【感想・ネタバレ】清華大生が見た 最先端社会、中国のリアルのレビュー

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Posted by ブクログ 2021年04月25日

2020 夏目英男(精華大学出身のジャーナリスト?)

80後 改革開放の真っ只中
90後 改革開放の影響が大きい
20後 デジタルネイティブ、期待の若手
海亀 海外留学からの帰国者、即戦力
高考 受験戦争

古代中国の四大発明:紙・印刷術・火薬・羅針盤
中国新四大発明:高鉄(高速鉄道、中国版新幹線...続きを読む)・QRコード決済・シェアバイク・EC

中国政府
●改革開放時
先富論「一部の人、一部の地域が先に豊かになれ」という鄧小平の思想
●現在
「大衆創業、万衆創新」(大衆の起業、万人のイノベーション)
「211行程」(21世紀に向けた大学の発展)
「985行程」(世界一流大学、高度研究)
貧富の差は無くならず

清華大学
校訓:「自強不息、厚德載物」(自らを向上させることを怠らず、人徳を高く保ち物事を成し遂げる)
特徴:理系が突出
著名人:習近平

アリババ
イエローページ▶︎アリペイ(2004)
モバイルインターネットとデータテクノロジーで小売業のデジタルトランスフォーメイション
ジャックマー:〝永不放棄〟(永遠に諦めない)

テンセント
CVC:ベンチャーへの投資、多角経営
ウィーチャットペイ(2011):見知らぬ人との交流、ビジネス活用、パラノミックスコープ=全方位性
ゲーム事業(海外のゲームライセンスを牛耳る)
方針:地方への戦略転換

筆者の考え:海外を知らずに自国を知る、イノベーションを起こすのは不可能。大人になっても学ぶ意欲の強い中国人から学ぶことはたくさんある。

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Posted by ブクログ 2021年03月17日

監視社会の中国、そこまで書いて著者の方は大丈夫なのかと心配になるレベルまで事細かに中国の現状を、日本と比較しながら書き記してあった。
特に関心がある教育面で、学歴カーストが著しいこと、そのおかげで事実、世界の代表格にもなるような偉大な貢献者が輩出されていることもあれば、その反面教育に熱心すぎるあまり...続きを読む、日常生活や運動面、視力などで身体的影響が大きいことも分かった。
デジタル化が秀でる海外、遅れをとっている日本、それぞれ良い面も改善すべき面も、双方の良い距離感にある著者らしい視点から
分かり易く記されてあり、勉強になった。

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Posted by ブクログ 2020年10月26日

眠れる獅子!中国。
経済面では、将来的にアメリカを抜くとも言われています。
でも、「正直、、中国のこと、、よく知らない。」っていう人、多いと思います。
私もそうだったので、この本を読みました。
「生の中国の現状」を知ることができます。
色々と問題が多い国だとも思いますが、実際どうなのか「知る」ことが...続きを読むとても大事なことだと思います。
ぜひぜひ、読んでみてください。

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Posted by ブクログ 2020年07月17日

中国で最も入学が難しい大学である清華大学を卒業した日本人の著者が、今の中国の実態をアリババ、テンセントなどの大企業から教育面、文化面、政策面など多角的に解説している本です。

まず衝撃だったのが、1900年の中国の思想家の
「若者が賢ければ国も賢く、若者が裕福であれば国も裕福、若者が強ければ国も強く...続きを読む、若者が自立すれば国も自立し、若者が自由であれば国も自由、若者が進歩すれば国も進歩する」
という言葉です(直訳)。チャイナユースは常に向上心を保ちながら、社会を変えたいという一心でひたむきに頑張っているのだそうです。
今の日本では政治家が選挙の票を持っている年配者の方を向いた政策を多く実行し、衰退していく日本に若者は希望を持ちづらく、自分で日本を進歩させよう、というほどの気概を持つ若者は少ないのではないでしょうか。ここに国としての進歩の勢いや可能性に大きな差を見た気がします。


