あらすじ
お金がない、物が増えていく、将来が不安!そんな思いで始めたアラフォー女性のルームシェア。SNSで集まった4人の共通点は「オタク」であること。推しバンド解散の日はお通夜状態、共用費で『鬼滅の刃』を購入、「おそ松さん」3期決定で焼き肉パーティ......本名も知らなかった仲間との最高な一年を綴る、ゆるくてリアルな日常エッセイ。
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Posted by ブクログ
あ~、買ってよかった。
蟹めんまさんの漫画を読んでいたら度々登場していた藤谷さん。
近年だと「マツコの知らない世界」で「V系の世界」を熱弁されていた、あの藤谷さん!
が、何やら面白い生活をつづったらしい。本屋でたまたま目にしてすっと手に取った私、すごい。超面白かった。
寮生活を除くと、家族じゃなければ・恋愛関係でなければ「他人との共同生活」はできないよ、という風潮が強い我が国。シェアハウス等も増えていると聞くが、メディアが垂れ流す情報はどうも信用できない。結局色恋沙汰とかトラブル起きそうだし。
老後は気の合う友人と仲良く一緒に暮らせたら、一度は軽く夢見る計画をアラフォー女性4名が実践。発端から具体的な手続き、日常の描写。とてもわかりやすく、愉快に、読みながら「いいなぁ、いいなぁ」と心の中で連呼。
10年以上、ゆるっとつながった趣味友達だからこそ成しえるこの暮らし。自立して、何となくの性格も知っていて、お互いを思いやる気持ち、適度な距離感。全て備わってこそこの理想郷が作られた。
(でも暮らすことが決まって初めて本名を知る!という展開に笑った)
これからの時代に大変有意義な1冊だと思います。
Posted by ブクログ
最近、こういった女性同士のルームシェアに憧れて漫画とか、この本もタイトルに惹かれて読んでみました。
元々の友達でも、趣味が合うでも、楽しそうでいいですね!一人暮らしが楽で良かった時期ももちろんあったけど、同棲してみて分かることもあったし、ルームシェアも1回はしてみたいなぁと思ってます。まぁ、今まで読んだ作品みたいにうまく行くのかは分かりませんが。
解説にもありましたが、「それぞれが1番心地よく納得のいく形になるよう、価値観を擦り合わせていく。」「お互いを尊敬しあい、各々が心地よい距離感を保てるよう努力を続けられる」という考えにとっても共感しました。ルームシェアに限らず、人と関係を築いていく上で欠かせないことだなぁ、と改めて思いました。
小説ばかりでなく日常?エッセイが読めて気分転換になりました!
Posted by ブクログ
あっという間にというか
いつの間にか読み終わってしまうくらい
なんだか話を聞いてる感覚で読める本だった
コロナ禍のあの家から出れない時期の
このシェアハウスって本当によかっただろうな〜
誰かがいるのが苦痛に感じるのとは
逆に誰にも会えない生活の中で
家の中に人がいてくれる 話ができることってありがたいと思う
ぜひ続編もでてほしい!