佐藤雫のレビュー一覧

  • わたしの名店

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    著名人(主に作家)が紹介する、推しの店とメニューをエッセイで。
    読んで良さそうだったら行ってみようと思っていたのだが、遠くの店やら居酒屋やら(自分はお酒を飲まない)が割と多く、行けそうにない店のほうが多い。
    ってことは、ただでさえ文章、表現が冴えてる人たちだけに、フィクションを読んでいるのと同じなのではないか。
    というわけで、普通にエッセイを楽しみました。
    もちろん、実在店なのでお店の場所と写真は検索しながら。
    おかげでスマホが低速に切り替わりました。。。

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    2026年06月09日
  • 花散るまえに

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    時代小説♪
    以前読んだ「言の葉は残りて」がすごく良かったので、こちらも読んでみることに!

    細川忠興とその妻である細川ガラシャの歪んだ純愛物語。

    細川ガラシャの名前は知ってたけど、明智光秀の娘でキリシタンで、、というくらいで、どういう人物だったのかはこの本で初めて知った。
    なかなか気が強いというか芯の強い人。

    つくづく戦国の時代に生まれなくて良かった〜笑
    男も女も試練が多すぎる!

    愛を知らずに育ち、笑う事を忘れた忠興の心を解かしたのは玉(ガラシャ)。
    二人の愛はお互いを思う優しい愛だったはずなのに、時代に翻弄され、次第にそれは歪んだ愛へと変貌していく。

    嫉妬に駆られた忠興の執

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    2024年03月13日
  • 花散るまえに

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    明智光秀の娘でキリシタンのガラシャと婿、の印象が強い細川忠興と妻の玉、のお話。
    奥さんめっちゃ好きだけど不器用で気持ちを表現できずすれ違い生むばかりの旦那さんと、そんな旦那さんを思いつつも絶望して心が離れ信仰に心を寄せる奥さんの出会いから別れ。現代でこれ語られるとドロッとしそうだが、ベースが歴史で、戦国時代となると然もありなんとすんなり入るのは妙。
    細川忠興の嫉妬と癇癪、それに対しても玉の心が殻に閉じこもっていくあたりはトーンダウンしたけれど、最後、2人のすれ違った心がようやくまた寄り添ってからは早かった。

    戦国時代って癇癪持ち多いけど、これくらい血の気がおおいと生きていけない世の中でもあっ

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    2024年01月27日
  • わたしの名店

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     名店にまつわるエッセイ集。それぞれの著名人にとっての「わたしの名店」が紹介されている。全国にまたがっているが、ほとんどは東京。どこもおいしそうだったが、とくに早稲田のカレーと佐賀の餃子に惹かれた。

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    2025年12月07日
  • 白蕾記

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    「言の葉は残りて」では源実朝と信子、「さざなみの彼方」では淀殿と大野治長と歴史に翻弄された男女の愛を描いて胸を揺さぶってくれた作者が、今度は緒方洪庵とその妻八重の歩んだ道を描く。

    佐藤雫さんということで純愛ものを期待しすぎたからか、前2作と比べて夫婦のエピソードは少なめでちょっと物足りないが、牛痘種痘を広め、予防医学の礎を築くことに尽力した洪庵と適塾の志士に焦点を当てた群像劇となっている。

    牛痘種痘はその種苗を外国から日本に持ち込むことがどれだけ困難だったか、漢方医の横槍にあって接種を進めることがどれだけ大変だったか、そのへんの書き込みは福井藩の笠原良策を主人公に描いた吉村昭の「雪の花」の

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    2023年08月04日
  • 白蕾記

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    疱瘡に苦しめられることのない世を目指して、種痘を広めようとした緒方洪庵とその妻、八重の半生を描いた作品。

    己に適した道をひたすら追い求める洪庵の真っ直ぐさには、ただ頭が下がる思いがした。
    そしてその洪庵を信じ、影に日向に支える八重の姿も、理想の夫婦そのもので眩しいくらいだった。

    上下巻になってもいいので、もう少し二人の人生を細かく描き出して欲しかった。
    特に最後は呆気なく終わってしまった感じがして、そこだけが残念だった。

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    2023年06月03日