上條ひろみのレビュー一覧

  • 【電子特別版】レヴィンソン&リンク劇場 突然の奈落

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    またもや短くも見事な物語にハラハラドキドキしながら没頭し、そして小気味よく奈落の底に突き落とされる。そんな快感?が10編待ち受けているシリーズ第2弾。夢中になって読み進めてしまうこと請け合いだが、あまりにも予想外すぎる結末に納得いかない読者も出てくるのではあるまいか。

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    2022年07月05日
  • 見知らぬ人

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    ネタバレ

    司書さんから借りた本第2段。
    舞台は現代のイギリスなんだけど、見立て殺人とか古い館に出る幽霊とか、昔ながらのこてこてのイギリスっぽさがとてもツボでした。

    高校で英語を教えているクレア・キャシディ、その娘のジョージ―、事件を捜査する刑事ハービンダーという3名の女性が交互に視点となって事件を語る。
    それぞれに知っていること、知らないこと、隠していることがあり、偏見もあり、語り手として信用しすぎるわけにはいかない。

    殊に15歳の少女・ショージ―の、親に対しての態度。
    こうしておけば、とりあえず親はOKでしょ?的な言動が鋭すぎて愉快。
    っていうか、クレアは教師なのに、全然ティーンエイジャーがわかっ

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    2022年06月13日
  • 見知らぬ人

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    ニュアンスや海外の常識がわからない部分が多くあって、のめり込みにくい作品でした(あちらの番組やジョークなど、注釈が多くある作品が苦手で…)。とはいえ後半の怒涛の謎解き部分は静かだけれどじわじわ追い込まれる感じが手に汗握る。散りばめられた引っ掛けにも右往左往し、「お前だったか…」と悔しい謎解きでした。読み返せば帯通りフェアなヒントが書かれているんでしょう。ふりかけ的なホラー要素もうまく絡んでいて、結末が気になり一気読みとなりました。

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    2022年05月30日
  • 見知らぬ人

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    おもしろかったので一気読み。
    最後まで犯人わからず、犯人にも動機にも驚いた。
    みんな怪しいようで怪しくなく、、、
    R・Mホランドの「見知らぬ人」という短編を絡めてのストーリ展開で、巻末についている「見知らぬ人」の内容もホラー風で怖かった。

    R・Mホランドの娘と思われているマリアナの謎を、ジョージアが最後にさくっと解いたのには、くすっとした。

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    2022年04月22日
  • 見知らぬ人

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    海外ミステリーとイギリスの文化歴史にどっぷり浸れる良作! 犯人が忍び寄る描写に慄けっ #見知らぬ人

    イギリスの中等学校で英語教師をしている主人公は、かつての作家の文学を研究をしていた。そんな日常の中、同僚である教師が殺害されしまい、主人公にも嫌疑がかけられる。刑事は解決に奔走するがさらなる殺人が発生。研究していた文学作品に見立てられた殺害方法だった…

    いやー重厚な作品でした。これぞ海外ミステリーですね。

    序盤はイギリスの歴史、情景、趣をたっぷり感じさせてくれる描写が進み、中盤からやっと徐々に事件が動き始める。中終盤の犬のくだりあたりから、ぐいぐい事件が動いてきます。そして真相がちらちら顔

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    2022年03月17日
  • 見知らぬ人

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    表紙に引っ張られてるってのもあるけど、ずっとなんか暗い
    視点が変わるたびに時系列が行って戻ってするのがちょっとめんどくさいかも?

    作中作がオチも含めてゾクゾクする出来で、全体の評価に+1個。

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    2022年03月16日
  • 強盗請負人

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    本の雑誌の年間ベストで誰かが挙げていたのかな。スピーディーな展開とメキシコやコスタデルソル(マルベーリャ!)の鮮やかな景色が組み合わさって、とってもスタイリッシュな強奪映画的な物語。
    どうしても主人公アレックスとダイアナが出会う偶然が気になってしまう所だけど、そこは目をつぶろう。
    この後、ファミリービジネスとして「強盗請負人」を続けるという展開の続編があってもいいのに。
    3.8

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    2022年03月08日
  • チョコレートクリーム・パイが知っている