価値観が多様化している成熟国において、BLM運動やコロナ禍に対して各国の政治家が舵取りに苦労しているように感じます。人権や少数の社会的弱者にまで目を向けなければならない民主主義の政治ではどうしてもあらゆる点で共産主義国と競争するには難しいと思います。つまり日本と中国の国力の差はこれからも開き続けるのが明らかだと感じます。


中国とは切っても切れない関係であり続けるでしょうし日本に住む現役世代は皆読むべき本だと思います。
正直とても面白く今年読んだ30冊くらいの本の中ではダントツに読んで良かった本でした。著者に感謝です。

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Posted by ブクログ 2020年05月02日

今の中国から日本は学ぶことが多くある。日本・中国・韓国は三国志の魏、呉、蜀のように競争し合う関係ではなく、協力し合い学び合う時代になった。

梁啓超
1900年に少年中国説
若者が賢ければ国も賢く、若者が裕福であれば国も裕福、若者が強ければ国も強く、若者が自立すれば国も自立し、若者が自由であれば国も...続きを読む自由、若者が進歩すれば国も進歩する
若者は国の未来の縮図であり、今後の社会を背負う人々
チャイナユースは常に向上心を持ちながら、社会を変えたいという一心でひたむきに頑張っています。
80後バーリンホウ→1980年代生まれ
90後ジウリウホウ→1990年代生まれ

1982年計画生育=一人っ子政策
80後は鄧小平の改革解放で多くの学生が留学→苦労知らず、身勝手、わがまま→最も利己的な世代
DJI、ByteDance、DiDi
90後→富二代(フーアルダイ)一台で富を築いたことで二世への皮肉を込めて
海亀(ハイグイ)留学経験者
挑戦意欲が高く、気骨精神溢れる、今までの日本人が描く中国人と違う人々

自強不息、厚徳載物(自らを向上させるこよを怠らず、人徳を高く持ち物事を成し遂げる。
蟻族(イーズ)家賃節約のためルームシェアする若者、賢く向上心もあり社会的地位は低い

親の七光りや人脈がある若者以外は競争に参加しなければ低欲望社会でも生き抜くことは至難の技。競争原理が常に働いている中国では努力をしなければ失職と常に隣り合わせの社会であり、時には非人道的に見えることもあります。
カナダの渡航ビザにもセサミクレジットが使われている。ジャックマーがカナダの首相に働きかけた。
テンセントもユーザーの急拡大で二度の経営難
テンセントのウィーチャットペイは後発だった。アリペイの後に出てきたサービス。紅包(ホンパオ)旧暦の正月である春節のお年玉、個人間の送金や割り勘、

中国人留学生70万
日本人留学生6万
海外組が活躍できる土壌と待遇の準備
ウォールストリートジャーナルの発行先→ダウ・ジョーンズ→infoseek →百度を創業
海亀として中国の発展に寄与したいというインセンティブが働く

Having the world’s most powerful passport is lost on japan.(世界で最も強力なパスポートは日本で失われている)パスポートを持っている日本人は人口の僅か23%、G7では最下位。海外を出ずに自分の国を知ること、評価することは不可能。イノベーションの創出においても自国で革命を起こすのは困難。

