上條ひろみのレビュー一覧
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ネタバレ〈ここが良い〉
・小説全体の構成。読ませる力のある小説。
・物語の緩急。特にティーンエイジャー特有のノリとか恋愛のいざこざの件なんかは、油断させられる。
・幻想怪奇短編『見知らぬ人』が本当に面白い!
〈ここはちょっと〉
・見立て殺人の要素は必要ないし、それを題材とする他作品と違い、重要度も低い。
・クレアへの登場人物(女性)からの執拗な敵意。(美人で魅力的なのをもっと他の表現で示して欲しい)
・ミステリ、推理小説としては単調。
久しぶりに怪奇ミステリを読んだ気がする。
最近はSF×ミステリが流行りな気がして、、、。
本編よりも短編『見知らぬ人』を何度も読み直した。
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Posted by ブクログ
ネタバレ司書さんから借りた本第2段。
舞台は現代のイギリスなんだけど、見立て殺人とか古い館に出る幽霊とか、昔ながらのこてこてのイギリスっぽさがとてもツボでした。
高校で英語を教えているクレア・キャシディ、その娘のジョージ―、事件を捜査する刑事ハービンダーという3名の女性が交互に視点となって事件を語る。
それぞれに知っていること、知らないこと、隠していることがあり、偏見もあり、語り手として信用しすぎるわけにはいかない。
殊に15歳の少女・ショージ―の、親に対しての態度。
こうしておけば、とりあえず親はOKでしょ?的な言動が鋭すぎて愉快。
っていうか、クレアは教師なのに、全然ティーンエイジャーがわかってないのね。
もうジョージ―の方が一枚も二枚も上手で。
そしてハービンダー。
インド系で、同性愛者でという二重のマイノリティであるからなのか、偏見が甚だしく攻撃的で、これで刑事って勘弁してくれよと思いながら読んでいたのだけど、いつの間にかクレアと仲良くなっちゃって、頼もしいガードになってくれたからよかったよ。
でも偏見をもって捜査するのは冤罪のもとと思います。
犯人については、根拠は薄いけど最初から胡散臭いと思っていました。
ひっかかった部分については、ネタバレになるので書けないけど。
でもって、こういう犯人が一番怖いよね。
全編通してMVPは犬です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレクッキー・ジャーシリーズの第二十一作。
最初の方で「殺してやる!」とか「殺されて当然だ」と言われた人物が、
本当に殺されてしまうというのは、ミステリーのお約束。
なので、冒頭で「もし死んだら町中に容疑者がいっぱい」と言われてしまい、
ハンナの夫のはずだったロスは殺されてしまうのか、と驚いた。
確かに結婚前から怪しさはあったけど、
あんなにハンナが愛した男性を殺しちゃう?
まさか、と思っていたけど甘かった。
どんどん酷い男になっていって殺されましたよ、ええ。
その冒頭、ハンナがロスがいないことで嘘をついていたことを、
町のみんなに謝った時にみんなが暖かく許し、
ロスが既婚者だったことに怒ってくれた場面が良かった。
ハンナはみんなに愛されているねぇ。
そして、衝撃のラスト!
早く次作を翻訳してほしい。 -
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ロスと再会して、あれよあれよと話が進み、とうとう結婚しちゃったハンナにがっかりした人は、きっと多いと思います。
マイクは?ノーマンは? え〜っ、ノーマンと結ばれてほしかったよ。モシェとカドルスも仲良しだし、ハンナのために家を改築したんだよ!って。
私はそう思いました。ロスと再会した辺りからなんだかつまらなくて、もう終わりだなと思っていたら!
前刊の終わりから話がとんでもないほうに進んでいって、まだ途中。えっ、どーなるの?
マイクとノーマンの望みは絶たれてないのかも。
なんだかわくわくする展開になってます。
なので、ロスのせいでシリーズを卒業してしまった人には、ぜひ戻ってきてほしいです。
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シリーズ21作目。
美味しいものがたくさん出てくるコージー・ミステリです。
故郷の街で手作りクッキーとコーヒーの店を出しているハンナ。
気さくで親切な30代女性で、地元では素人探偵としても有名なのです。
学生時代の友人ロスと再会して恋に落ち、結婚したのだが、その夫が突然、失踪したのが前作。
2週間たっても何の音沙汰もない所から始まります。
このアパートの鍵を持って行ったことに希望を残すハンナ。
家族や親しい人以外の周囲にはまだ、夫は仕事で出かけているとしか話していませんでした。
ロスの車が置いてあることに気づき、たまたま彼のアシスタントに使ってもらったら、アシスタントが急死してしまう。
ロスあてに届いていた薬物入りのチョコレートが原因だった。
一体、誰がなぜ?
捜査を始めたハンナだが、怪しげな点は増えるものの、なかなか事件の輪郭は見えてこない。
最近の作品では厚くて、しっかり書き込まれている印象です。お菓子のレシピもたくさん!
ロスの問題は解決しないままなので、最後にまた爆弾発見があるけど~
どうなるんでしょうね?! -
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ネタバレクッキー・ジャーシリーズの第二十一作。
ちょっと残念な感じ。
新婚早々、失踪してしまったロスの行方がわからなかった、
というのが最大の理由なのはわかっているが。
他にも、
ロスの部下が殺人の容疑者の一人、婚約者の女性が、
実は酒も飲むし、赤身の肉も食べるとわかってからが
面白そうにだったけど、婚約破棄で自殺していたという嫌な展開だったとか、
事故に遭った車がほぼ無傷なのはご都合主義過ぎない?とか。
結果として末娘のミシェルが車を手に入れたので良かったけど。
それと、
いつもよりレシピが多すぎない?
こんなにクッキーを食べてましたっけ?
