デビッド・ロブソンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
色々と難しい本。章立てとしては、4部10章で構成されていて、各章でストーリーテリング形式で話が構成されている。
第1部 知能の落とし穴 ー高IQ,教育、専門知識がバカを増強する
第2部 賢いあなたが気をつけるべきこと
第3部 実りある学習法ー「根拠に基づく知恵」が記憶の質を高める
第4部 知性ある組織の作り方
冒頭からIQが高いことがその後の人生にどう影響を及ぼしたのか?という点から知性の指標として広く認知されているIQの発生過程からストーリーが展開されるが… IQだけじゃ無いと。
第2章の「天才はなぜエセ科学を信じるのか」で、コナン・ドイルが心霊主義にどはまりしてた所は面白かった。シャーロック・ホームズ書いてる作者が、心霊好きどころか周りから精神障害と思われてたほどだったとか、アインシュタインも晩年はちと拗らせてた感じとか、ノーベル賞受賞者にも、自説を拗らせちゃう人たちがある程度いると言った事例も…
これらの例から原因とされることは、「第一に、人生で起こる問題に対象するのに不可欠な、創造的知能や実務能力が欠けていること。第二に、「合理性障害」があり、偏った直観的判断を下してしまうこと。第三に「動機付けられた推論」によって、自らの立場と矛盾する証拠を否定するために優れた知能を使ってしまうことだ。」など。ちなみに「マイサイド・バイアス」って言葉もあるそうな。
第三章では、知識があり過ぎる問題が提示され、FBIの科学捜査チームの知識があり過ぎて誤逮捕した例では、指紋鑑定での熟練鑑定者は、様々な認知的誤りをおかしがちだったそうな。(熟練者が認知的誤りを犯しがちというのは、感覚とはちょっと違う気がしたが、そうらしい)
第2部にあたる四、五、六章では、謙虚さ、内省的思考と外国語効果、フェイクニュースあたりが、盛り上がる部分なのかなと思うので割愛。
その後の部は、ストーリーテリングとよくある自己啓発本や失敗の研究本に近い流れの感じ。
筆者は、デビット・ロブソン氏でジャーナリストの肩書きが良いのかな?多方面の科学知識を繋ぎ合わせて、ストーリーテリングして読みやすい論を展開させるのが仕事の人と思われる。ページ数はざっと350ページありこの手の本としてはちと少ないくらいの分量だが、話があっちこっちに飛ぶ感じもするので、これより多いと読む方が厳しいかも?
この本は、想定読者を考えると、高学歴、サラリーマン、医者、弁護士、公務員などなど当てはまる人は多そうな感じ。そして、感じるのは、インターネットの爆発的普及から20年もたった今、知識レベルが世界的に高くなっていて、誰もが陥る可能性が高いのが、本書で述べられていた落とし穴なんだなという事。
本を読んで、題名をもう一度読んで、目次を読み返して、結局のところ、自分にとっては、「なんでも教えてもらう謙虚な姿勢が大事」ってことを思った次第。
あとは、以下のところ。
「何も失敗しなかったというのは、コンフォートゾーンから踏み出さなかったという事であり、結果として自分の可能性を活かしていないことを意味する。」
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Posted by ブクログ
ネタバレ「認知の死角」「知性の罠」
「秀た知性を有するだけでは十分ではない。
大切なのはそれを正しく使うことだ。」
「拙速に進み道を誤る者より、
歩みは遅くとも正しい道を歩む者のほうがはるかに先まで到達できる。」
デカルト 方法序説 1637年
IQテスト ルイス ターマン
フリン効果 科学的視点に触れる機会が多いほどIQが上昇していく
文化的知能CQ
合理性指数RQ 考えすぎが問題を引き起こす
スタンバーグ
分析的知能:思考行動の速さ
創造的知能:発明想像推測
実務的知能:計画実行対処
真実っぽさに騙される
親密性(聞いたことのあること)と流暢性(処理されやすいこと)
インテリジェントトラップを回避するには
知的謙虚さ オープンマインド思考
謙虚なリーダーシップ
バスケットやサッカーのような協力し合うスポーツは
スター選手が50%を超えるとバランスが崩れる。地位争い。
学業的成功の三本柱:一般的知能・好奇心・誠実さ
安全策に逃げるという経験を積み重ねていくと、
いつまで経っても自分の可能性を広げることができない。
わからないということは、何かを学び深く理解するチャンス。
ニアミスを見過ごす経験するとリスク許容度=無意識 が高くなってしまう
自らの予想を超えたところに何があるのか?