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Posted by ブクログ 2023年05月13日

中国の情報は多くあれど、中国の大学生の日常を中心に、若い目線で中国の家族観や教育、テクノロジーや思想を紹介するものは少ないので、書籍としては、メジャーに見えてニッチな観点を見つけたな、と思う。
大学2トップの清華大出身者による著なので、エリート目線で、偏った視点であることは否めず、それを理解した上で...続きを読む読んでも、中国についての気づきはあった。
①アプリ大国。
②過剰な学歴社会。修士が普通であること。海外志向。
③国の発展のため尽くしたいと、都心の人も農村部の人も、純粋に思っていること。
①②は国の発展に寄与していると同時に、裏側には格差、貧困を招いているだろうと思われた。例えば、フードデリバリーは盛んで、ドリンク1本でもデリバリーに頼むとのことだが、それを低賃金で運ぶ人もたくさんいるわけだ。海外に留学できるのは結局はお金持ちなわけだ。
ただし、③は少しびっくり。農村部で貧しいとされる方も卑屈にならず国に尽くそうと思っている?
こうなると①②③に共通するのは中国の社会主義思想、教育思想が行き渡っている、もしくは自分の本音が言えない言論の自由がないことの裏返しか?
いかんいかん、読後は新しい中国の一面を知れた、と思っていたが、こうして感想を書く段になると、一般小市民の目線でマスコミ報道を浴びまくった、これまで培った偏見入った中国の印象に塗り替えられている、と気づく。
テンセントの事業思想は、大きな気づき。
①すべてのユーザーの価値となる②創造を価値にする③優秀なプロダクトとは利用しすぐ使い終われるもの④ビジネス化を無形の中に存在させること
特に③④の思想が全従業員に徹底されていたら、唯一無二の素晴らしい製品ができ、圧倒的支持を得るだろう。
個人的に興味深いデータは、アメリカ大学院在学姓国地域別ランキングでイランが4位ということ。国交なくお互い嫌い合っているのに、それでもイラン人はアメリカに教育を求めて行く。アメリカも受け入れているの。イラン人がアメリカに教育と自由を求めて渡るのはわかるが、アメリカは、包容力があるということ、親米イラン人を作るという相互メリットがあるということか。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年03月05日

購入本
中国O.1の精華大学を卒業した20代の日本人の手記
・今の中国の躍進は全て鄧小平から始まった。
・英語に続いて学ばれている外国語は日本語
・アリババジャック・マー 風来坊で成績最下位 高校受験2度、大学受験2度失敗 大学で改心 一躍トップクラスの成績に 英語得意 最初は教師その後翻訳業から起...続きを読む業する。
・物流企業を一堂に集め、物流プラットフォームを構築
・アプリランキング WE CHAT 10億ユーザ QQ 7億 アリペイ 6億
・卒業生には周金平、胡錦涛、王氏など多数 工学系世界1位の評判
・ほぼ全員が学内の寮で生活 4人一部屋 議論をたてかわす キャンパス内が街 東京ドーム84個分の面積 一食100円
・海外留学者が中国に帰ってきて国力アップ 海亀
・BAT バイドウ、アリババ、テンセント
・大学に入学して初めて恋愛を経験 そのまま結婚のケースが多い 有房有車の条件が無いと嫁の来てが無い。
・中国人男性は世界一やさしい 女性への気遣いが凄い
・社会や国に対する意識調査 主要9か国中日本最下位
 中国1位
 全体を通して、日本のどこに勝ち目があるのか?考えさせられる。

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Posted by ブクログ 2021年06月12日

学びの多かった点は下記の3つ

・海亀に関する記述
・ポニー・マーの独自性
・筆者であり、現East Ventureアソシエイトの夏目英男の記述力の高さと発信力

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Posted by ブクログ 2020年11月16日

中国の教育の厚さがわかる。

テンセント、バイドゥ、アリババの成長も興味深く読んだ。

日本はかなわない。

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Posted by ブクログ 2020年10月08日

星4.5くらい

中国の教育、技術の最新の動向がまとまっていてとても良い

技術的に世界のトップをいきつつ
まだ過渡期のしんどそうな社会情勢がわかる

中国という国の情勢について知っておく価値は大いにあると感じる

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Posted by ブクログ 2020年10月02日

80後、90後、の世代。最近は00後が大学生になり、社会に出てくる。
苦労知らず、最も利己的な世代、80後以降は、一人っ子政策世代。1982年から。
海外留学組=海亀。