ロスの失踪は、口座や金庫に大金があったことが分かったことから、
謎が深まるばかり。
最後には、他に結婚していたこと、とマイクに告げられる。
あとは、
家に帰るといつも飛び出してきたモシュが、
元気がなくて、病気でもないし、寄る年波のせいかと心配していたが、
ロボット掃除機のせいとわかって、良かった。
驚いたのは、預金残高が376ドルしかなかったこと。
小切手用の口座だからだよね? -
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ハンナのシリーズもついに20作目。
出版社が変わったんですね。
甘いものと美味しいものがたっぷり出てくる軽めのコージー・ミステリです。
故郷のレイク・エデンで手作りクッキーの店をやっているハンナ。
赤毛で長身、気さくな30代ぐらいのヒロインです。
前作で結婚し、新婚旅行中でした。
ところが、母のドロレスから緊急の知らせが…!
階下に住む元女優が殺されたというのです。
急遽、家に戻ったハンナでしたが?
恋愛中は良かったけれど、新婚の夫と何か微妙にかみ合わない?
気になりつつも、捜査にまい進。
被害者は地元の劇団を指導していたのだが、それが宙に浮く。
末の妹のミシェルが近づく公演を演出する代役として街に戻り、ハンナに協力してくれます。
ミシェルは料理も上手だし、気持ちがいい子なのよね。
最後に大変な出来事が起こります。
以下、次号、乞うご期待!ってことで☆ -
Posted by ブクログ
ネタバレクッキー・ジャーシリーズの第二十作。
前作で結婚式を挙げたハンナとロスは新婚旅行を楽しんだいる最中、
お母さんのドロレスは同じ高級マンションに住む元女優の死体を発見する。
新しい二人での生活にとまどいつつ、
当然殺人事件の追及にいそしむ。
末妹のハンナが町の素人劇団の資金を集めるために、
パイの早食い大会を企画するところが面白かった。
人寄せパンダとして町長を参加させるために、
あれこれ画策する腹黒さはお母さんのドロレス譲りか。
いろいろな人が協力していく様子や、
町の人が手作り企画を楽しんでいる様子が心温まる。
そして、まさかのロスの失踪。
どういうこと? -
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ネタバレ1965年。
フランシスは、占い師に殺人の予言をされる。
おまえの未来には乾いた骨がある。おまえのゆるやかな終焉な、クイーンを片手のひらににぎったとたんにはじまる。鳥に気をつけるがいい、なぜならおまえを裏切るなあから。そしてそこからは決して引き返せない。だが、娘たちが正義の鍵となる。正しい娘を見つけ、彼女を手放すな。すべての印はおまえが殺されることを示している。
アニー。アナベル・アダムズ。ミステリ作家志望。
わたしの大叔母が占い師似予言されたフランシス。
大叔母フランシス、死亡。
エミリー・スパロウ。フランシスの友人。17歳の時に行方不明。
大叔母の近くに落ちていた白薔薇。全ての棘から金属がとびだしている。
大叔母は亡くなったとき、それを握っていた。
エミリー・スパロウ、死体で発見される。
アニー、脅迫文を受け取る。
→過去と現代、交互に話が進んでいくのが、ストーリーが分かりにくくなる。登場人物多いし、相性呼びとかあるし、翻訳ものなので。。
グレイヴズダウン・ホールの図書室が荒らされる。フランシスが写っている写真が全て破かれ、彼女の顔がけずられている。
フランシス大叔母、ダイヤル錠、予言に入った数字と右の言葉で隠していた。→日本語で読んでいたので、わからんわ。。
中を見て、引き出しを無理やりあけようとしたのはサクソン(検死医)だとわかる。
動物病院から医薬品を盗んだのはサクソン?
サクソン、フランシス大叔母を殺したことは否定。
ウォルト、遺言執行人。
友人のジェニーと考える。
凶器、馬用の鉄材の注射。ほかの医薬品と一緒に動物病院かは盗まれた。
脅迫事、もともと1966年はだれが送ぅたもので、だれがわたしの部屋に置いた?
書いたのはエミリー?
フランシスからジョンを奪い、もう少しでフォードも奪おうとしていた。フランシスかまほしがっていた赤ちゃんもろとも。
娼婦とうそつきは、フランシスを指すことではない。彼女はおくてかなのをからかわれていた。つまり、第二の脅迫状はエミリー宛て?
フランシス大叔母、エミリー失踪を調べようとしていた。自分が死ぬことになったとしても。
わたし、アニー、囮になり、犯人を見つける。
救急医のジョー。フランシス大叔母を殺した。わたしも殺されそうになる。
フランシス大叔母は自分がドクニンジンの毒にやられたと思った。ジョーがフラワーアレンジメントを送ったのはフランシス大叔母がパニックになって自分似電話すると知っていたから。
エミリーはフランシスのコートのポケットにはいっていた銃で殺された。フランシスのものを身に着けていたのはローズだった。
ビルがチェルシーの家までローズを送り、そこで彼女はエミリーを殺した。
ローズがエミリーを殺したから、フランシスは予言を信じるようになった。ローズが書いた脅迫文を見つけたから、運命を信じ始めた。エミリーが消え、自分の身代わりになったのだと思った。ろーずはエミーに台無しにされる人生からフランシスを守ったつもりだったが、フランシスはローズのせいで生まれた恐怖とともに生きることになった。
脅迫文をわたしの部屋に置いたのはオルヴァー。ノートパソコンを壊してノートを破いたのはサクソン。
わたしが殺人事件を解決することを望んでいたから。→意味わからん。ただ、サスペンス的に作者がしたかっただけだろ。
→全体的に悪くはないが、ここというポイントがない。そこまで本格ミステリ的なロジックはないので、サスペンスとして読むべきものかな、と個人的には思った。