三宮麻由子のレビュー一覧

  • センス・オブ・何だあ? ― 感じて育つ ―

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    こどものともという幼児教育誌の付録に連載したエッセイとのことで、幼児期からの経験の大切さを軸に書かれている。麻由子トーンに変わりはなく、五感の視覚以外を駆使して周囲を捉えていく。匂いで季節を感じたり、逆に反響で電車を捉え損ねたり。
    そういえば朝ドラで遠景に向かって叫んでいるのに室内の反響があったのには違和感があった。

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    2025年12月12日
  • わたしのeyePhone

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    "シーンレス"の著者の生活の質がiPhoneで劇的に向上したことを綴っている。発売当初から、障害者向けのモードを用意していたという、アップルの先見性に感服すると同時に、日本の便利さが如何に障害者を無視した浅はかなものなのか、近視眼的な正義感が如何に人を傷つけるものなのかを考えさせられる。

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    2025年11月10日
  • センス・オブ・何だあ? ― 感じて育つ ―

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    「センス・オブ・何だあ?」の感覚を、まさに息子と(息子の感覚を通して、といった方が正確か)体感しているからこそ、面白い一冊だった。

    一歳をすぎて、ぐっと活動量が増えた息子と、よく近所の散歩に出かけるようになった。
    いろいろなことに気づき、「ん!ん!」と指さし教えてくれるが、その細やかな感覚に、感心せずにはいられない。
    最近は、風に揺れる葉っぱがお気に入りのよう。風の吹き方、吹く方向によって、葉っぱの大きさによって、ゆらゆら、バサバサ、ゴーゴー…
    一言に「風に揺れる」といっても、さまざまな揺れ方があるんだな〜なんて、独り身のときには、気にも留めなかったことに、妙に感心したり。
    息子と共に観察

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    2024年01月16日
  • センス・オブ・何だあ? ― 感じて育つ ―

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    ネタバレ

    センスオブワンダーをもじった著書。「ワンダー」=「感じる」ことと、「何だあ」と疑問をもつことを大切にしようというメッセージを、目の見えない著者ならでは具体例を通して描いていく。

    裸足で足の裏の感覚を楽しんだり、音で「地図」を描いたり、匂いで季節が進んでいくかんじを掴んだりと、視覚以外の感覚をフルに働かせて豊かな世界を楽しんでいる著者の姿が印象的だった。

    何も見えない「シーンレス」な世界に比べて、感覚を働かせて周囲を豊かに感じることができる世界を「シーンフル」な世界と著者は呼んでいる。この「シーンフル」な世界を生きることの幸せを細やかに描いている。

    この本を読むと、目の見える自分がいかに「

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    2023年11月22日
  • センス・オブ・何だあ? ― 感じて育つ ―

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    エッセーも絵本も大好きな三宮麻由子さんがこれまた大好きな『センス・オブ・ワンダー』(レイチェル・カーソン著)のオマージュのような本を書かれた『センス・オブ・何だあ?』
    カーソンは「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要でないという。
    自分の感じ方が、いかに視覚に頼っているのかが、三宮さんの感じ方を知ると分かる。
    五感全てで感じたい。そして「何だあ?」で世界を広げたい。

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    2023年01月24日
  • センス・オブ・何だあ? ― 感じて育つ ―

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     4歳で視覚を失った著者の暮しの中で出会う鳥の鳴き声、雨の音、キッチンの音、匂い、足の裏の感触、手に触れる質感。ひとつひとつが様々な情報を伝えてくれていることを改めて思い出させてくれる。
     外に出たら、音や匂いや風に意識を向けてみよう。いつも見過ごしてしまっている素敵な出会いに気づいていきたい。ホントだよ。

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    2025年11月05日
  • わたしのeyePhone

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    テクノロジーによって僕等の世界をバラ色に
    Tech makes the world better place
    それを体現するスマホによる視覚障害者の方々の世界観の変化を知り、感動した。
    もっと改善していくだろうし、ハンディキャップを感じさせない世界になっていくと信じる。

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    2024年11月17日
  • センス・オブ・何だあ? ― 感じて育つ ―

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    あたりまえのようにあるこの世界。目が見えない三宮さんは、それをシーンレスといって、楽しむ姿がある。何でも見えている気になっている自分が何かを「レス」することを恐れている気もする。自分自身を見つめ直すきっかけになる一冊。