40年間で大きな出来事は、改革開放と北京オリンピック。
今の若者は日本には好意を持っている。文化を好む。
英語に次ぐ第二外国語が...続きを読む日本語。

「996」勤務体制=9時から9時まで、かつ週6日。時間をかけずに成功することは不可能。
ゆとり世代の競争率は高い。大学卒の数が多く海亀組もいる。就職率が低下。
副業剛需=業務時間以外に副業するのは生活のためにあたりまえ。
低欲望社会=お1人様生活を楽しむ。社会への期待感を失って独身だが、向上心や成功への執着は強い。

アリババとテンセントが社会を変えた。
ebayは、アリババに負けた。
テンセントはポニーマー、アリババはジャックマー。
EC取引、物流、デリバリー、シェアバイク、エンターテイメント、などの分野で争っている。

ウィーチャットという最強のSNSサービス。ミニプログラムがある。
TIKTOKと快手。
起床から就寝までアプリ三昧。交通アプリとシェアバイク、配車サービスが連携している。
ラストワンマイルにシェアバイクは欠かせない。

高考=昔の科挙 文化大革命で廃止され鄧小平が復活させた。北京大学と精華大学がトップ。
精華大学は全寮制、ひとつの街、東京ドームの84個分。

中国教育の光と影。日本は平均点教育、中国は成績偏重エリート教育。
中国では高校で基本的に恋愛禁止。大学で初めて恋愛し、そのまま結婚も多い。
中国人男性は世界一やさしい。
専業主婦はあまりいない。家庭内は平等。
中国人にとっては家庭ありきの個人。
日本では大学の成績は当てにならないと思われていて、結果的に学生は勉強しない。
中国では、高学歴=高収入、大学院の進学も多い。競争は熾烈。
就職難で即戦力が求められる。企業研修はあまりない。
5年もすれば転職するほうが多数派。

学生はアプリでランニングを記録。体育の成績に影響する。24時で量は完全消灯。日本より外の世界に触れる機会は少ない。日本の学生はアルバイトできる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年08月27日


