マーク・ベニオフのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
先月もslackを買収したことで大きなニュースになっていた、Salesforce。
そんなSalesforce CEO マークベニオフが説く、企業のあり方についての本です。
マークベニオフといえば、大統領になってほしいCEO30にも選ばれるなど、非常に民衆からの支持が厚い経営者です。
その理由として、
・LGBTQ問題に積極的に声を上げる
・サンフランシスコのホームレス問題解決のために 法人税を上げるために尽力
・社会貢献のために個人資産の莫大的寄付
・1-1-1モデルの確立
などがあります。
この著書では、これらの詳しい内容は勿論として、これから我々はどうあるべきか、これからはどのよ -
Posted by ブクログ
一言で感想を言うならば、「意外」。
セールスフォースの創業者マーク・ベニオフの著書なのだから、相当な武勇伝が書かれているのかと思いきや、様々な問題に直面し、苦慮し、少しずつ前進する姿が描かれている。
「企業は善行を行うべし」
というようなことが一貫したテーマなのだが、最近のHBRの記事に通底していて、スッと入ってきた。
世界のトップクラスの企業のリーダーは、こういう世界観で生きているのだ、と恐れ入った。
恐れ入るだけではなく、こういった視座を持つことがリーダーになる人間の責任なのだ、ということも理解できた。
いい意味で「意外」な一冊だった。 -
Posted by ブクログ
米国の巨大企業「セールスフォース」の創業者が、その企業理念について語った本。GAFAをはじめ、米国にはいくつもの新興巨大企業が存在するが、その創業者には型破りに個性的な人が多い。そのような人たちが、どのように会社を大きくしていったかの物語は、どれも興味深く勉強になる。失敗を繰り返しながらも、「社会貢献」を前面に出し、多くの人たちを納得させていくのがセールスフォース社の方針だが、大会社の創業者に共通するのは、へこたれない忍耐力と熱意だと思う。興味深い。
「「第4次産業革命」が始まった過去10年間で、人工知能(AI)、量子コンピューティング、遺伝子工学、ロボット工学、第5世代移動通信システム(5