天野篤のレビュー一覧

  • 熱く生きる

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    天皇陛下の心臓手術をした「神の手」と言われた「天野篤」の名前は知っていたが、ここまでの超超超努力の人だったとは・・・!

    〈本から〉
    医師は、人の痛みを取り除く職業である。人と向き合い、寄り添いながら診察し、治療する。その入り口に立って困っている人がいれば、「どうしたんですか?」と尋ねるのは、臨床医のいちばん大切なところだ。

    医師は、どれだけ人に尽くすかが仕事である。医師に限らずとも、仕事の意義は、世の中にどれだけ役に立っているかにある。

    〈洗練されるということはどういうことか。それは、無駄をなくすこと。完全に無駄がなくならないと絶対に美しくはなりません〉 羽生善治

    「世のため人のために

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    2025年08月05日
  • 100年を生きる 心臓との付き合い方

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     身内の者が病気になったため、本書を読んでみた。有名な心臓外科医の先生だが、誰が読んでもわかりやすい平易な言葉で書かれていて、大変参考になった。
     基本的に、外科医の先生は、手術が好きなんだなあと思った。
     もし、心臓の手術が必要になったら、年間100例以上の手術回数がある病院で、腕の良い先生に診てもらうように、と書かれているが、緊急時はどこの病院へ運ばれるかもわからず、こればっかりは運だなあと感じた。

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    2024年08月06日
  • 熱く生きる

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    第一線の心臓外科医の生き様について。

    あらゆる業種に通底する「熱さ」の重要性。

    何度も読み返したい。

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    2014年08月24日
  • 熱く生きる

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    社会人2年目を迎えるときに読みました。
    命をかけて、自分の仕事に向かう姿に
    私自身の今の仕事や、これまでの勉強の姿勢が恥ずかしくなりました。
    あついひとです。

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    2014年04月20日
  • 熱く生きる

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    「熱い」人生哲学の書。
    私は医師ではなく、ソーシャルワーカーなので、職業人としての「あり方」は違うのですが、共感できるところが多くありました。

    天野篤先生には、NHKのプロフェッショナルで拝見して以来、ずっと憧れ続けています。

    人のために尽くすこと。
    そのために自己研鑽を続けていくこと。
    例えば、人の3倍努力をすること。

    人生の中で「背負ったもの」がその後の人生を決める、ということ。

    重く、胸に、ずしんと響くものがありました。
    命と向き合うことは、このように強い覚悟を要するものだということ。
    自分自身の覚悟を改めて問いただされた思いでした。

    読んでよかったです。
    気持ちがしゃっきりし

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    2014年04月10日
  • 熱く生きる

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    ネタバレ

    天皇陛下の心臓手術をした天野篤医師の本。
    「手術あきないの?」といわれることがある。そんなときは「あきません」と応える。自分が選んだ道で「飽きる」ということがあったとしたらそれは妥協して仕事をしているとしか考えられない。
    すばらしい。

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    2014年03月25日
  • 熱く生きる

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    心臓血管外科医 天野 篤先生(順天堂大学医学部心臓血管外科教授)のエッセイ『熱く生きる』

    タイトルの通り、医療者としての熱い想いと実践を記した書。
    天野先生の医療に対する想いや医師(医師道)についての考えがストレートに伝わってくる。

    医療現場にいると、このような熱い医師に遭遇することが、希(残念ながら)にある。
    医療のあるべき姿がうかがえる。
    この想いを確認できたし、自分の立ち位置を再確認できる刺激的な本だった。

    どこまでも厳しく、どこまでも優しい天野先生の考えと行動に書を通して触れることができたのに幸せを感じた。

    もちろん、医療現場にいない人達に受けて、医療現場で汗を流す人達に対して

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    2014年03月19日
  • 60代、70代なら知っておく 血管と心臓を守る日常

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    死因の上位にランキングされるのは、「ガン」と共に「血管に関わるもの」である。この本はタイトルに60代、70代とあるが当然ながら若い頃から意識しておく方が良いので読者ターゲット層は広い。

    血管の中にできる「プラーク」というものをご存じでしょうか、と始まる。歯垢?と思うが違う。プラークとは、血管の内皮に余分な「LDLコレステロール」などが蓄積してできた「かゆ状の瘤」のこと。LDLコレステロールは、「悪玉コレステロール」とも呼ばれ、動脈硬化を促進させ、狭心症、心筋梗塞、大動脈、動脈解離といった心臓疾患や脳梗塞につながる代表的なリスク因子。

    ー 動脈の内側の表面にあたる内皮細胞は、高血圧、高血糖、

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    2025年05月06日
  • 60代、70代なら知っておく 血管と心臓を守る日常

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    適度な運動、適切な食事が大事。
    それでも高血圧、高コレステロールになったら、薬も有効。
    心臓病、適切に薬も使って天寿を全うしましょう、という本。

    私は父親を心筋梗塞で53歳で失くしているし、
    自身も下肢静脈瘤で苦しみ手術で一本抜いたり、
    コロナのころに静脈血栓塞栓症になって、エリキュースのお世話になったり、、
    確かにあの薬で楽になった。
    医者はやめていいと言わないので、一年で勝手にやめちゃったけど、その後無事。