引続き、こちらも
「中田敦彦のYouTube大学」で書籍紹介され
なかなか興味深かったんで、早速



子供の時から、勉強しないで
何も知らない大人になった反省を踏まえて

ここ数年、池上さんの書籍で
あれこれ勉強したものの

中国に関しては
毛沢東で止まってるレベルの私 笑

本書に書かれている...続きを読むコトは
隅から隅まで、驚くコトばかり


両親の仕事の都合で
5歳の時に、中国・北京に移住したのが2000年

思春期を中国で過ごし
アジアNo. 1の清華大学で学んだ著者が

日本では、あまり報道されることがない
中国の現状を綴っている



移住当初は、まだ路地で
夏は、大人達が中国将棋を指したり
冬には、子供たちが凍った湖面で遊ぶような
ほのぼのした状況だったという


その後、2008年に北京オリンピック開催前後には
日本のバブル景気を彷彿とさせるように
国全体が、活気に満ちたようです


本書では
これからの中国を担う若者達
80後(80年代生まれ・バーリンホウ)
90後(90年代生まれ・ジウリンホウ)
の世代的特徴から

中国における、デジタル革命の中心である
アリババとテンセントの歴史

若者達が、日常使用するアプリの紹介

苛烈を極める、中国の教育事情

最終章では
今後、中国と日本の若者達は
どのように関係を構築して
協力していくべきか

と、なかなか壮大な構成となっとります



国の特性として
政治的には、一党独裁
経済は、自由経済
経済特区を設けているぐらいは分かってたけど

何故ゆえに、急激にIT先進国になり得たのか?
その辺が、個人的に最大の疑問だった


その答えとして

『中国が、世界最大のIT大国になったのは
欧米諸国と比べ、PC分野での蓄積が少なかった

その結果、後発優位として、PCを持ってない人口での
スマホが、急激に普及した』とある


なるほどー


アメリカや、日本でキャッシュレス化が進まないのと一緒だ

アメリカでは、クレジットカードが
日本では、ATMが普及してしまったために
QRコード決済が進まないのと同じ事だね


現在の中国に於いて
スマホアプリは、完全にライフラインとなった

人口の年齢分布に問題を抱えてるとは言え
14億人を超えている訳で
ヒットアプリを生み出したら
それだけで、とんでもない事になる

夢があるなぁー



近年は、米国とのデジタル戦争
ヨーロッパに繋がる一帯一路構想
近隣諸国とのすったもんだ

鉄のカーテンが引かれたと言われてる中
書かれている内容は
なかなかの衝撃だった

とは言え、中国の中でも
超エリートな著者

中国大陸は巨大で
凄まじい人口を抱えてるので
まだまだ、国全体が豊かになったとは言えないと思われるが
本書は、とても興味深く読めた




#清華大生が見た最先端社会
#中国のリアル
#夏目英男
#読書好き


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Posted by ブクログ 2020年08月16日

中国に対するイメージがガラッと変わった。
共産主義、社会主義の独裁だと決めつけて、知ろうとしなかっただけだった。

驚いたことは以下
・今の若者は意外と日本に対して好意的
・第二外国語として選択される言語は英語に次いで日本語が2位
・大学アジアランキング1位
・海外の有名大学のように大学キャンパス内...続きを読むで生活が完結できるような環境
・約5万人がキャンパス内で生活できるほどの街
・夜は24時には消灯
・入試方法が様々あり、地方農村部など貧困地域枠もある。入学難易度の格差を理解して幅広く門戸を開いている

一方
・都会と地方の教育格差が大きい
・大学入学までの熾烈な受験戦争
・それ故に高校生までの運動不足
・勉強以外の時間がなく情操教育が少ない


大卒後の給料は未だに7万円程度と働く人の収入は多いわけでないが、教育への投資額は大きい。
日本では考えにくい、若者への投資。
それが成り立つのも、民主主義ではない独裁という側面も影響しているのだろう。


大学教育という観点から、学ぶことはたくさんありそうだ。
今までより一層フラットな目で物事を見ていきたい。

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Posted by ブクログ 2020年08月13日

アリババやテンセントについてはすでに知っている知識も多いが、中国の一大学生から見える「中国社会のリアル」は実に興味深い。
それにしても本書で読む中国の教育熱は凄まじい。さすが「科挙の国」である。この若者たちのエネルギーには日本の1970年代を見るような既視感を持った。高度成長の勃興期にはどこでもみら...続きを読むれる風景なのだろうか。
われわれ日本は引っ越すことができない以上、今後もこの大国と隣り合って生きて行かざるを得ない。より深く知り合うことは必要である。本書は等身大の中国を良く知ることができる本であると思った。

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Posted by ブクログ 2020年07月12日

前半部分に、アリババ系とテンセント系についてかかれていたため、本書の前半部分しか読まなかったが面白かった。

アリババ系の強み、テンセント系の強みや、WeChatの凄さなどが伝わる良書であった。

中国のIT技術の凄さをまじまじと感じました。

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Posted by ブクログ 2024年03月01日

若者からみたイマの中国の視点がとても新鮮で楽しい本でした。
中国で小中高大を過ごした夏目さんからみたデジタル革命やアプリ事情、教育、若者の価値観。

私は中国人の先生から中国語を習い、リスニングの練習にと中国ドラマもみていて、そこから今どきの中国の若者の様子が垣間見られるのて...続きを読む゙すが、彼らの向上心、勉強や仕事への取り組み、アプリ生活の便利さ、北京や上海のキラキラさなどにいつもすごい!と思っています。

「中国という国は、あまりにも大きく、多様、そして変化が早い国です。」
すでにTikTokはこれからどうなる?ということになっているし、イマはどんどん変わっていることでしょう。

「日中両国は、競争し合う関係ではなく、協力し合う関係です。」
相手の文化や習慣を知ると、「え?」と思っていたことが、「そういうことだったのね!」という理解に変わります。
私も中国語の勉強を続けながら、少しでも友好の力になれたらいいな。

