垣内勇威のレビュー一覧
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LTVに対するモヤモヤが少しクリアになったかもしれない・・・
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・LTVは企業視点、顧客視点両方を満たさなければならない
・LTVを高めるには
×全体改造:お客さまの行動を全部変えることは困難、囲い込みは幻想。「お客さまは自由に生きている」
○部分改善:ジャーニーのボトルネックとなっている箇所を小さく改善していく
・LTVを損ねるボトルネックを類型化して解消するフレームワーク「MAST」
Meet:認識までの障壁が高い→ジャーニーの隙間を狙うライトな接点を用意
Attract:顧客に魅力が伝わらない→接客を駆使
Sense:顧客の状況がわからない→接点を増やし顧客情報を取得
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Posted by ブクログ
今や何かを買うのにスマホで検索、SNS、口コミなどを利用しないことはない。一方でスマホを触っていると最近調べたサイトに関連した広告が出てきて驚いたり、身に覚えのないメールマガジンが大量に送られて辟易したりもよくある。
この裏側では、多くの人がデジタルマーケティングと称して様々な人、お金が動いている。企業のマーケティング担当者は、競合との検索上位やクリック数、登録者数を競い、日々サイトやメール、広告出稿にいそしんでいる。
本書は、このような企業のデジタルマーケティング活動を、意味のない業務をして自己満足に陥っていると批判する。顧客行動を調査し、目的を明確にしてやるべきことに注力すれば、もっと -
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ネタバレ業界を俯瞰してインターネットに妄想を抱いている人へのあてつけのようなスタイルで説明が始まるところに賛否両論なのだと思う。
自身は久しぶりにインターネットの業界にもどってみて、勉強になったのでよかったです。
いま業界の全体を俯瞰したい、ザーッと把握したい場合にはいいかも。
以下自身の読書メモなので。
■チャプター1
デジタルは万能じゃない限界と用途を分かっておくべき
セルフサービスでありユーザーは好きなものしか見てくれない
→目的を持った行動している
デジタルは見込逆を大量に集めることに適してる
デザインとかはどうでもよくて二の次
デジタルはそもそも対面のようなサービスはできな -
Posted by ブクログ
テレワークが増えてお客様のところに直接訪問するのが難しい中で、今後どうしていけばいいか自分なりに考えていたなかで見つけた本。
ニーズが顕在化していない時にはとにかく接触回数を増やすことが必要で、それにはデジタルは最適だという主張が印象的だった。商品の紹介やアンケートをメールで行うことで、時間もコストもカットしたうえで、お客様情報を収集することができるという点は今すぐにでも実行できることだと参考になりました。デジタルのメリット、デメリットを把握した上で、最大限デジタルを生かすことが求められると思うので、定石をまずは実行するところから始めたいと思います。 -
Posted by ブクログ
デジタルマーケティングの考え方や、ビジネスモデルごとの定石パターンなどを紹介しており、WEBマーケティングを行う際に、読みながら実践していきたい本。
・デジタル上では、見込み客の質を問わずに、量を増やす方針が常に正解 @23
・検索経由でWEBサイトに訪れてから離脱するまでの平均滞在時間は1分未満。平均閲覧ページは2ページ以下
・ユーザーは自分の関心ある情報以外、見ない p50
・顧客主導のマーケティング。
→☆顧客に毎年会い、顧客がどのようにサイトを使っているか観察。
→再現性が出せるか考えてみる
・顧客が買うまでの流れを
「日常生活」:無関心な顧客に対して、名前を覚えてもらい、将来ニー -
Posted by ブクログ
冒頭で著者のWAKUL垣内氏が「『車輪の再発明』に終止符を打つことを目的」と宣言しているように、顧客獲得までのポイントや留意事項をステップバイステップでかなり細かく語られている。しかし、その内容は個別具体的な色合いが濃く、営業の精神論やマーケティングの心構えといった内容が多いように感じる。
「足で稼ぐ営業からの脱却」を目標としながらも、前半ではがっつり足で稼ぐ社内営業の大切さを説き、やや肩透かしを食らう(たしかに非常に大切な論点ではあるが)。個の力にフォーカスしている印象で、タイトルがミスリードしているので、もう少し組織として行うBtoBマーケティングの基礎や枠組みの話を聞きたかった。 -
Posted by ブクログ
「デジタルは万能ではない」という事実を認識する必要がある。データで行動履歴が取れるからといって、ユーザのことを理解できるわけではない。デジタルにはできることとできないことがあることを理解する。デジタルは既存のビジネスの機能を代替する「手段」の一つにすぎない。既存のビジネスを理解し、その機能をいかにデジタルで代替できるかがカギとなる。仮説を検証するためのデジタル。結局仮説を立てる力が大事って話。
デジタルでは「見込み客の質」を高められない
└デジタルは、お客さんになる見込みが少しでもありそうな人を、大量に集めることに注力すべき。見込み客の質を判断できる情報をヒアリングし、そのあとは営業担当が自