上條ひろみのレビュー一覧

  • 【電子特別版】レヴィンソン&リンク劇場 突然の奈落

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    リチャード・レヴィンソンとウィリアム・リンクの二人はテレビミステリードラマ「刑事コロンボ」の原案作者。その二人が書いた短編のミステリー集。
    なるほど捻りが効いた話が多い。

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    2022年07月17日
  • 【電子特別版】レヴィンソン&リンク劇場 突然の奈落

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     各編20ページほどで、手軽に読めて面白い。 

     十分な計画をして犯罪を敢行する、ある機会に巡り合って犯罪に手を染めることを決意し実行する、状況はいろいろだが、思わぬ結末が待っていた、そんな作品が何編か。

     狭義のミステリーではないが、いざこざから勢いあまってクラスメートの腕に傷を負わせてしまった少年の感情の揺れを描いた「ちょっとした事故」。印象的な作品。

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    2022年07月11日
  • 【電子特別版】レヴィンソン&リンク劇場 突然の奈落

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    またもや短くも見事な物語にハラハラドキドキしながら没頭し、そして小気味よく奈落の底に突き落とされる。そんな快感?が10編待ち受けているシリーズ第2弾。夢中になって読み進めてしまうこと請け合いだが、あまりにも予想外すぎる結末に納得いかない読者も出てくるのではあるまいか。

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    2022年07月05日
  • 見知らぬ人

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    ネタバレ

    司書さんから借りた本第2段。
    舞台は現代のイギリスなんだけど、見立て殺人とか古い館に出る幽霊とか、昔ながらのこてこてのイギリスっぽさがとてもツボでした。

    高校で英語を教えているクレア・キャシディ、その娘のジョージ―、事件を捜査する刑事ハービンダーという3名の女性が交互に視点となって事件を語る。
    それぞれに知っていること、知らないこと、隠していることがあり、偏見もあり、語り手として信用しすぎるわけにはいかない。

    殊に15歳の少女・ショージ―の、親に対しての態度。
    こうしておけば、とりあえず親はOKでしょ?的な言動が鋭すぎて愉快。
    っていうか、クレアは教師なのに、全然ティーンエイジャーがわかっ

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    2022年06月13日
  • 見知らぬ人

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    ニュアンスや海外の常識がわからない部分が多くあって、のめり込みにくい作品でした(あちらの番組やジョークなど、注釈が多くある作品が苦手で…)。とはいえ後半の怒涛の謎解き部分は静かだけれどじわじわ追い込まれる感じが手に汗握る。散りばめられた引っ掛けにも右往左往し、「お前だったか…」と悔しい謎解きでした。読み返せば帯通りフェアなヒントが書かれているんでしょう。ふりかけ的なホラー要素もうまく絡んでいて、結末が気になり一気読みとなりました。

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    2022年05月30日
  • 見知らぬ人

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    おもしろかったので一気読み。
    最後まで犯人わからず、犯人にも動機にも驚いた。
    みんな怪しいようで怪しくなく、、、
    R・Mホランドの「見知らぬ人」という短編を絡めてのストーリ展開で、巻末についている「見知らぬ人」の内容もホラー風で怖かった。

    R・Mホランドの娘と思われているマリアナの謎を、ジョージアが最後にさくっと解いたのには、くすっとした。

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    2022年04月22日
  • 強盗請負人

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    本の雑誌の年間ベストで誰かが挙げていたのかな。スピーディーな展開とメキシコやコスタデルソル(マルベーリャ!)の鮮やかな景色が組み合わさって、とってもスタイリッシュな強奪映画的な物語。
    どうしても主人公アレックスとダイアナが出会う偶然が気になってしまう所だけど、そこは目をつぶろう。
    この後、ファミリービジネスとして「強盗請負人」を続けるという展開の続編があってもいいのに。
    3.8

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    2022年03月08日
  • チョコレートクリーム・パイが知っている

