夏目英男のレビュー一覧
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2020 夏目英男(精華大学出身のジャーナリスト?)
80後 改革開放の真っ只中
90後 改革開放の影響が大きい
20後 デジタルネイティブ、期待の若手
海亀 海外留学からの帰国者、即戦力
高考 受験戦争
古代中国の四大発明:紙・印刷術・火薬・羅針盤
中国新四大発明:高鉄(高速鉄道、中国版新幹線)・QRコード決済・シェアバイク・EC
中国政府
●改革開放時
先富論「一部の人、一部の地域が先に豊かになれ」という鄧小平の思想
●現在
「大衆創業、万衆創新」(大衆の起業、万人のイノベーション)
「211行程」(21世紀に向けた大学の発展)
「985行程」(世界一流大学、高度研究)
貧富の差は無 -
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中国で最も入学が難しい大学である清華大学を卒業した日本人の著者が、今の中国の実態をアリババ、テンセントなどの大企業から教育面、文化面、政策面など多角的に解説している本です。
まず衝撃だったのが、1900年の中国の思想家の
「若者が賢ければ国も賢く、若者が裕福であれば国も裕福、若者が強ければ国も強く、若者が自立すれば国も自立し、若者が自由であれば国も自由、若者が進歩すれば国も進歩する」
という言葉です(直訳)。チャイナユースは常に向上心を保ちながら、社会を変えたいという一心でひたむきに頑張っているのだそうです。
今の日本では政治家が選挙の票を持っている年配者の方を向いた政策を多く実行し、衰退し -
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今の中国から日本は学ぶことが多くある。日本・中国・韓国は三国志の魏、呉、蜀のように競争し合う関係ではなく、協力し合い学び合う時代になった。
梁啓超
1900年に少年中国説
若者が賢ければ国も賢く、若者が裕福であれば国も裕福、若者が強ければ国も強く、若者が自立すれば国も自立し、若者が自由であれば国も自由、若者が進歩すれば国も進歩する
若者は国の未来の縮図であり、今後の社会を背負う人々
チャイナユースは常に向上心を持ちながら、社会を変えたいという一心でひたむきに頑張っています。
80後バーリンホウ→1980年代生まれ
90後ジウリウホウ→1990年代生まれ
1982年計画生育=一人っ子政策
8 -
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中国の情報は多くあれど、中国の大学生の日常を中心に、若い目線で中国の家族観や教育、テクノロジーや思想を紹介するものは少ないので、書籍としては、メジャーに見えてニッチな観点を見つけたな、と思う。
大学2トップの清華大出身者による著なので、エリート目線で、偏った視点であることは否めず、それを理解した上で読んでも、中国についての気づきはあった。
①アプリ大国。
②過剰な学歴社会。修士が普通であること。海外志向。
③国の発展のため尽くしたいと、都心の人も農村部の人も、純粋に思っていること。
①②は国の発展に寄与していると同時に、裏側には格差、貧困を招いているだろうと思われた。例えば、フードデリバリーは -
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ネタバレ購入本
中国O.1の精華大学を卒業した20代の日本人の手記
・今の中国の躍進は全て鄧小平から始まった。
・英語に続いて学ばれている外国語は日本語
・アリババジャック・マー 風来坊で成績最下位 高校受験2度、大学受験2度失敗 大学で改心 一躍トップクラスの成績に 英語得意 最初は教師その後翻訳業から起業する。
・物流企業を一堂に集め、物流プラットフォームを構築
・アプリランキング WE CHAT 10億ユーザ QQ 7億 アリペイ 6億
・卒業生には周金平、胡錦涛、王氏など多数 工学系世界1位の評判
・ほぼ全員が学内の寮で生活 4人一部屋 議論をたてかわす キャンパス内が街 東京ドーム84 -
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80後、90後、の世代。最近は00後が大学生になり、社会に出てくる。
苦労知らず、最も利己的な世代、80後以降は、一人っ子政策世代。1982年から。
海外留学組=海亀。
40年間で大きな出来事は、改革開放と北京オリンピック。
今の若者は日本には好意を持っている。文化を好む。
英語に次ぐ第二外国語が日本語。
「996」勤務体制=9時から9時まで、かつ週6日。時間をかけずに成功することは不可能。
ゆとり世代の競争率は高い。大学卒の数が多く海亀組もいる。就職率が低下。
副業剛需=業務時間以外に副業するのは生活のためにあたりまえ。
低欲望社会=お1人様生活を楽しむ。社会への期待感を失って独身だが、 -
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ネタバレ
引続き、こちらも
「中田敦彦のYouTube大学」で書籍紹介され
なかなか興味深かったんで、早速
子供の時から、勉強しないで
何も知らない大人になった反省を踏まえて
ここ数年、池上さんの書籍で
あれこれ勉強したものの
中国に関しては
毛沢東で止まってるレベルの私 笑
本書に書かれているコトは
隅から隅まで、驚くコトばかり
両親の仕事の都合で
5歳の時に、中国・北京に移住したのが2000年
思春期を中国で過ごし
アジアNo. 1の清華大学で学んだ著者が
日本では、あまり報道されることがない
中国の現状を綴っている
移住当初は、まだ路地で
夏は、大人達が中国将棋を指した -
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中国に対するイメージがガラッと変わった。
共産主義、社会主義の独裁だと決めつけて、知ろうとしなかっただけだった。
驚いたことは以下
・今の若者は意外と日本に対して好意的
・第二外国語として選択される言語は英語に次いで日本語が2位
・大学アジアランキング1位
・海外の有名大学のように大学キャンパス内で生活が完結できるような環境
・約5万人がキャンパス内で生活できるほどの街
・夜は24時には消灯
・入試方法が様々あり、地方農村部など貧困地域枠もある。入学難易度の格差を理解して幅広く門戸を開いている
一方
・都会と地方の教育格差が大きい
・大学入学までの熾烈な受験戦争
・それ故に高校生までの運動 -
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若者からみたイマの中国の視点がとても新鮮で楽しい本でした。
中国で小中高大を過ごした夏目さんからみたデジタル革命やアプリ事情、教育、若者の価値観。
私は中国人の先生から中国語を習い、リスニングの練習にと中国ドラマもみていて、そこから今どきの中国の若者の様子が垣間見られるのですが、彼らの向上心、勉強や仕事への取り組み、アプリ生活の便利さ、北京や上海のキラキラさなどにいつもすごい!と思っています。
「中国という国は、あまりにも大きく、多様、そして変化が早い国です。」
すでにTikTokはこれからどうなる?ということになっているし、イマはどんどん変わ