    気をつけながらマラソン走ろう。

    ●第1章=60代、70代の日常生活
    健康長寿をまっとうするための、食事からの生活習慣

    ●第2章=60代、70代と「暑さ」「寒さ」のこと
    風呂、ト

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    2024年10月19日
  • 熱く生きる

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    自己啓発本とビジネス書の間。
    タイトルのとおり熱く生きる。
    目の前の患者に全力で、できることを全てやる。
    どの分野でも、僕のフィールドでもそれは変わらないはず。
    目の前に全力になれれば、飽きるはずはない。ゴールはないんだから。
    ありがとう。

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    2022年07月29日
  • これからを生きる君へ

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    初めのほうは、著者さんの成長を追って書いてあるので、「自分はこうだったな」と思い返す事ができた。
    人の命を預かる医師目線での話はとても面白かった

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    2020年03月08日
  • これからを生きる君へ

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    私立大学定員厳格化や入試改革で、いきたい大学からいける大学へ志望を変える学生が多い近年の大学入試。そんな中でも、いきたい大学がある、やりたいことがあるなら、その思いを貫いて欲しいと思う1冊。

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    2019年11月30日
  • 熱く生きる

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    著者の医師道は一貫しているし、素晴らしい人格者だと思う。犠牲にしてきたものも多いが、それだけ外科医としての自覚が本のでさえ伝わってくる。

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    2019年06月12日
  • 熱く生きる

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    順天堂大学心臓外科医 天野篤氏による、医療への思いを綴った本。日大医学部出身でエリートではない道を歩んで心臓外科の第一人者まで上り詰めた人物だけあって、言葉のひとつひとつに重みが感じられる。心臓外科手術の経験からくる自信であろうが、妥協を許さぬその姿に感銘を受けた。
    「20代後半の研修医になったばかりの頃から、私は月曜から金曜までを勤務先の病院で寝泊まりする生活を続けてきた」p10
    「熱い思いで一生懸命になることが大切なのは、何も医師の世界だけのことではない。会社であれ、お役所であれ、お店であろうが、その存在と仕事が、世のため人のためになってこそ価値がある」p14
    「手術中、予期しない事態に

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    2018年11月04日
  • 熱く生きる

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    天皇陛下の冠動脈バイパス手術を担当した心臓外科医の著書。 医学部に入学するまでに三浪をしたが、卒業後は医局に所属することなく技術を磨く。患者への思いと手術に対する熱い姿勢が伝わる一冊だった。
    特に感銘を受けたのは、壁を取っ払ったところで通用するかを考える、の記載。自分の分野とは異なる世界、壁を取っ払ったところで通用する人になりたい。
    また、医師道を極めるとの内容は、そのまま理学療法士道とも捉えられる部分があった。ただの良いPTで終わらず、名PTになれるよう患者と向き合い、結果を数字や文章に表し、社会に貢献できる人材になりたい。

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    2017年02月15日
  • 熱く生きる

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    プロ意識がすごい。自分に厳しく、すべての時間を患者さんのために費やしている。
    あまったれの自分に、喝!を入れてほしい方に是非。

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    2015年06月08日
  • 熱く生きる

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    天皇陛下のバイバス手術を行った天野氏による、主に医学への熱い思いとその行動力をまとめたエッセイ集のようなもの。

    普通の人はこんなにできませんということをこれでも足りないのかというくらい書いてある。やはり極めるというのはこれくらいやらなければならないものかと思った。

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    2015年02月12日
  • 熱く生きる

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    【すごい人】

    医者の世界には強烈なヒエラルキーがあるらしく、日大医学部卒、順天堂大学勤務ながら天皇陛下の手術をするというのは大変なことらしい。その大変なことを成し遂げた医師の、タイトル通り「熱く生きる」話。序章の1ページ目から熱いよ。

    決して医療を語るための本ではないことはタイトルからも読み取れるが、一方で医者という仕事に対する強烈な矜恃、というか責任も熱く語られている。その熱さは勤務するチームの面々にも伝わっている。

    僕は自他共に認める熱く生きていない人間であるが、やはりこういう話を目の当たりにすると少し狼狽えてしまう。いまからでも熱く生きられるのかな、と。譲れない一線があったり、ネジ

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    2022年06月01日
  • 熱く生きる

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    ネタバレ

    天野先生の熱い思いが十分伝わる。「医師は何を考えて生きているのだろう、医師というだけですでに社会的評価も、待遇も得ている、さらに何を求めているのだろう」とか思いながら読み始めましたが、すぐに天野先生の熱い思いにこういった先入観が打ち砕かれました。患者を救う事に自分の人生ほとんどをかけて、さらに高みを目指す姿は、先生の言われる宮本武蔵のようでもあります。「医師道」、先生の造語ですが、本当に極めている人が発する言葉には重みがあります。

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    2014年07月06日
  • 熱く生きる

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    ひとつの仕事にこだわり続けて、成果を上げてきた自信が溢れるメッセージ。
    高校時代から浪人時代にかけての話、佐藤優氏、若田光一氏との対談企画も出てくると面白いのでは。

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    2014年07月05日