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    ネタバレ

    クッキー・ジャーシリーズの第二十一作。

    最初の方で「殺してやる!」とか「殺されて当然だ」と言われた人物が、
    本当に殺されてしまうというのは、ミステリーのお約束。
    なので、冒頭で「もし死んだら町中に容疑者がいっぱい」と言われてしまい、
    ハンナの夫のはずだったロスは殺されてしまうのか、と驚いた。

    確かに結婚前から怪しさはあったけど、
    あんなにハンナが愛した男性を殺しちゃう?
    まさか、と思っていたけど甘かった。
    どんどん酷い男になっていって殺されましたよ、ええ。

    その冒頭、ハンナがロスがいないことで嘘をついていたことを、
    町のみんなに謝った時にみんなが暖かく許し、
    ロスが既婚者だったことに怒っ

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    2022年02月28日
  • ラズベリー・デニッシュはざわめく

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    ロスと再会して、あれよあれよと話が進み、とうとう結婚しちゃったハンナにがっかりした人は、きっと多いと思います。
    マイクは?ノーマンは? え〜っ、ノーマンと結ばれてほしかったよ。モシェとカドルスも仲良しだし、ハンナのために家を改築したんだよ!って。
    私はそう思いました。ロスと再会した辺りからなんだかつまらなくて、もう終わりだなと思っていたら!

    前刊の終わりから話がとんでもないほうに進んでいって、まだ途中。えっ、どーなるの?
    マイクとノーマンの望みは絶たれてないのかも。
    なんだかわくわくする展開になってます。

    なので、ロスのせいでシリーズを卒業してしまった人には、ぜひ戻ってきてほしいです。

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    2021年09月17日
  • ラズベリー・デニッシュはざわめく

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    シリーズ21作目。
    美味しいものがたくさん出てくるコージー・ミステリです。

    故郷の街で手作りクッキーとコーヒーの店を出しているハンナ。
    気さくで親切な30代女性で、地元では素人探偵としても有名なのです。
    学生時代の友人ロスと再会して恋に落ち、結婚したのだが、その夫が突然、失踪したのが前作。
    2週間たっても何の音沙汰もない所から始まります。
    このアパートの鍵を持って行ったことに希望を残すハンナ。
    家族や親しい人以外の周囲にはまだ、夫は仕事で出かけているとしか話していませんでした。

    ロスの車が置いてあることに気づき、たまたま彼のアシスタントに使ってもらったら、アシスタントが急死してしまう。

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    2021年04月14日
  • ラズベリー・デニッシュはざわめく

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    ネタバレ

    クッキー・ジャーシリーズの第二十一作。

    ちょっと残念な感じ。
    新婚早々、失踪してしまったロスの行方がわからなかった、
    というのが最大の理由なのはわかっているが。

    他にも、
    ロスの部下が殺人の容疑者の一人、婚約者の女性が、
    実は酒も飲むし、赤身の肉も食べるとわかってからが
    面白そうにだったけど、婚約破棄で自殺していたという嫌な展開だったとか、
    事故に遭った車がほぼ無傷なのはご都合主義過ぎない?とか。
    結果として末娘のミシェルが車を手に入れたので良かったけど。

    それと、
    いつもよりレシピが多すぎない?
    こんなにクッキーを食べてましたっけ?

    ロスの失踪は、口座や金庫に大金があったことが分かっ

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    2021年02月27日
  • バナナクリーム・パイが覚えていた

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    ハンナのシリーズもついに20作目。
    出版社が変わったんですね。
    甘いものと美味しいものがたっぷり出てくる軽めのコージー・ミステリです。

    故郷のレイク・エデンで手作りクッキーの店をやっているハンナ。
    赤毛で長身、気さくな30代ぐらいのヒロインです。
    前作で結婚し、新婚旅行中でした。
    ところが、母のドロレスから緊急の知らせが…!
    階下に住む元女優が殺されたというのです。
    急遽、家に戻ったハンナでしたが?

