小島俊一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
企業再生を主題とした経済小説はものすごく好きなジャンル。また業種が書店チェーンと言うことで、私自身も関わった事のある業界であり、多少なりとも背景や考え方がわかるので本当に深く入り込んで一気に読んでしまいました。
出版取次を経験された著者が、フィクションとは言えここまで現実感のあるストーリーに仕上げられたのは、出版業界、いや本屋の未来に強い想いをお持ちだからだろうと感服しました。(上から目線になって恐縮ですが)
デジタル化が当たり前のように語られ、リアルの存在価値を問われるシーンが増えておりますが、その業態に関わられている方もたくさんいらっしゃいますし、消費者も毎日リアルな店舗を利用される。それを無機質な形で済ませるのもありですが、楽しみに変えていけばもっと世の中元気になる。
人とのふれあいが苦手な人ももちろんいらっしゃるとは思いますが、触れ合わなくとも店に行って新たな発見が出来ると楽しくもなるし、また来ようと思うだろう。
お客様に寄り添うこころが大事だし、そんなことを一人でじゃなく仲間と出来るというのはなんと幸せなことだろう。
世の中の変化がものすごく早く、人工が減るという前例のない時代に突入する中で、都心に人が集中していますが、地方にもまだまだたくさんの愛を持たれた方がいて、より良い世の中にしたいと思ってらっしゃる。そんな方々と手を取り合う仕掛けが出来るともっと良くなるのでは?
ものすごく元気をいただきました。