あらすじ
お金がない、物が増えていく、将来が不安!そんな思いで始めたアラフォー女性のルームシェア。SNSで集まった4人の共通点は「オタク」であること。推しバンド解散の日はお通夜状態、共用費で『鬼滅の刃』を購入、「おそ松さん」3期決定で焼き肉パーティ......本名も知らなかった仲間との最高な一年を綴る、ゆるくてリアルな日常エッセイ。
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Posted by ブクログ
めっちゃ面白かった!オタク友達とルームシェアいいなー!昭和オタクなので一緒に喫茶店に行ったり全盛期を過ぎたバンド(失礼)のライブに一緒に行ったりDVD観たりしたい
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羨ましい。すごく楽しそう。「相手に悪いから、できるときは自分がやる!」という、誰にも無理のない家事の分担、素晴らしい。よい相手とめぐりあえたのは、幸運か、人徳か。会話の独特な言い回しがコミカル。「各々自立して元気だからできている」「この生活が一生続くわけではない」に不安もありそうだが、その時々であう仲間を見つけられる仕組み、家を借りやすい仕組みがあるとよいなと思った。
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シェアハウスしたくて予習本として買いました!
先人のアドバイス、ためになる!ところもあればこの方々達だからこそ成せるところもたくさんありました。楽しみになってキタァ!
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あ~、買ってよかった。
蟹めんまさんの漫画を読んでいたら度々登場していた藤谷さん。
近年だと「マツコの知らない世界」で「V系の世界」を熱弁されていた、あの藤谷さん!
が、何やら面白い生活をつづったらしい。本屋でたまたま目にしてすっと手に取った私、すごい。超面白かった。
寮生活を除くと、家族じゃなければ・恋愛関係でなければ「他人との共同生活」はできないよ、という風潮が強い我が国。シェアハウス等も増えていると聞くが、メディアが垂れ流す情報はどうも信用できない。結局色恋沙汰とかトラブル起きそうだし。
老後は気の合う友人と仲良く一緒に暮らせたら、一度は軽く夢見る計画をアラフォー女性4名が実践。発端から具体的な手続き、日常の描写。とてもわかりやすく、愉快に、読みながら「いいなぁ、いいなぁ」と心の中で連呼。
10年以上、ゆるっとつながった趣味友達だからこそ成しえるこの暮らし。自立して、何となくの性格も知っていて、お互いを思いやる気持ち、適度な距離感。全て備わってこそこの理想郷が作られた。
(でも暮らすことが決まって初めて本名を知る!という展開に笑った)
これからの時代に大変有意義な1冊だと思います。
Posted by ブクログ
わたし自身もゆるふわライトオタクなのと
(すぐに色んなジャンルに首をつっこんでしまう)
一人っ子ということもあり老いに
これから先どうなるんだろうか……という不安は
いつもよぎっている。
幸いパートナーはいる、けれどいつその関係も永続するかは神のみぞ知る。
そんなのとき、価値観が近く、ふわっと
あ、この人たちとなら一緒に暮らせるかもしれない
という夢は誰しも思い描くのではないだろうか。
とはいえ、そんなに簡単には……というところで、
オタク4人が集まれば何がおきるかというと
フッ軽なのだ。推すことやりたいことに全力だからこそ、この生活がスタートできたのではという気持ちもある。実際にその生活はいろいろな試行錯誤もあるだろうけれど、ふわっとやっていけるのは彼女たちの価値観が似たもの同士でリスペクトがあるからだと感じた。
いいなぁ~と思う。この時代から未来にどんどん色んな考え方が当たり前になってくると思う。
これからも彼女たちの「文化的な家」が末永く続きますように。
Posted by ブクログ
最近、こういった女性同士のルームシェアに憧れて漫画とか、この本もタイトルに惹かれて読んでみました。
元々の友達でも、趣味が合うでも、楽しそうでいいですね!一人暮らしが楽で良かった時期ももちろんあったけど、同棲してみて分かることもあったし、ルームシェアも1回はしてみたいなぁと思ってます。まぁ、今まで読んだ作品みたいにうまく行くのかは分かりませんが。
解説にもありましたが、「それぞれが1番心地よく納得のいく形になるよう、価値観を擦り合わせていく。」「お互いを尊敬しあい、各々が心地よい距離感を保てるよう努力を続けられる」という考えにとっても共感しました。ルームシェアに限らず、人と関係を築いていく上で欠かせないことだなぁ、と改めて思いました。
小説ばかりでなく日常?エッセイが読めて気分転換になりました!
Posted by ブクログ
将来が不安で夜泣きしていた藤谷さん。そんな時、閃いたのは『オタク友達とのルームシェア』だった!
適度な距離感が平穏の秘訣。お互いのこだわりを尊重しつつ、趣味を楽しみ、共有したりして...羨ましい。この生活は継続中なのかな?気になる。
Posted by ブクログ
〜オタク女子が4人で暮らしてみたら〜
-読み終わった後、すごくわたしも羨ましい気持ちになりました…
-この中に出てくる人みんな、自分の人生を精一杯生きてて、でも力んでなくて、ふっと力が抜けるような気持ちになれる一冊です!