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Posted by ブクログ 2021年04月30日

海亀(ハイグイ)に代表される強力な野心と故郷への想いが中国発展の原動力なんだろうな。
その他、アリババ対テンセントの中国テック企業の成り立ちや戦略の比較、日本と中国との教育(特に大学教育)に対する考え方比較。

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Posted by ブクログ 2021年03月31日

少し、いまの中国を知ることができて良かったです。アリババとテンセントの歴史の説明が少し長く感じました。

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Posted by ブクログ 2021年01月15日

アリババ、テンセントの成り立ちと現状。
中国の現状を知ることができた。
これからのITは中国の状況をモニタするのが必須。

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Posted by ブクログ 2020年08月12日

ようやく手に入れることができた本です。

清華大学を卒業した著者が、若者の視点から見た今の中国を解説してます。

今では東大よりも上
アジアナンバーワンの清華大学生の日本人で、中国に19年住んでいる著者の夏目さんが書くこの本は、
日本ではネガティブな面しか報道されない中国を、今の若者から見るリアルな...続きを読む中国を語ってくれます!

世界一ナンバーワンも現実味を帯びてきた中国の今をしっかりみましょう!

・90後とは、1990年代に生まれた世代のこと。
留学経験者が多く、文化や伝統をも吸収し、帰国後は企業や政府機関、起業という方法で社会に貢献している。
多くは幼少期に日本のアニメと共に育ち、成人後も日本のサブカルチャーをこよなく愛する人も多く、日本へ留学する人も少なくない。
彼らが今後社会の最前線に立った時、日中関係にも大きな変化をもたらすだろう。
彼らは今までの日本人が描く中国人とは全く違う。

・中国では英語に次、日本語は2番目に多く学ばれている外国語。
日本のサブカルチャーを通して、日本を好きになる若者が多い。
清華大学や北京大学といった中国のトップクラスの大学では単独で日本語学科が設定されている。

・Tik Tok
アメリカが騒いでいるテックトック。
中国国内向けと海外のものでは中身が全く違うそうです。
日本では動画が盛れるって事が若者に人気だけど、中国では単に盛れるだけじゃなく、ストーリーラインビジネスにも使える事ができるし、政府や警察も使用して、ユーモアのあるコンテンツに合わせ、しっかり犯罪、安全知識の普及を行なっていて、中国一フォロワー数が多い行政機関のアカウントになっているそうです。
どうやらアップされている動画の中身もストーリー性があり、かなりレベルが高くないとイイねが付かないらしいです。

・中国の大学のキャンパスライフは日本とだいぶ違う。
ほぼ全学生が大学の寮に入る。
基本4人一部屋。
学術交流が盛んに行われる。
全寮制は起業や、イノベーションの創造に役立つ。
キャンパスが一つの街になっていて、清華大学は、東京ドーム84個分の面積に、幼稚園から高校、銀行、派出所、病院、郵便局、工場、食堂、ホテル、博物館などが揃う学園都市となっていて、基本大学から外出することはない。
学生会が主催するイベントも、学生団体というレベルを超えている。
コンサート、タレントショー、音楽フェスなど、メディアに報じられるほどの規模のイベントを主催している。
こういった学生活動はとても重視されている。

・パスポートを持っている日本人人口はわずか23%
海外に出ずに自分の国のことを知る、または評価することは不可能だし、自国で革新を起こす事は困難。
海外の現状を知り、世界と切磋琢磨した海亀たちは紛れもなく中国のエリートである。

・中国では昼寝の習慣がある。
会社によって昼休みが2時間もあるので、昼寝する人が多い。
いあなぁ…


中国の一部が垣間見れた感じがしました。
読んでよかった!

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Posted by ブクログ 2020年06月16日

中国の現在の大学事情についての章は非常に興味深く読んだ。コロナが収束したら、中国の大学を訪問調査してみたい。

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