刀彼方のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
夏休みに実家に帰ったニアを待っていたのは、2週間で37本の撮影というデスマーチだった…。ベンデリオを共通の敵にして撮影隊とともに乗り切る展開が実に楽しい。さて今回はシルヴァー家に滞在したり、王家の浮島でバカンスを満喫したり、そこでダンジョンを発見したりと充実した夏休みを送るニアの姿が描かれますが、ニアの正体がリノキスに知られてしまい、それがニアの大きな野望の布石になったという点が良かったですね。物語の大きな転換点になった今回だと思います。さて次回はやっとニアが”凶乱”できそうな展開が待っていそうなので、これまで以上に続きを楽しみにしています。
-
ネタバレ 購入済み
面白い
さすが南野さんという感じの文章。クノンが好きなら、ニアリストンも好きになれると思います。
病で死んだ貴族の幼女の体に、武の極地に至っていた?別の魂が反魂で入ったので、頑張って元気になったり、頑張って劇をしたり、チンピラを笑いながら血祭りにしたりするお話です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ6際になり王都の学院に入学したニアが、長きにわたる盟友(または好敵手?)となる第三王女ヒルデと貴族令嬢レリアと意気投合し、三人で魔法映像の普及を目的とした活動を開始する今回。活動の一環として武術大会の放映というのは、現実でも街頭テレビ普及へ貢献しているのでチョイスとしてはありですね。その活動とともにニアは聞きつけた「闇闘技場」にあわよくば出ようと目論むけどそれが全て、ヤンデレメイドのリノキスにはお見通しであったというのは苦笑いするしかない。そして、そんな彼女のニアに対する身体を張った貢献には頭が下がりますね。今後の展開が楽しみです。
-
Posted by ブクログ
ネタバレまず、公式のあらすじは本作品の最も分かりやすいエピソードを取り上げただけで、物語を構成する一部分でしかありません。遠い未来、ラグランジュポイントに建造された《新世界都市》を舞台にした『時』をメインテーマにする群像劇でした。冒頭に年表があるしゴリゴリのSFかなと思ったら割とライトで、設定はかなり凝っているけどガチな科学的説明は少なく感じるので(私にとっては)、SFが苦手な方も楽しめそうに思いました。ただ、宇宙遭難、タイムリープ、因果改変からのラブコメと、著者の書きたいものを濃縮させた感があり、面白かったのですが、一冊に纏めたのはちょっともったいない気がしました。
-
Posted by ブクログ
ネタバレHJ文庫公式レビュアープログラム10月の新シリーズ
【傑作!】神殺しの武人である主人公の魂が、死んだ病弱令嬢のニアの肉体に取り込まれ、「ニア」として生き直すことになる物語。主人公は自分の元の名前も性別も生前何をしていたかも分からない。ただ自分が圧倒的強者であり、血湧き肉躍る戦いを求める存在であったことだけが魂に刻まれているので、外見は愛くるしい病弱な深窓の令嬢だけど中身は単なる「脳筋」。そのギャップが一人称の地の文で表現されていて思わず吹きだす楽しさでした。これからどんな「凶乱令嬢」っぷりを見せてくれるのか。続きが大いに気になる期待の新シリーズです。