【感想・ネタバレ】私の夫は発達障害?のレビュー

あらすじ

発達障害特性のある夫との関係に苦しみ、悩む妻は少なくありません。
「変わらない夫」に苦悩するよりも、うまく距離をとることで、あなた自身の人生を「幸せ」に生きてよいのです。
あなただけが必要以上の努力をし、疲弊する必要はありません。
本書では、6組の夫婦のエピソードと、発達障害当事者である夫の体験談を例に挙げ、妻が夫とうまく距離を保ちながら、自分の幸せをつかむための具体的な方法を、夫への関わり方に加え、妻の性格傾向にも触れながら紹介しています。
いろいろな夫婦関係のあり方を踏まえて、妻が自身の生き方を見つめ直し、「本当の幸せ」をつかむためのヒントが詰まっています。
自らもカサンドラ症候群を体験し、カサンドラ支援団体の代表も務める専門カウンセラーだからこそ伝えられる、苦悩する妻の背中を後押ししてくれる一冊!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

イラストや体験談がのってて読みやすかった。
専門用語も少なめなのでスムーズに読める
当事者の思いに寄り添っている!

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2024年08月26日

Posted by ブクログ

この反対、僕の妻は発達障害
というのはないのだろうか?
カサンドラは妻だけのもの?

本書の中では、解決策としては
離婚や別居が多い。
今まで読んだ本の中には夫婦とも
なんらかの発達障害をかかえてるのが多かった。

一言で発達障害といっても
色々なパターン、性格や行動の違いがある。
という面では、DVなどのパワハラモラハラ夫も、
自分から働きかけもなく受動的でおとなしそうに
見える、ロボット的な夫も
相手の気持ちを理解することができない、という
点であれば同じなのかな。
会話もない熟年夫婦とか、、こーゆーのも
あるあるなんだなぁ。
周りの支援者は、大事だなと思う。

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2025年09月23日

Posted by ブクログ

別れを選んで悪いわけではない、そんなふうに思える本だった。カサンドラと思われる自分が悪いということもない。自分の幸せのために生きていい。
具体的な行政支援などの掲載もあり、調べるとっかかりともなった。

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2025年05月05日

Posted by ブクログ

パートナーの発達障害に苦しむ方向けの、今後の一歩を考えられる本。現実逃避をせず、問題と立ち向かいながら、同居・別居・離婚という3つの大きな選択肢の中でのケーススタディを紹介。本人がどのように法やシステムを活用するべきかをわかりやすく紹介している他、周りはどのように支援を行うべきなのかもわかる気がする

不満等、伝え方の工夫(p.83)
①具体的に伝える
②伝えることは一つにする
③夫が落ち着ける環境で伝える
④文字で伝える
⑤冷静に伝える

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2022年03月15日

購入済み

ホッとした

アスペルガー受動型の夫を持つ方の項を見て、すごくホッとしました。
まさに私の夫と同じ人。それに対しての妻の思いもまさに私そのもので、救われました。
さみしさ、嫌悪感、罪悪感。嫌だと思っていいんだ!それだけで救われました。
いろんなパターンの人が紹介されているので、身近な人に当てはまる症状の人がいるんじゃないかな。なかなか周囲に理解してもらえないカサンドラの悲しささみしさを共感できる本だと思います。

#タメになる

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2021年05月06日

Posted by ブクログ

「別居や離婚もあり」というのがしみじみ理解できました。
「発達障害」の診断に囚われることなく、つらい思いをしているならば、自分だけでがんばるのではなく、別の道を歩むのもアリだよ、と本書では伝えられています。

もちろん、双方に歩み寄る気持ちがあり、ともに協力し合うことができるならば夫婦関係の継続も可能であることも示されています。

ひとりでなんとかしようとするのではなく、ふたりでなんとかしようとすることが大切。
ふたりで歩めないならば、それぞれの道に分かれていくことも、選択肢としてあるのだということ。
苦しい思いをしている女性たちの助けになる一冊だと思いながら読みました。

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2021年04月04日

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