ハ・ワンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ゆるい文章とゆるいイラストにユーモア漂う感じがいい。
だけどその内容がなんとも言えず刺さる。
私も著者に近い人生を歩んできたので(浪人はしてないけど、会社辞めたりワーホリしたりハンドメイドやってみたり…)親近感。
ほんと、無理して頑張る必要ってないよね、って改めて思える本。
私はなんだかんだ頑張るスイッチが勝手に入ってしまう習性なので、気づいたらオンになってる→しんどくなってオフにする、の繰り返しなのですが。
以下、特に印象に残った内容↓
村上春樹の努力して助かった女と努力せずに助かった男の話。
努力しようがしまいが、成功するかもしれないし失敗するかもしれない。
見返りを求めてする努力は -
Posted by ブクログ
ネタバレ<ポイント>
・自分の基準で心地よく。自分の人生の肯定的な面を、主観的に見出して楽しく生きること。
・正面の顔だけでなく、側面の顔がある。ひとつの面だけ見て人を判断してはいけない。自分を見る時も他人を見る時も。
・人に認められることばかり望む人は、結局、人に振り回されてしまう可能性が高い。この人生は誰かから認められるための人生ではない。自分の人生なのだから、誰かにいいように操られたりするなんて御免だ。
・よそはよそ、うちはうち。優劣なんてない。ただ違うだけ。劣等感は”存在”から来るものではなく、”意識”から始まる。実際には存在が劣っているのではなく、劣っていると思う意識があるだけである。コップ -
Posted by ブクログ
この著者の1冊目が結構売れてるのを知らず、こちらから読んでしまった。1冊目を読んでなくても(そして読まなくても)おそらく問題はないでしょう。
内容はタイトル通り。日常の些細なことに、あーでもないこーでもないとグダグダ…でもまあ、世の中にはいろいろな人がいるし、見方を変えれば悪いことばかりじゃないというような、今更目新しくもないエッセイですが、この著者ならではの物事への斬り込み方や、日常生活レベルの韓国事情が垣間見えるのは、日本人のものとは少々違ったおもしろいところかと思います。
また、外国人が書いた、このような脱力系エッセイで、翻訳されているものは他に記憶がありません。私が知らないだけでしょう