松岡宗嗣のレビュー一覧
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試し読み
Posted by ブクログ
地球っこさんのレビューをみて読んだ本 シリーズ。。
すごく勉強になった。。
一橋大学アウティング事件で、一つの命が失われた。
きちんと相談もしていたのに。
そして、組織は内容を隠した。
これは絶対に許せない。
自分としては多様性を認め、人を偏見で見てはいけないと漠然と思っていた。
でも、この本を読んで、マイノリティの人にとって他人の心ない一言が命に繋がる事を知った。
社会がもっと成熟しなければ、、、
一体いつになればみんながわかり合えるのか。
無駄な命なんてない。
不幸なことがこれ以上起こりませんように。
メモ
026
つらいことがあったら言いなさいね。そしたらつらいことが半分になるか -
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試し読み
Posted by ブクログ
「アウティング」とは本人の性のあり方を同意なく第三者に暴露することをいいます。
本書では「アウティング」が社会で注目される契機となった「一橋大学アウティング事件裁判」に筆頭に他にもアウティングが発生した事例をいくつか提示し「アウティング」が大切な人の命をも奪ってしまう危険な行為であることを私たちが理解することを助け、また今後の社会をより良い方向へと導くために私たちが性の多様性という問題にどう対処していったらよいのか考えさせてくれる一冊です。
性の多様性だけでなく出自、人種の多様性も「アウティング」のリスクを抱えています。
私は本書を読んだことで「アウティング」という行為を軽率にする、してしまう -
Posted by ブクログ
全体的に読みやすさ、わかりやすさが素晴らしいです。
実際の誤解を解いてくスタイルは、こうした姿勢をとってきたひとびとへ気づきを与えることは間違いないし、他人事ではないのだと説得する威力もあると思います。
ただ全体的に優しい表現が多く、もう強調してもよさそうだなと感じる部分もありました。
(トーンポリシングといった問題もあるのでしょうが……)
>どんな言葉を使うかで悩むよりも、相手を尊重し、もし間違った言葉を使ってしまったら指摘してもらい、謝ることができる。そういった関係であれば、問題にはなりにくいはずです。
>セクシャリティマイノリティを「特別」なものや「腫れ物」として捉えるので -
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Posted by ブクログ
ネタバレ独身未婚中年男性の自分にとって、第5章までは特に目新しい情報はありませんでしたが、非常に良い本だと思いました。
自分にとっては、第6章の村瀬先生と田嶋先生の対談がすごく良かった。お二人の対談だけで1冊読みたいと思いました。
田嶋先生はTVだと男性を言い負かすほどの勢いでいろいろと物議をかもしていましたが(自分はTVタックルが好きでよく見ていました)、対談で語られている内容は非常に地に足のついた話だと思いました。
もっとも、自分は平成期日本のフェミニズムは労働政策的にはあまり上手く行かなかったと思っています。男女雇用機会均等法が出来た当時は経済的にはまだ上向きでしたが、バブルがはじけました。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレLGBTという言葉を仕事上も耳にするようになってきて、一度勉強しておこうと手に取りました。
マイノリティに対する配慮は善意のつもりでも理解できていなければ裏目に出ることもある、制度があっても利用にはカミングアウトがつきまとうなど。
多様性を考えるにあたり前提となる知識。これは全員が知っておくべきだと感じました。
以下引用
LGBTではない=普通の人?
女性の医師のことは女医というのに男性医師は男医とは呼ばないように、マイノリティには名前がつけられる一方、マジョリティには名前がなかったり知られていなかったりする。
セクシャルマイノリティではない人、つまりセクシャルマジョリティの人たちにも -