近内悠太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ単なる心温まるペイフォワードの話ではない。
贈与は与えられていることに気付くところから始まる。身近なコミュニケーションの話かと思えば、「贈与は差出人に倫理を要求し、受取人に知性を要求する。」知性がないと贈与に気付けない、知性を身につけるために歴史の勉強が必要だと説く。現代社会において先人が築いた贈与に気付き、いかに世界が贈与に満ちているかを悟った人を教養ある人と呼ぶそう。さらに、生きる意味を考えるとき、それば贈与先から偶然に返ってくるものだという。不当に受け取った贈与に気付き、次にパスをする。その先から偶然返ってくる(返ってこないかもしれない)もの、それが生きる意味だと。パスをつなごうとする使命感を手にすることことが生きる意味。
へー。生きる意味って使命感なのか。
こういうの、誰が読むの?資本主義に疲れた人?
私は近本きっかけで読み出したけど、ビジネスパーソンが仕事の意義とかに迷い出したときに読めばしっくりくるのかな?使命感とか程遠い生活をしている私はいまいちピンとこなかったのが正直なところ。まず感謝の気持ちを持つことが大切なのかも。当たり前を享受してる日常に感謝、とは普段からよく思うことなので。
丁寧に読んだつもり(初めて付箋をつけました!)だけど、一度読んだだけでは難しくて、かいつまんで再読して、なんとか主張に辿り着けた。小説しか読んでこなかったから読む力が偏っているのを自覚した一冊となりました。