上條ひろみのレビュー一覧
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クッキー・ジャーシリーズの第二十二作。
そうそう、そういえば前作の最後でハンナが妊娠しているかも?
という話になったが、結局体調がすぐれないのはストレスのせいだった。
そこから、
母のドロレスとのロサンゼルスへの旅行へ持っていくとは、凄腕だ。
その旅行の最中に末妹のミシェルから、
恋人のロニーが...続きを読むPosted by ブクログ -
好きなミステリー!
細かな伏線があって、読み終わってからも読み返したい!!と思える一冊
序盤は緩やかに登場人物たちや容疑者の描写が続き、後半は怒涛の展開
何重か絡み合ったミステリーで面白かった
著者の他の作品も読みたい!Posted by ブクログ -
一冊目の方がインパクトのある話が多かったけれど、二冊目は最後の数行であっけらかんと引っくり返してしまうような『こなれた』印象を感じた。『鳥の巣の百ドル』、『最高の水族館』などの、欲張り過ぎたから痛い目を見るという、なかなかヘヴィーなジョークが多く、苦笑したり震えあがったり。そこが面白い。『氏名不詳、...続きを読むPosted by ブクログ
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リチャード・レヴィンソンとウィリアム・リンクの二人はテレビミステリードラマ「刑事コロンボ」の原案作者。その二人が書いた短編のミステリー集。
なるほど捻りが効いた話が多い。
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各編20ページほどで、手軽に読めて面白い。
十分な計画をして犯罪を敢行する、ある機会に巡り合って犯罪に手を染めることを決意し実行する、状況はいろいろだが、思わぬ結末が待っていた、そんな作品が何編か。
狭義のミステリーではないが、いざこざから勢いあまってクラスメートの腕に傷を負わせてしまっ...続きを読むPosted by ブクログ -
またもや短くも見事な物語にハラハラドキドキしながら没頭し、そして小気味よく奈落の底に突き落とされる。そんな快感?が10編待ち受けているシリーズ第2弾。夢中になって読み進めてしまうこと請け合いだが、あまりにも予想外すぎる結末に納得いかない読者も出てくるのではあるまいか。Posted by ブクログ
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怪奇ゴシック風味満載かと思いきや、意外とさらっとした展開だったが、3人の視点で代わる代わる語られ、作中作あり日記ありと趣向が凝らしてあるのも良き。フーダニットの謎を最後まで堪能。Posted by ブクログ
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表紙に引っ張られてるってのもあるけど、ずっとなんか暗い
視点が変わるたびに時系列が行って戻ってするのがちょっとめんどくさいかも?
作中作がオチも含めてゾクゾクする出来で、全体の評価に+1個。Posted by ブクログ -
クッキー・ジャーシリーズの第二十一作。
最初の方で「殺してやる!」とか「殺されて当然だ」と言われた人物が、
本当に殺されてしまうというのは、ミステリーのお約束。
なので、冒頭で「もし死んだら町中に容疑者がいっぱい」と言われてしまい、
ハンナの夫のはずだったロスは殺されてしまうのか、と驚いた。
確...続きを読むPosted by ブクログ