    恋愛中は良かったけれど、新婚の夫と何か微妙にかみ合わない?
    気になりつつも、捜査にまい進。
    被害者は地元の劇団を指導していたのだが、それが宙に浮く。
    末の妹のミシェルが近づく公演を演出する代役

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    2020年10月21日
  • バナナクリーム・パイが覚えていた

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    ネタバレ

    クッキー・ジャーシリーズの第二十作。

    前作で結婚式を挙げたハンナとロスは新婚旅行を楽しんだいる最中、
    お母さんのドロレスは同じ高級マンションに住む元女優の死体を発見する。
    新しい二人での生活にとまどいつつ、
    当然殺人事件の追及にいそしむ。

    末妹のハンナが町の素人劇団の資金を集めるために、
    パイの早食い大会を企画するところが面白かった。
    人寄せパンダとして町長を参加させるために、
    あれこれ画策する腹黒さはお母さんのドロレス譲りか。
    いろいろな人が協力していく様子や、
    町の人が手作り企画を楽しんでいる様子が心温まる。

    そして、まさかのロスの失踪。
    どういうこと?

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    2020年02月12日
  • 小路の奥の死

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    シリーズ3作目とはなっているものの、前2作を読んでいなくても全然楽しめる内容です。
    3人の視点で語られていく事件が、若干時間が前後することもあってちょっと複雑?と思いきや、意外と混乱もなく読みすすられました。
    状況や設定は色々と特殊だったけれど、犯人の動機や言動がシンプルすぎるくらいに単純でした。

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    2026年08月16日
  • 小路の奥の死

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    登場人物の会話で、ストレスなく展開が進む魅力
    イギリスの街並みを感じさせる記述も良かった
    描写の重複が、いくつか気になる部分も

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    2026年08月15日
  • 小路の奥の死

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    ネタバレ

    真犯人はもう最後は知らぬ存ぜぬで、21年前の事件現場に戻らなければ逃げ切れられたのでは?と思ったが、アナではなくキャシーの記憶が戻ったような記述もあったので、次の標的はキャシーだったかもしれない。というか、真犯人の心理描写がもっとあれば納得できたかもしれない。
    ハービンダーのニヒルな性格が好きなので、恋人ができてもあまり変わってほしくない。

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    2026年08月08日
  • 白薔薇殺人事件

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    ネタバレ

    1965年。
    フランシスは、占い師に殺人の予言をされる。

    おまえの未来には乾いた骨がある。おまえのゆるやかな終焉な、クイーンを片手のひらににぎったとたんにはじまる。鳥に気をつけるがいい、なぜならおまえを裏切るなあから。そしてそこからは決して引き返せない。だが、娘たちが正義の鍵となる。正しい娘を見つけ、彼女を手放すな。すべての印はおまえが殺されることを示している。

    アニー。アナベル・アダムズ。ミステリ作家志望。

    わたしの大叔母が占い師似予言されたフランシス。

    大叔母フランシス、死亡。

    エミリー・スパロウ。フランシスの友人。17歳の時に行方不明。

    大叔母の近くに落ちていた白薔薇。全ての

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    2026年08月07日
  • 小路の奥の死

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    ネタバレ

    事件に関わる3人の女性視点で場面展開する。
    私が読んだ翻訳本のミステリーでこの形式は初めてかも。

    原題は、Bleeding heart yard
    日本題含め、なんだか含みのある タイトルである。

    しかし、帯にあるように確かに意外な犯人だった!
    犯人はアナかもとなかば誘導されてつつあったので。

    イギリス地下鉄の廃駅、シャーロックでも使われていたのを思い出した。

    前作の刑事ハービンダー・カー2作も読んでみたい。

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    2026年06月24日
  • 白薔薇殺人事件

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    登場人物が多く、状況が入り組んでいて難しかった。
    証拠の整理や情報の精査を自分で行わなければならず、どれが重要なものか、あたりをつけれなかった。
    何にしても、文章の読みにくさがあったように感じる。
    ラブロマンスの描写やハッピーエンドで、犯人の意外性や真実の意外性も面白かった。

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    2026年05月28日
  • 見知らぬ人

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    一言で言うと、面倒臭い本だった、多分頭が良い人が読むとおもしろいのだとおもうが、自分には退屈だった。
    語り手が3人いて話が重複していて(各人の思いがある)後戻りしたり、シェークスピアの引用もなぜ必要なのか理解出来なかった。

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    2026年04月19日