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    ネタバレ

    クッキー・ジャーシリーズの第二十一作。

    最初の方で「殺してやる!」とか「殺されて当然だ」と言われた人物が、
    本当に殺されてしまうというのは、ミステリーのお約束。
    なので、冒頭で「もし死んだら町中に容疑者がいっぱい」と言われてしまい、
    ハンナの夫のはずだったロスは殺されてしまうのか、と驚いた。

    確かに結婚前から怪しさはあったけど、
    あんなにハンナが愛した男性を殺しちゃう?
    まさか、と思っていたけど甘かった。
    どんどん酷い男になっていって殺されましたよ、ええ。

    その冒頭、ハンナがロスがいないことで嘘をついていたことを、
    町のみんなに謝った時にみんなが暖かく許し、
    ロスが既婚者だったことに怒っ

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    2022年02月28日
  • ラズベリー・デニッシュはざわめく

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    ロスと再会して、あれよあれよと話が進み、とうとう結婚しちゃったハンナにがっかりした人は、きっと多いと思います。
    マイクは?ノーマンは? え〜っ、ノーマンと結ばれてほしかったよ。モシェとカドルスも仲良しだし、ハンナのために家を改築したんだよ!って。
    私はそう思いました。ロスと再会した辺りからなんだかつまらなくて、もう終わりだなと思っていたら!

    前刊の終わりから話がとんでもないほうに進んでいって、まだ途中。えっ、どーなるの?
    マイクとノーマンの望みは絶たれてないのかも。
    なんだかわくわくする展開になってます。

    なので、ロスのせいでシリーズを卒業してしまった人には、ぜひ戻ってきてほしいです。

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    2021年09月17日
  • ラズベリー・デニッシュはざわめく

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    シリーズ21作目。
    美味しいものがたくさん出てくるコージー・ミステリです。

    故郷の街で手作りクッキーとコーヒーの店を出しているハンナ。
    気さくで親切な30代女性で、地元では素人探偵としても有名なのです。
    学生時代の友人ロスと再会して恋に落ち、結婚したのだが、その夫が突然、失踪したのが前作。
    2週間たっても何の音沙汰もない所から始まります。
    このアパートの鍵を持って行ったことに希望を残すハンナ。
    家族や親しい人以外の周囲にはまだ、夫は仕事で出かけているとしか話していませんでした。

    ロスの車が置いてあることに気づき、たまたま彼のアシスタントに使ってもらったら、アシスタントが急死してしまう。

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    2021年04月14日
  • ラズベリー・デニッシュはざわめく

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    ネタバレ

    クッキー・ジャーシリーズの第二十一作。

    ちょっと残念な感じ。
    新婚早々、失踪してしまったロスの行方がわからなかった、
    というのが最大の理由なのはわかっているが。

    他にも、
    ロスの部下が殺人の容疑者の一人、婚約者の女性が、
    実は酒も飲むし、赤身の肉も食べるとわかってからが
    面白そうにだったけど、婚約破棄で自殺していたという嫌な展開だったとか、
    事故に遭った車がほぼ無傷なのはご都合主義過ぎない?とか。
    結果として末娘のミシェルが車を手に入れたので良かったけど。

    それと、
    いつもよりレシピが多すぎない?
    こんなにクッキーを食べてましたっけ?

    ロスの失踪は、口座や金庫に大金があったことが分かっ

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    2021年02月27日
  • バナナクリーム・パイが覚えていた

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    ハンナのシリーズもついに20作目。
    出版社が変わったんですね。
    甘いものと美味しいものがたっぷり出てくる軽めのコージー・ミステリです。

    故郷のレイク・エデンで手作りクッキーの店をやっているハンナ。
    赤毛で長身、気さくな30代ぐらいのヒロインです。
    前作で結婚し、新婚旅行中でした。
    ところが、母のドロレスから緊急の知らせが…!
    階下に住む元女優が殺されたというのです。
    急遽、家に戻ったハンナでしたが?

    恋愛中は良かったけれど、新婚の夫と何か微妙にかみ合わない?
    気になりつつも、捜査にまい進。
    被害者は地元の劇団を指導していたのだが、それが宙に浮く。
    末の妹のミシェルが近づく公演を演出する代役

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    2020年10月21日
  • バナナクリーム・パイが覚えていた

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    ネタバレ

    クッキー・ジャーシリーズの第二十作。

    前作で結婚式を挙げたハンナとロスは新婚旅行を楽しんだいる最中、
    お母さんのドロレスは同じ高級マンションに住む元女優の死体を発見する。
    新しい二人での生活にとまどいつつ、
    当然殺人事件の追及にいそしむ。

    末妹のハンナが町の素人劇団の資金を集めるために、
    パイの早食い大会を企画するところが面白かった。
    人寄せパンダとして町長を参加させるために、
    あれこれ画策する腹黒さはお母さんのドロレス譲りか。
    いろいろな人が協力していく様子や、
    町の人が手作り企画を楽しんでいる様子が心温まる。

    そして、まさかのロスの失踪。
    どういうこと?

