上條ひろみのレビュー一覧

  • 白薔薇殺人事件

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    面識のない大叔母から突然舞い込んだ遺産相続話。直接会う為に屋敷に行くと大叔母は何者かに殺されていた…
    会った事も話したこともない大叔母について、過去を記した日記を頼りに事件と犯人を追う事になったアニー。
    現代と大叔母の日記を交互に読んでいくスタイルが面白い。情景が頻繁に変わるからじっくり読み進めないと混乱しそうだけど、没入感がとても楽しい。
    女子の仲良し三人組って、仲良く見えてても実際はドロドロしてる事もあるよね…アニーと母親に幸あれ

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    2025年06月20日
  • 白薔薇殺人事件

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    ネタバレ

    仲良し三人組の女子が内面ドロドロとかあるやつ~~
    人のまねをして人のものを欲しがる子いるねえ
    過去の日記と現在が並行で描かれていく構成が好きだった

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    2025年04月27日
  • 白薔薇殺人事件

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    ネタバレ

    本屋大賞の翻訳部門第2位ということで普段敬遠している海外ミステリにチャレンジ。しかし読めども読めどもはまれない。裏表紙の紹介文に「犯人当てミステリの大傑作」とも書いてるし、どう傑作なのか気になり最後まで頑張って読んでみたけど結局面白さがよくわからないままだった。いろんな人の名前が出てくるたびに、どういう人だっけ?といちいち考えてしまったし、何よりフランシスの日記!半日もあればすぐ読めるボリュームなのに、手がかりが詰まってる重要資料だってわかってるのに、なかなか読み進めないからイライラした。すぐ読めばいいのに!!!

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    2025年04月22日
  • 窓辺の愛書家

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    推理作家の生き字引、高齢者向け共同住宅で暮らす90歳のペギー!
    彼女は「殺人コンサルト」と名乗り、売れっ子犯罪作家たちの執筆に協力してきた
    ところが部屋から死体となったペギーが発見される
    介護士でウクライナ出身のナルタカはその死を不審に思い、刑事のハービンダー、BBCの元テレビプロデューサーのエドウィン、元修道士でカフェのオーナーのベネディクトと共に真相を探り始める…

    まず登場人物が多く、視点が複数のため、3分の1くらいまでは人物確認でページを行ったり来たり…
    ティモシー・シャラメは『わたしの彼はヴァンパイア』なんて作品に出演してたっけ?っと慌て調べてみたり…(笑)
    ストーリーにはあまり大き

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    2025年03月24日
  • 白薔薇殺人事件

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    海外ミステリって登場人物の名前が覚えられなくてあんまり読んでなかったんだけど、すごくおもしろい。
    現在の主人公視点と過去を書いた日記が交互に描かれるからどんどん引き込まれていった。
    もっといろいろな海外ミステリ読みたいな。

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    2025年03月16日
  • 白薔薇殺人事件

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    あらすじを読んでおもしろそう!となったものの、いざ読み始めるとリーダビリティがよいとは言えず、こねくり回した独特の言い回しで状況が掴めない場面が所々あり、流れに乗るまで少し苦労した。
    アニーが主人公の現在と数十年前のフランシスの日記が交互に展開するのだが、日記自体も回想が書かれていたりするので実際の時系列がわかりにくいというのもある。
    でも中盤を過ぎた頃からコツが掴めてきてユーモアのある文章を楽しめるようになり、苦い結末ではあったけど読後感は悪くなかった。ミステリとしては中途半端。あと日本版のタイトルがいまいち。
    もう少しアニーのその後を見てみたい気もするけど、殺人を娯楽にするタイプの作風では

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    2025年02月13日
  • 白薔薇殺人事件

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    ネタバレ

    3.3くらい。ややがっかり。まあまあだけど、謎解きとしては物足りない。
    過去パートと現在パートで行ったり来たりするので飽きは来ないが、ミステリーとしてのトリック的面白さがイマイチ。結局どのタイミングで注射したのかよくわからない。

    過去パートのエミリー殺しも、読めばわかってしまうものでちょっと残念。

    あとフランシスとフォードがどうして結婚したのかもよくわからなかった。
    フランシスが美人で気が合うからというゴリ押し?気が合うというのも、他よりマシという相対評価的で、ロマンスとしてあんまり燃えなかった。

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    2024年12月19日
  • 白薔薇殺人事件

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    英国の片田舎。若き日の占いに囚われ続ける大叔母。彼女に呼び出されたアニーが訪れた時、大叔母は占い通りに殺されていた。
    魅力的な謎に素人探偵が挑む王道の本格ミステリで、派手さはないですが、読み応えがありました。

    過去パートと現在パート、同じ人物がよく出てくるのですが、少し立ち位置が変わったりしていて、冒頭の登場人物一覧に大変お世話になりました。
    帯等にもある通り、クリスティを彷彿とさせる雰囲気もgood!