-オタク女子4人がルームシェアで生活する話なんだけど、主人公(この作者)が体の痛みをきっかけにふと自分の将来への不安がブワッと押し寄せてくることを機に自分のコミュニティから一緒に住める人を探すのが最初です
-この歳になるとふとした瞬間に来るんだよね〜。「あ、わたしこのまま1人で死ぬのかな」とか「老後2,000万1人で背負うのか〜」とか…。
-今はいつも遊んでくれる子たちが沢山いるから安心だけど、歳の歩みは止められないからね…
-でもこのストーリーの中に出てくる人たちは私より全然年上だけど、私より全然楽しそうに生きてて、「将来わたしもこんな生活を送りたい!」って思えます
-刺さったのは3点!
①この人たちみんなで住んでるけど外部の友人を集めたパーティ以外はほぼ会話がないこと。
②みんな体調悪かったり仕事が鬼忙しかったりした時に「倒れても残機がある」ってみんな思ってること。
③みんなが「わたしがやらないと」と思っていること。サボり癖の人がいるとそもそもこの生活は成り立たないよね。
-たまにはこういうエッセイ仕立ての本を手に取るのもいいなって思いました
Posted by ブクログ
あっという間にというか
いつの間にか読み終わってしまうくらい
なんだか話を聞いてる感覚で読める本だった
コロナ禍のあの家から出れない時期の
このシェアハウスって本当によかっただろうな〜
誰かがいるのが苦痛に感じるのとは
逆に誰にも会えない生活の中で
家の中に人がいてくれる 話ができることってありがたいと思う
ぜひ続編もでてほしい!
Posted by ブクログ
読みやすかった。
フィクションのように思えてノンフィクション笑
いざ自分がシェアハウスってなるとたぶんこの本に書かれているようにはいかないだろうなぁと。
基本一人好きなので笑
『モモ』を持ってる私はオタクかもしれない。
Posted by ブクログ
オタク女子のシェアハウス!?
そもそも私がシェアハウスもしないのと、ついぞこの本の中で登場する人達のように夢中で追っかけというものがないので私にとってはかなり新しい世界だった。
シェアハウスならではのそもそも住むまでが大変なことそして生活する上で気をつけることなどなどと私だったら誰かがずっといる感覚でできないなぁと思いつつも、皆んな共通?お互い分かり合える趣味があって集まり、支え合いながらワイワイする風景に憧れもした。
親しき中にもとはあるがやっぱりお互い一線を引いて配慮し続けるのが長続きする円満な人間関係なのかなと感じた。
Posted by ブクログ
藤谷さんが実際に4人でシェアハウスするまでの過程と4人で暮らしていてどうかって話しを具体的に教えて下さっています。こんな生活なかなかできりことではないから…とっても興味深いと言う意味で楽しく読めました!
Posted by ブクログ
全オタクの憧れ、オタ友とのルームシェア。
オタクならではの台風対策、流しそうめんやたこ焼き器などでテキ屋化していくシェアハウス、実家から届く野菜×4などルームシェアの夢と現実が詰まっていて読んでいるだけで気持ちが弾む日常エッセイ。
他人同士が集まり暮らしていく上で必要な価値観のすり合わせ方や適切な距離感についても書かれていて、友達同士のルームシェアだけでなく、結婚や同棲など、他人と生活を共にすること自体のヒントになると思った。
Posted by ブクログ
つづ井さんのエッセイ版みたいな感じかと思ったら違いました。半分はシェアハウスに住むまでの苦労話。あと残りは住んでからの擦り合わせの様子。オタク活動は少な目。「どうして親は還暦を過ぎると畑を耕すのか」には笑いました。
Posted by ブクログ
体験談だから読みやすくてスラスラ読めた
こういう生き方も楽しそうだしありなのかなって思った!丁度いい距離感でそれぞれ自立していて自分と価値観が合えば友達や恋人でなくても一緒に暮らしていけるんだなって改めて納得させられた1冊だった!
Posted by ブクログ
「ねえねぇ、オタクルームシェアしない?」
恋人と別れ一人になり、子供じゃないのに、一晩中夜泣きしてしまった、著者は、気の合うオタク仲間に、上の一言を投げかけた。
40を手前に、ルームシェア、中々ハードルが高い
なかで、お互いの趣味を共有できる、理想の生活。
まずは、物件探しから、審査から、家賃の分担など、様々な問題に直面する。
気の合う他人同士だからこそできる、ルームシェアだと思う。これが、恋人とか家族とかだったら
どうなっているのか、他人同士だからこそ、共有できる価値観だったり、リスペクトがあると感じました。あと、オタク特有のいい意味での、距離感もあると思います。こういう生活に憧れますね。