あらすじ
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貯金なし・配偶者なし・知識なし(でもオタク仲間はいる)のオタクに、“明るい老後”はやってくるのか!? 介護系ウェブメディア「tayorini by LIFULL 介護」で話題沸騰の異色連載が、パワーアップしてついに書籍化。「老後はオタク仲間で一緒に住もうぜ!」「家族にとらわれず、気の合う友だち同士で暮らしたい」……近年、女性たちを中心によく挙げられるこうした「理想の老後」は実現可能なのか? 介護資格をもつアラフォーのバンギャル2人が、介護業界に取材していく体当たりルポ・エッセイ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
久しぶりの蟹めんまさん書籍!しかも藤谷さんとの共著!2~3店舗探してやっと購入。(書影見せてないのに発見したのは夫だったがw)
やっぱりこのお二人のキャラクターも含めて面白くて大好き。メインは老後・介護だけど、隙あらばV系ネタぶっこんで来るし、登場人物も様々で…まさか介護ネタで大島暁美さまのお名前を見るとは。
なかなか為になる1冊だった。
元気なうちに私もエンディングノート準備しておこうかなぁ。周囲の人間にも回覧しよう。
「死」は日常の先にあるもの、特別視するもんじゃなくて身近なこと。だから日頃から話題にすべきネタだよなぁ。
でも一番衝撃受けたのは「はじめに」部分でめんまさんが既婚&離婚を暴露されていたことw
Posted by ブクログ
2000年代以降、“その人らしさ“や“個人の尊重“が介護ケアにおいて当たり前になってきたからこそ、バンギャルちゃんたちのような趣味に生きる人たちの望む老後が未来のあるべき介護の1つなのかもしれないと感じました。
自分は血縁関係とそりが合わないタイプの人間なので認知症になったとき、“自分らしさ“や自分の意見の代弁をしてもらえるように備えなきゃとも思いました。同時に「生き方の近い人」「一緒に住みたい人」と老後を過ごせたら楽しいだろうな…それが嫁や子供といった家族である必要もないなと感じ、今の友達を大切にしようとも思いました。
多様な時代、技術の進んだ時代だからこそ自分に寄り添った老後を考えるための知識と備え、ついでにユーモアが必要なんだなと痛感しました。
p74の『さまざまなクラスタ同士がゆるく繋がった、Twitterのタイムラインみたいな施設』が自分にとっても理想的でした。