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    2024年05月29日
  • センス・オブ・何だあ? ― 感じて育つ ―

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    これを読んで「味わう」ことを疎かにしていたなと反省した。つい隙間時間はスマホを触ってしまう。
    でもなんにもない時間にこそ豊かさはあるのだと教えてもらった。
    音を聞く、匂いを嗅ぐ、感触を楽しむ。もちろんご飯もたっぷり味わう。
    大事なことを教えてもらった。

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    2024年05月09日
  • センス・オブ・何だあ? ― 感じて育つ ―

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    この地球に住んでいる一つの生命体として、一人の人間として、一人の日本列島上に暮らす人として、豊かに感じ、気づくことのできる人生を送っていきたいと改めて思えました。

    自分はこれまで、自然の音や空気の匂いを敏感に感じるようにしている方だと思ってきましたが、著者の例示のレベルとは桁違いで、「感じる」幅が広がった気がします。センス・オブ・ワンダー入門編(もしくは姉妹編)と副題をつけたい。笑

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    2023年02月19日
  • センス・オブ・何だあ? ― 感じて育つ ―

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    盲目(シーンレス)の著者によるエッセイ。光を失うまでに、周りの大人により与えられた感覚体験が今の著者を作ったというようなことが書かれてた。
    私にも3歳の娘がいるので、本物に触れさせることの大切さを感じた。
    いろいろな習い事をさせられたけど、そのどれもが楽しむ、感じることを最終目的としていて、将来に役立つかなどという尺度はなかったというところが素敵。この方のご両親を見習いたい。

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    2022年08月10日
  • センス・オブ・何だあ? ― 感じて育つ ―

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    4歳の時に光を失った作者が、触覚、聴覚、嗅覚などで感じることの大切さを綴ったエッセイ。視覚ばかりに頼りすぎ、多くのことを見過ごしてしまいがちな日常を振り返るきっかけをくれる。"失敗や間違いを肝を据えてそのまま受け止め、細かくしっかり感じとることも同じく「センス・オブ・ワンダー」に欠かせない「大切なデータ」“という最後の一文は特に心に響いた。

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    2025年10月04日
  • わたしのeyePhone

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    視覚障害者の方が、iPhoneのアクセスビリティな仕組みを活用。
    音声読み上げとか、音声認識とかだな。

    活用法を公開するというより、本当にそれが嬉しくて、感謝している。
    そんな感じを受けた。
    もちろん実際にどう活用しているかというのは書いてあるし、広まってほしい。

    出来ることが増える喜び。
    この、誰でも触ってすぐ使えますようにとジョブズが世に放った小さな携帯端末が、どれだけ世界と自我を広げてくれるか。

    いやもう、殆どサイボーグじゃないかと思うくらい。
    別段神経接続されてるわけじゃないのだが、改めてぽんこの可能性に感心する。

    この方がむっちゃ前向きで能力もあるってのが大前提ではあるのだが

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    2024年07月17日
  • わたしのeyePhone

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    【目次】まえがき/プレリュード/第1章 いきなりのデビュー/第2章 ちょっとノスタルジー/第3章 スキャン、アイキャン/第4章 自由に買う、自由に選ぶ/第5章 心に生まれた灯/第6章 空だって飛べるかも/特別対談 ゲスト:春風亭一之輔さん(落語家) テーマ:見えないものを声で伝える

    技術の進歩が、人を自由にすることの好例。「思いやり以前に、全ての人に事情があるという普通の認識で躓きがあるのだろう。」というのは確かにそうだ。

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    2024年06月03日
  • センス・オブ・何だあ? ― 感じて育つ ―

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    4歳の後半から光を失った著者。

    それまでの記憶と、そこからの体験によって、聴覚 嗅覚 触覚やピアノのレッスンによって得られた集中力によって、感じる感覚が研ぎ澄まされた。

    200種類の鳥の声の聞き分けや、季節ごとの香りなど、その感覚は大変豊か。

    ご本人の、何だぁ という好奇心や、役に立つ、立たない関係なく、ご家族の何でも体験させてあげるという姿勢があるからこそだと感じた。

    子どもと接する機会がある方はすでにわかっているかもしれないが、小さいころの豊かな体験の大切さを改めて感じた。

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    2022年09月20日