藤谷千明のレビュー一覧
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面白いと思いました。
ふとしたきっかけで女風に行った後、自分は120分2万円というお金を何に支払ったのだろう?と考えたことから、性風俗業界の様々な人たちに取材していく。
挙句の当てには周りの反対を押し切って男性風俗で働いてみるという体験までしている。
以下、引用
「自分という人間そのものの魅力だけでは、性的な関係や親密さを手に入れられない。取引が成立しません。だから、その足りない部分をお金で埋め合わせしていることになる。それは言い換えれば、本来ならばそこになかったはずの相手の「同意」をお金で買っていることになります。」
そんなふうに色々理屈をつけないといけないものなのか?とも思ってしまう。
もっと割り切って、『女性が自分の機嫌は自分で取る』というスタンスではいけないのかなあ。 -
Posted by ブクログ
わたし自身もゆるふわライトオタクなのと
(すぐに色んなジャンルに首をつっこんでしまう)
一人っ子ということもあり老いに
これから先どうなるんだろうか……という不安は
いつもよぎっている。
幸いパートナーはいる、けれどいつその関係も永続するかは神のみぞ知る。
そんなのとき、価値観が近く、ふわっと
あ、この人たちとなら一緒に暮らせるかもしれない
という夢は誰しも思い描くのではないだろうか。
とはいえ、そんなに簡単には……というところで、
オタク4人が集まれば何がおきるかというと
フッ軽なのだ。推すことやりたいことに全力だからこそ、この生活がスタートできたのではという気持ちもある。実際にその生活はいろいろな試行錯誤もあるだろうけれど、ふわっとやっていけるのは彼女たちの価値観が似たもの同士でリスペクトがあるからだと感じた。
いいなぁ~と思う。この時代から未来にどんどん色んな考え方が当たり前になってくると思う。
これからも彼女たちの「文化的な家」が末永く続きますように。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最近、こういった女性同士のルームシェアに憧れて漫画とか、この本もタイトルに惹かれて読んでみました。
元々の友達でも、趣味が合うでも、楽しそうでいいですね!一人暮らしが楽で良かった時期ももちろんあったけど、同棲してみて分かることもあったし、ルームシェアも1回はしてみたいなぁと思ってます。まぁ、今まで読んだ作品みたいにうまく行くのかは分かりませんが。
解説にもありましたが、「それぞれが1番心地よく納得のいく形になるよう、価値観を擦り合わせていく。」「お互いを尊敬しあい、各々が心地よい距離感を保てるよう努力を続けられる」という考えにとっても共感しました。ルームシェアに限らず、人と関係を築いていく上で欠かせないことだなぁ、と改めて思いました。
小説ばかりでなく日常?エッセイが読めて気分転換になりました!
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Posted by ブクログ
〜オタク女子が4人で暮らしてみたら〜
-読み終わった後、すごくわたしも羨ましい気持ちになりました…
-この中に出てくる人みんな、自分の人生を精一杯生きてて、でも力んでなくて、ふっと力が抜けるような気持ちになれる一冊です!
-オタク女子4人がルームシェアで生活する話なんだけど、主人公(この作者)が体の痛みをきっかけにふと自分の将来への不安がブワッと押し寄せてくることを機に自分のコミュニティから一緒に住める人を探すのが最初です
-この歳になるとふとした瞬間に来るんだよね〜。「あ、わたしこのまま1人で死ぬのかな」とか「老後2,000万1人で背負うのか〜」とか…。
-今はいつも遊んでくれる子たちが沢山いるから安心だけど、歳の歩みは止められないからね…
-でもこのストーリーの中に出てくる人たちは私より全然年上だけど、私より全然楽しそうに生きてて、「将来わたしもこんな生活を送りたい!」って思えます
-刺さったのは3点!
①この人たちみんなで住んでるけど外部の友人を集めたパーティ以外はほぼ会話がないこと。
②みんな体調悪かったり仕事が鬼忙しかったりした時に「倒れても残機がある」ってみんな思ってること。
③みんなが「わたしがやらないと」と思っていること。サボり癖の人がいるとそもそもこの生活は成り立たないよね。
-たまにはこういうエッセイ仕立ての本を手に取るのもいいなって思いました
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Posted by ブクログ
2000年代以降、“その人らしさ“や“個人の尊重“が介護ケアにおいて当たり前になってきたからこそ、バンギャルちゃんたちのような趣味に生きる人たちの望む老後が未来のあるべき介護の1つなのかもしれないと感じました。
自分は血縁関係とそりが合わないタイプの人間なので認知症になったとき、“自分らしさ“や自分の意見の代弁をしてもらえるように備えなきゃとも思いました。同時に「生き方の近い人」「一緒に住みたい人」と老後を過ごせたら楽しいだろうな…それが嫁や子供といった家族である必要もないなと感じ、今の友達を大切にしようとも思いました。
多様な時代、技術の進んだ時代だからこそ自分に寄り添った老後を考えるための知識と備え、ついでにユーモアが必要なんだなと痛感しました。
p74の『さまざまなクラスタ同士がゆるく繋がった、Twitterのタイムラインみたいな施設』が自分にとっても理想的でした。
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Posted by ブクログ
ネタバレ男が女を買うことは「当たり前」で、女が男を買うことは女側に何かしら事情があると考えられることが多い。結局、どちらも性的搾取であることに代わりはないけれど、この「当たり前」の差はなんだろう。普段あまり印象に残った1行とかないのだけれど、男性セラピストが「自分も傷ついていた」と気づいたことは、胸に響いた。男であっても女であっても、搾取される側は傷つくけれど、じゃあそれと労働の違いはなんだろう。性が絡むと、なぜか問題が大きくなる気がするのはなんでだろう。答えの書いてない、ふわっとした読み心地の本だった。
性と労働の差は、「欲望」の有無だって。でも、じゃあ、性のほうが軽く見られてもいいという訳でもない。欲望も達成できて、お金も得られるならいいじゃないとはならない。「傷つく」分、単価が高い。でも、身なりを整えることを考えたら、割に合わないかもしれない。売るということはとても大変な、覚悟のあることなんだと思う。 -
Posted by ブクログ
オーストラリアに帰国してから
最初に手に取った本
日本における、女性男性の視点は
ある意味独特であると感じる
オーストラリアで暮らし始めて1年とすこし。
今までは、
なんで私が女だからってレディファーストしてくるの!みんな平等でしょう!
と拗らせていた私だったけど、
最近では,女として大切にされることが
当たり前になってきている
女として、
大切にされることと、
女性が持つ何かのプライドが、
ぶつかっているような気がする
そういう気持ちを紐解きたくて、
この本を手に取った
私の疑問を解決してくれる,というよりは、
私の疑問に寄り添ってくれるような、
一緒に考えてくれるような本だった