcel関数の活用方法はとても参考になりました。
特にExcel関数の応用編では、Excel関数の組み合わせ方により、できることの幅が広がることを学ぶことができました。手作業ではなく、Excel関数でどこまで作業が自動化できるのか?考える勇気をもらえました。改めてもっとできないのか?自問自答していきたいと思います。
定型の分析資料の作成作業は、できるだけ自動化させ、空いた時間で、その分析結果を読み解くことが、本来の仕事だと再認識しました。