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    2024年12月09日
  • 白薔薇殺人事件

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    ネタバレ

    読み物として、本当に面白い!でも個人的にはミステリじゃない

    良かった点
    ・"フランシスの日記"(早く続きが読みたくなる素晴らしい筆致)
    ・登場人物は多いけど、親族で固めているから把握しやすい

    ここはどうなのか?と思う点
    ・とにかく中途半端な描写が多い
    ・アニーの恐怖症の数々(これは要るのか?)
    ・現在のサクソンが余りにも小物

    帯とかで“ホロヴィッツと並ぶクリスティの後継者”って書かれてあったけど、それは本当なの?
    推理小説として、放置してある事象多くないか?
    細かいけど、
    ・フランシスの紫色のカーディガンを何故かローズが持っていくが、それについては触れてない
    (多分、

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    2024年11月29日
  • 白薔薇殺人事件

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    CL 2024.10.28-2024.10.31
    登場人物が3代に渡っていて、年代の違いがわかりにくかった。
    過去の、フランシスたちが10代の頃の物語は面白かったけど、現在のアニーのパートは、関係者の人物像がなかなか浮かび上がらなくて読みにくかった。

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    2024年10月31日
  • 白薔薇殺人事件

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    登場人物が多く、また過去と現在をいったりきたりするので誰が誰だか……という感じで慣れずに読み進めるのに若干時間が掛かってしまった印象。
    それでも、書かれているエピソードはどれも丁寧で情景が浮かんできてからはサクサク読めるようになり、気づけば主人公と一緒に犯人探しに没頭していた、という感じです。

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    2024年10月15日
  • 白薔薇殺人事件

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    タイトルと装丁に惹かれ、手に取った。
    英国を舞台にしたミステリーではあるものの、
    作者はアメリカ人だそう。

    資産家の大叔母が亡くなったことから
    25歳、作家志望のアニーがその事件の犯人探しをすることに。
    その死には大叔母が16歳の時に占い師から告げられた予言が大きく関わっていた??

    海外ミステリーで登場人物多数。
    現在と過去が交互に繰り返され、その関係性は複雑!
    かなり読むのに集中力が必要とされるのに、
    その集中力がなかなか保てず、苦労した。
    結末は納得行くものだったけど、
    いかんせん情報量が多すぎて、もう少しシンプルにまとまっていたらもっと純粋に楽しめたかも。

    謎解きをする時の、主人公

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    2024年10月04日
  • 窓辺の愛書家

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    ネタバレ

    好きなところ
    主人公のハービンダーが、時に脇役になったり、傍観者になる(でしゃばらない!頭も良い!)
    登場人物が魅力的(シリーズ通して)
    いつも犬が大活躍

    ここがあんまり、、、なところ
    前作ですごく好きだったゴシックミステリ作中作をなくしてしまった
    推理小説として淡白

    前作の作中作『見知らぬ人』がすごく好きだったから、作中作のタイトルでシリーズ化するのかと思ってた…。ホロヴィッツが今現在その手法でシリーズ化してるからなのか…。でもゴシックミステリの短編っていう点で差別化出来てるし、個人的に本当に好きだったから勿体ない。『断食して神に感謝せよ』とか概要だけでも面白そうだったし、タイトルも良い

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    2024年09月29日
  • 見知らぬ人

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    ネタバレ

    おもしろいはおもしろいんだけど犯人の動機をきいてもなんかあんまり納得感が得られなかった...
    クレアに惚れ込んで、近づくためにその娘と付き合うってなかなかに気持ち悪い行動なんだけど、それをされたジョージーが彼を許さなくちゃってなっているのも私の感覚したらよくわからない。許さなくていいよそんな男。

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    2024年07月30日
  • ココナッツ・レイヤーケーキはまどろむ

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    シリーズ第23弾。今作は終盤も終盤で一気に事件解決。私はずっとノーマン推しだけど、今作はノーマン素敵だったな。さて本国ではまだまだ続きがでているようなので、このシリーズもまだまだ続くのかな。とにかく終わりは見届けたいと思い読み続けている。

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    2024年08月02日
  • バナナクリーム・パイが覚えていた

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    難しい本の後、頭をリフレッシュできるコージーミステリー。ひたすらてんやわんやの町の住人が面白い。今回もたっぷりのスゥイーツの紹介が楽しいし、犯人探しの名の元のコント風な会話が暑さを吹き飛ばしてくれる。

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    2024年07月07日
  • 見知らぬ人

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    ネタバレ

    ホランドの見知らぬ人のどこがホラーなのか分からない?
    語り部が、犯人なの?
    何故、肝試しをした人と立会人が次々と死ぬの?
    意味が分からない?

    そして肝心の本編も3分の2位、詰まらない。
    解説にも有るけど、事件の進行が遅い。我慢して読んで最後の犯人も、意外と言えば意外だけど、この結末に導くなら誰でもが犯人になれたんじゃない?
    つまり、作者の胸三寸で、無理矢理に犯人を作っているような不自然さを感じてしまうんだよね。
    だいたい、人を雇うのに個人情報をきちんと確認しないって、あり?
    なんか、釈然としなかったな。

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    2024年05月05日
  • 見知らぬ人

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    久々に当たりというか、読んでてイライラしない作品だった。いつものように9割近く最後の方になっていきなりネタバレするんですが、それもよし、って感じで。人物の心の描写が的確で、もやもやしなかった。100パーいじわるな人間なんていないし、その日の午前と午後では機嫌が違ったり、周囲の人間の影響されてたりとか、そういう繊細な流れの描写が上手だなーと思いました。
    ミステリーとしては特に普通

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    2024年03月29日
  • トリプルチョコレート・チーズケーキが噂する

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    段々と登場人物が少なくなってきたような…
    ミステリーの被害にあいすぎだろ、この町。

    という訳で悪いうわさが絶えなかった市長さんが今回の犠牲者。アンドレアが容疑者なんだけど、久々にこの姉妹の活躍が楽しい。末っ子だと長女の都合の良いパシリみたいな感じにしか見えなかったので。
    それにしてもハンナはいつまでノーマンの主寝室に居座る気だろうか…(笑)

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    2024年03月05日
  • トリプルチョコレート・チーズケーキが噂する

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    シリーズ第24弾
    今回の被害者はよく今まで生きて来れたなぁと思うあの人。奥様は聡明でかっこよかったな。
    アンドリアが可哀想だったけど、お菓子作りやサラダなど出来る事が増えてくることに本人がとっても嬉しそうだ、からこちらまでついほっこりする。

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    2024年02月18日