柏淳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この反対、僕の妻は発達障害
というのはないのだろうか?
カサンドラは妻だけのもの?
本書の中では、解決策としては
離婚や別居が多い。
今まで読んだ本の中には夫婦とも
なんらかの発達障害をかかえてるのが多かった。
一言で発達障害といっても
色々なパターン、性格や行動の違いがある。
という面では、DVなどのパワハラモラハラ夫も、
自分から働きかけもなく受動的でおとなしそうに
見える、ロボット的な夫も
相手の気持ちを理解することができない、という
点であれば同じなのかな。
会話もない熟年夫婦とか、、こーゆーのも
あるあるなんだなぁ。
周りの支援者は、大事だなと思う。
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Posted by ブクログ
「別居や離婚もあり」というのがしみじみ理解できました。
「発達障害」の診断に囚われることなく、つらい思いをしているならば、自分だけでがんばるのではなく、別の道を歩むのもアリだよ、と本書では伝えられています。
もちろん、双方に歩み寄る気持ちがあり、ともに協力し合うことができるならば夫婦関係の継続も可能であることも示されています。
ひとりでなんとかしようとするのではなく、ふたりでなんとかしようとすることが大切。
ふたりで歩めないならば、それぞれの道に分かれていくことも、選択肢としてあるのだということ。
苦しい思いをしている女性たちの助けになる一冊だと思いながら読みました。 -
Posted by ブクログ
ADHDやADHは、他の障害を含めて互いに関連していて、とくに幼児期の診断においては、これらを区別することは困難であることを学んだ。
それを含めた様々な理由により、診断を下すのが困難である。血液検査のような測定できる指標がないのも、医師の大変さが想像できる。
成人期ADHDの特徴も挙げられていて、私もそれなりに合致しそうな感じがする。遺伝性もそれなりにあり、両親の様子もしっかりヒアリングする必要があるとのこと。すべての担当医師がじっくり対応してくれていることを望む。
成人の発達障害の患者さんは、受診先に困っているようで、医師数の増加と、患者が探しやすい(担当分野を明示する)ように、業界とし