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    2020年02月12日
  • 小路の奥の死

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    前2作を読んで、作者の真犯人の設定の仕方はわかった。で、本作。案の定なー、これってどうなんだろう、つまらなくはなかったけど。あと、前作でも思ったが、細かい部分をおざなりにして力技で話を終わらせた感がある。まあ、それでもいいか。

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    2026年03月28日
  • 窓辺の愛書家

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    大団円に近づくにつれ急に登場人物がわちゃわちゃとなって、怒涛のようにというより力ずくで事件が終結した気がする。殺人被害者が多過ぎ、妙に繋がりのある登場人物が多過ぎ。作品の雰囲気は嫌いじゃない。

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    2026年03月23日
  • 白薔薇殺人事件

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    ネタバレ

    作家志望の主人公が会ったことがない大叔母の遺産相続候補に。60年前の死の予言に怯える大叔母が殺されるのを発見した主人公、過去の事件と並行して犯人探しに挑む事に。

    発売前から凄く話題になってたやつだったはず。

    現代のメインストーリーと過去の日記での回想と二つの時間軸が順番に書かれる構造。

    登場人物が多い割には重要人物は少ないから覚えるの大変。笑

    結局、件の占い師は当たるも八卦当たらぬも八卦って感じで無関係なのか。
    全てが最悪のピースが噛み合った故の悲劇。

    アニーの最後まで諦めない所は好き。

    刑事とのフラグはよく分からなかった。

    事件の事がメインとはいえ、サクソンの色々とかフォードと

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    2026年03月20日
  • キャラメル・ピーカンロールは浮気する

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    故郷の街でクッキーとコーヒーの店を開いているハンナの事件簿。
    年に一度のお楽しみ。いつものメンバーの顔見世興行といった感じ。

    赤毛で長身のハンナは、料理上手で人柄がいい。もはや素人探偵としても有名(笑)
    2人のボーイフレンド、歯科医のノーマンは優しく穏やか、警官のマイクはハンサムでセクシー。どっちとも決められずに恋人未満のまま、事件となるとタッグを組むのです。
    ハンナとは違って小柄な美人で気が強い母、母親似で美人度はいずれ劣らぬ妹2人(個性は違う)とその夫、彼氏。街のご近所さん、店の常連さん達。
    すごく大きな愛猫モシェ。

    レイクエデンの風物詩の一つでもある釣りの大会が始まり、臨時のシェフと

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    2026年03月23日
  • 白薔薇殺人事件

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    とにかくわかりにくいし、荒削りな印象。主人公のキャラも弱いし、他の登場人物もイメージが湧きにくい。読み通すのが苦痛だった。この作品に関する限り、ホロヴィッツと並べるのは無理があると思う。

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    2026年03月03日
  • 見知らぬ人

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    なんか拍子抜けだった
    刑事も捻くれた人でキャラとして魅力を感じなかったし。
    この方の作品はもうひとつくらいは読むとして、そのあとどうするかはその時考えよう

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    2026年02月15日
  • トリプルチョコレート・チーズケーキが噂する

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    長いシリーズ、アメリカのお菓子に興味があって読み始めたのだけれども、読み進めるうちに、アメリカの田舎の「普通」の人たちの生活と考え方に興味が移りました。加えて本作では、え?もしかしてミネソタってトランプ岩盤支持エリア⁈と目を剥きました…ら、ミネソタは中西部では珍しい印象の強固な民主党支持州のようでした。
    が、なんか…町長さん…トランプ大統領の印象と重なる…
    そしてあらためて、主人公ハンナさんの住むレイク・エデンはかなり保守的な町みたいだよなあと思いながら読みました。仲間を大切にする優しい人たち、でも、仲間以外および保持する道徳ルールを外したひとたち、外れて生まれてきたひとたちへの冷たさ…
    ミネ

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    2026年01月27日