竹村俊助のレビュー一覧
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書籍編集者さんの著書。個人的は、書くことについて「しんどい」とは思わないのだけど、「書くことがない」「読まれない」「つまらない」など、書いていれば必ずあたる壁が目次に並んでいたので興味を持った。
取材の大切さや、基本のライティングセオリー、文字列の見え方を意識すること、最終章ではアウトプットすると見える景色についてまで、幅広く触れている。
ずっとブログやSNSなどを息を吸って吐くようにやってきた自分にとって、納得感の多い書籍だった。「自分の中には何もない」という冒頭の一文が印象的。でも、何もないけど、自分の中にしかないものもあるんだよね。(っていう話もあとの章で出てくる) -
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ネタバレ文章を書くことに真剣に向き合いたくてこの本を読みました。
「書くのってしんどいな」という漠然とした悩みを、著者の視点から具体的に掘り下げることができます。
書くのがしんどい理由
・書くことがなくてしんどい
・伝わらなくてしんどい
・読まれなくてしんどい
・つまらなくてしんどい
・続かなくてしんどい
特に印象的だったのは、おもしろい文章は「共感8割、発見2割」という言葉です。
人に読んでもらうためには「少しでも多く新しい情報を伝えないといけない」と思っていましたが、共感の重要性とメリハリのつけ方を知りました。
十分に共感してもらったところで、新たな発見を与える。
こうすることで、読者視点で -
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5つのしんどい理由、全部「わたしかな?」ってなるくらい共感した。
それぞれに対してのやることがわかりやすくて、しんどいけど、ちょっとやってみようってやる気になる本だった^^
・ネタを見つける
取材マインドを持ってお店とかに入るとか、ネガティブ感情ってネタになるとか、
自分にもネタってあるんだなと気づける。
あと、最初から詳細詰めて書くんじゃなくて、ざーっと書いて無駄を削っていく!っていう編み物と漆塗りの例えが面白かった。
・何を伝えるか考える
ネタを見つけたら、相手の知りたいこと(自分が読みたいことでOK)を考える。
書きたいことと読みたいことを円に書いて重なる部分を書くっていうのは、やっ -
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「書く」動作をしんどい→楽しいに変換するための方法が記載されている。
結論、作家マインド→編集者マインドへの転換が重要である。
つまり、
①ゼロから書かない
②編集者として日々の生活で疑問を持つ
③分かりやすい文章を書く
ことが編集者の心得として重要である。
大抵のことは先人たちが言語化しているので、0から何かを生み出すのは至難の技。
何かを指摘する作業は誰でもできる。
あとは、分かりやすい文章=文字量が少ない文章なので、それを書くトレーニングを繰り返すことで習得できる。
今後以下を実施する。
①共感8割発見2割の文章を意識する
②GoogleKeepに「日々の疑問」「例え話」を自分の意 -
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★10個くらいつけたい!
とてもいい。めちゃくちゃ参考になりました。
8年くらい前からTwitterやnoteで
自分メディアを作ろうとしては挫折してきた私にとって、
竹村氏の「「書くのがしんどい」を克服する」超具体的な方法論がはまりました。
今までの私は、いきなりTwitterやnoteに書きこもうとして書けませんでした。
本書を読み始めて1週間。
氏の薦めるGoogle Keepに気づきを書き貯めはじめたら、
どんどん書けるようになりました。
そして第5章のTwitter活用術を読んでいるうちに、
Twitterのプロフィールの改案を思いついて、
自意識がうまく剥がれ落ちた感じもして -
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ネタバレ②【一言まとめ(キャッチフレーズ風)】
この本は、「書けない原因はメンタルにあり、伝えたい気持ちがあれば誰でも書けるようになる」ことを教えてくれる一冊でした。
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③【要約(内容の流れ・ポイント)】
本書は、大きく分けて以下の3つのポイントで構成されています。
1. **書けない原因はメンタルにある**
→ 多くの人が「文章が書けない」と言うとき、足りないのはスキルではなく「メンタル」だと著者は指摘します。「自分の中から」文章を生み出そうとする「生み出そう」というメンタルがそもそも間違っており、大切なのは「書こう」とすることではなく「伝えよう」とすることです。メールもL -
Posted by ブクログ
「だれもあなたのことなんか考えていない」
これが私の座右の銘。
「だれもわたしの書くことなんて気にしていない」
ということ。
だから「誰でもない私」として、気軽にSNSで発信できているのであって。
「世の中の誰かに役に立とう」とか、「これ書いたら炎上するかな」とか、考えだすと何も発信できない気がする。
「私だから読んでもらえる文章」を書くとどうなるんだろう。
『書くのがしんどい「人生が変わる」これからの文章教室』っていうタイトルだから、「人生が変わる」のかな。興味深い。
作者は、自分では当たり前のことが当たり前ではないから、それを発信しなさいって言ってる。当たり前のことをいい感じの文 -
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SNS時代の文章術についての本。
副業を模索して色んなテクニカルな本に手を出しては途中で離脱してしまっていたけれど、「どうやって書くのか」というよりも「なんで書くのか」、ということに触れている本書が1番腑に落ちた。
という点で、個人的には第6章の「書けば人生は変わる」が最も発見があった。
「どうやって書くのか」の部分についても、既に色々勉強されている方には目新しいものはないのかもしれないが、「こういう視点で生活したら面白そう」、と思わせてくれるアイデアが詰まっていた。
以下ふむふむと思ったことをメモ。
・集めたネタはGoogle Keepに音声入力。チリのような些細なネタでもダムに水を貯め -
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書くのがしんどい、書き続けるのがしんどいと感じる人のための指南書。
私は書くことを何度かトライしてみたのですが、なかなか続かず、こんなの誰が読むんだよというネガな気持ちになりがちでした。
でも、本書にこんな言葉があります。
> 大げさですが「これを書くことで人類を一歩前に進めるのだ」と思うことです。
>「これを書いてみんなに伝えることで、世界を0・01ミリでもレベルアップさせるんだ」と思う。そんな使命感をもって書くと、結果的にうまくいきます
このようなマインドを持って行動できると、自分にも世界にも何か影響を与えられるのかもしれません。
少しずつでいいので、0.0001ミリだ -
購入済み
名文を生み出すための個別の技法というよりも、書くためのネタをいかに生み出して発信していくか
という部分に重きをおいた書。グーグルキープなどの小道具を使ってネタをためていくなど、
一般人が発信するための指南書として面白い出来だと思う。