大西洋のレビュー一覧
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書評を見てみると、読者は百貨店勤務の人がほとんど。消費者側でありながらも売り手側の想像ができると、デパートの構造から接客のノウハウまで、商品以外のあれこれに気が付いて買い物が豊かになる。人と違う見方で物事を捉える癖をつけたい。
伊勢丹に関するビジネス書が複数あるが、社長の大西さんが直々に書いている...続きを読むPosted by ブクログ -
自分の業種の中で生きていると、
自分たちだけがしんどい気がしてくる。
本を通じて、
よその業種を覗いてみると、
自分たちの周囲で世の中が激しく動き、
多くの人たちが戦っているのがわかる。
楽な仕事なんてない。Posted by ブクログ -
とにかく現場の働く人間のモチベーションや質を何より重視している。業界全体が衰退している現実に真っ向から向き合い、具体的に他との差別化にスピードを持って取り組まれている。Posted by ブクログ
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川島容子さんの本で、大西社長のインタビューを読み、「デパートは無料で行けるアミューズメントパークだ」みたいなことを言っていて興味をもった。同じような台詞は出てこないが、伊勢丹をここまでした采配がよくわかる。ダンスのビデオの話も一切出てこなくて、その時の思いを知りたかった身としては、ちょっと不満。Posted by ブクログ
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新しいものを取り入れていく大西さんの姿勢にとても刺激を受けた。
百貨店事情も初めて知ることばかりで面白い。
伝統の重さを垣間見た。Posted by ブクログ -
大西氏による三越伊勢丹のこれまでとこれから。サブタイトルにあるように、カギになるのは「現場」の力。
中氏(三越日本橋本店店長)がP84からのコメントでまとめているように、大西時代に5つの変化を生んだ。
1:「広報マン」として、メッセージを発信
2:新しい挑戦を推奨する気運を高めた
3:中小店舗の開...続きを読むPosted by ブクログ -
大西前社長が目指すSPA
なりのオリジナル商品という事ではないのがよく分かった。
なぜSPAが必要なのかの定義をきちんと行なえば、必然的にやるべき方向性が明確になる。
ただ売るためだけのPBはいらない。戦略再考しよ。Posted by ブクログ -
百貨店という商業形態そのものが、衰退の一途を辿っているそうです。売り上げ規模がずっと減少している。そんな中、百貨店としてトップの地位にいる三越伊勢丹ですが、そうえいば、なにか良からぬニュースになっていたな、と関係するニュースを過去へと追っていくと、大西氏はクーデターでその座を追われたなんて記事も出て...続きを読むPosted by ブクログ
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トップの現場力重視は非常に大事。だが、百貨店業界で本当の現場であるところの、店舗の社員(パートナースタッフというらしい)まで大事にしているのかというと、どうなんだろ。まぁ、自分たちの社員が幸せなら良し、ってのは経営者の考えとしてはそれでOKなんだろうな。Posted by ブクログ
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文化の異なる2つの百貨店の合併で誕生した三越伊勢丹。既存モデルの百貨店事業が伸び悩むなか、構造改革を含めた明確な経営戦略を生み出す大西社長。大切なのは「現場力」。お客様と日々正対する販売員のモチベーションを上げるための人事制度改革。さらには現場のスタッフが新たなフィールドで活躍できるための仕組みづく...続きを読むPosted by ブクログ