マーク・ベニオフのレビュー一覧
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タイトルで読み始めたら、セールスフォースのCEOが書いた本だった。
ビジネスにおいても信頼がバリューだというのは私が実感していることに近く、納得した。
企業のリーダーが差別などの問題にも積極的に関わっていくべきかは、そうなのかもしれないが、なかなか難しいと思った。発言に力があるゆえに適切な対応が必要だが、何を良しとすべきかは難しい。むしろ中立を保つほうがいいのでは?と思ってしまう。ちょっと違うが芸能人が様々なことに発言して炎上したり、炎上することで存在感を示そうとしているようなこともあり、それが正しいのかはわからない
なかで紹介されていたフレームワークは使えそう
v2mom
ビジョン 何をや -
Posted by ブクログ
セールスフォース創業者のマーク・ベニオフ による自伝。自伝だから、何かしらの目的を持って、企業コマーシャルに用いているという読み方が正しいだろう。手放しで自らの頭にインプットしていくのは危険。創業の苦労も程々に、エシカルな取り組み、慈善事業への挑戦が多く語られる。
セールスフォースというとCRMで有名であり、本著にも登場するトヨタ自動車でも採用されている。私はその事をこの読書で知ったが、それも戦略だろう。慈善事業家が、ホームレス救済をPRしながら、企業採用のエピソードでは、影響力の大きなトヨタを取り上げる。語るエピソードもスティーブ・ジョブズなどのビッグネーム。単に、セールスフォースのシステ -
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■trailblazeとは〔未開の森林の中を進むときに樹皮に〕道しるべとなる印を付ける、という意味。trailblazerは木に道しるべの印を付ける人、つまり「開拓者」とか「先駆者」という意味である。
■著者マーク・ベニオフ氏はセールスフォース・ドットコムの会長兼CEO。
■セールスフォース・ドットコムは、米国カリフォルニア州に本社を置く、顧客関係管理ソリューションを中心としたクラウドコンピューティング・サービスの提供企業。
■株主のために利益優先の経営をする米国企業が多い中、ベニオフ氏は珍しく株主や従業員、顧客などを含めたステークホルダーという広い概念で関係者を捉える経営者。「ステークホルダ -
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セールスフォースがサンフランシスコの法人税を上げるために活動していた等。
●感想
セールスフォースの創業者による、ここ最近のハイライト集。ビジネスケースというよりは、社会とどう関わっていくか、という観点の話が中心。ホームレス支援や、環境問題への取り組み、バリューを浸透させることなどを語っていく。
力強い本の構造やメッセージ性というよりも、筆者が関心のある「開拓者精神」と引っ掛けて、ここ最近のセールスフォースの出来事を振り返っていく様子。何かこれ!という学びを抽出する、というよりは、物語として頭に入れておくのが良さそうな本。
●本書を読みながら気になった記述・コト
・セールスフォースの創 -
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1.この本を一言で表すと?
著者が社会貢献の考え方をまとめた本。
2.よかった点を 3~5 つ
・サンフランシスコのベニオフ家(p11)
→著者の父と祖父の姿からコアバリューが生まれたのは、子供時代の経験が社会に出てから大きく影響するというこ
とがわかった。
・バリューが衝突するとき(p296)
→利害が複雑にからみあっている時 1 つの方法ですべて解決するものなど存在しないと思う。その辺の苦悩がよく描
かれていたと思う。
・企業文化は戦略に勝る(p188)
→著者の経験上では企業文化はすべてに勝るそうだが、ドラッカーの考えと共通しているところが面白いと感じた。
・セールスフォースでは、入社初