上條ひろみのレビュー一覧
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ネタバレ本屋大賞 海外部門第2位を獲得した作品。
海外作品特有の登場人物の多さと淡々と進む話に読みにくさを感じつつも、骨太でかつ60年前の過去の事件や遺産相続にかかる捜査バトルなど多くの要素が絡み合っていて面白かったです。60年前に殺人を犯したのは誰なのか、大叔母のフランシスを殺害したのは誰なのか、脅迫状の意味とは、容疑者たちが隠す秘密、etc...。様々な伏線が一つに収まっていくところがとてもスッキリしました。過去(日記)と現代の章を行き来していくこと、人間関係が複雑でかつ呼び名が複数あること、長いストーリーと独特な言い回しで進めずらいところも多々あると思いますが読んでみてください。
この作品をア -
Posted by ブクログ
没交渉の親戚から、遺産相続人に指定されるところから始まるミステリー。いや、サスペンス?そして顔を会わせる前にその大叔母は死に……。
間違いなく主人公も命を狙われる話だ!
お前の未来には乾いた骨がある、で始まる予言。重要だけど重要ではない。
細かい描写に鍵が散りばめられているのだけれど、翻訳がいまいち分かりづらいところもあるため、手がかりかそうでないかが判別しにくいかも。
謝辞にこれはヤングアダルト小説とあり、納得。魅力的なキャラが多い。
クレイン刑事を好かずにいられる人っている?
終わりなき夜に生れつくが読みたくなったので、読んできます。 -
Posted by ブクログ
面識のない大金持ちの大叔母に遺産相続について、と突然招かれたアニー。その大叔母は16歳のときに占い師から告げられた、いつかおまえは殺されるという予言を信じ続けており、奇妙な老婦人として知られている。
屋敷に到着すると図書室で大叔母は何者かに殺害されていた。
うーん・・・1966年の事件と現代がリンクしたりとかそういうのは好みではあるんですが、なんか・・・しっくりこなかった。最後まで読むといろいろと手がかりみたいなものが散りばめられてたらしく「なるほどなあ」と感心することしきりでしたが、そこに至るまでがどうもこう退屈で。先が気になってどんどん読み進める!の逆な感じ。物語に展開というか起伏がゆる -
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結末まではまぁ面白かった。
人の日記を読む、その日記に書き込みをする。警察を翻弄する犯罪もやってのける。
その間も誰からもノーマークで、何食わぬ顔で生活を続けている。
犯罪者としてレベル高い、そんな人物が
なんで最後に、あの行動なのか?
今までたくさんチャンスがあったのに、どうしてあの家まで来たのか、必然性が無いように思えた。
警察の行動もイマイチ。
保護対象を避難させる際も、駅で見送るだけで現地での到着を確認しない。道中、普通誰か付いていくだろう。
犯人はこの人物しかいない!と思いながら読んでいたが、動機がまったく分からなかった。
最後の展開がけっこう雑で残念。 -
Posted by ブクログ
推理作家の生き字引、高齢者向け共同住宅で暮らす90歳のペギー!
彼女は「殺人コンサルト」と名乗り、売れっ子犯罪作家たちの執筆に協力してきた
ところが部屋から死体となったペギーが発見される
介護士でウクライナ出身のナルタカはその死を不審に思い、刑事のハービンダー、BBCの元テレビプロデューサーのエドウィン、元修道士でカフェのオーナーのベネディクトと共に真相を探り始める…
まず登場人物が多く、視点が複数のため、3分の1くらいまでは人物確認でページを行ったり来たり…
ティモシー・シャラメは『わたしの彼はヴァンパイア』なんて作品に出演してたっけ?っと慌て調べてみたり…(笑)
ストーリーにはあまり大き -
Posted by ブクログ
あらすじを読んでおもしろそう!となったものの、いざ読み始めるとリーダビリティがよいとは言えず、こねくり回した独特の言い回しで状況が掴めない場面が所々あり、流れに乗るまで少し苦労した。
アニーが主人公の現在と数十年前のフランシスの日記が交互に展開するのだが、日記自体も回想が書かれていたりするので実際の時系列がわかりにくいというのもある。
でも中盤を過ぎた頃からコツが掴めてきてユーモアのある文章を楽しめるようになり、苦い結末ではあったけど読後感は悪くなかった。ミステリとしては中途半端。あと日本版のタイトルがいまいち。
もう少しアニーのその後を見てみたい気もするけど、殺人を娯楽にするタイプの作風では -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み物として、本当に面白い!でも個人的にはミステリじゃない
良かった点
・"フランシスの日記"(早く続きが読みたくなる素晴らしい筆致)
・登場人物は多いけど、親族で固めているから把握しやすい
ここはどうなのか?と思う点
・とにかく中途半端な描写が多い
・アニーの恐怖症の数々(これは要るのか?)
・現在のサクソンが余りにも小物
帯とかで“ホロヴィッツと並ぶクリスティの後継者”って書かれてあったけど、それは本当なの?
推理小説として、放置してある事象多くないか?
細かいけど、
・フランシスの紫色のカーディガンを何故かローズが持っていくが、それについては触れてない
(多分、