水疱瘡を患った後、体調が悪くなり入院した後、どんどん容態が悪くなりついには亡くなってしまった母。その時に担当した医師は父の友人・曳田。しかし診察も最初だけでまともにしてくれず、また、死んだ後の彼の説明にも納得できていなかった娘・麻里は、大きくなって医師となった今、その曳田のいる病院に医者として潜入
...続きを読むした。母が死んだ本当の理由は一体何なのか?曳田の誤診ではないのか?
さすが現役医師が著者だけあって、裏も表もとても詳しく描かれていたとは思う・・・・・・が。文章がすごく淡白に感じたからか、リアルさが不思議と無い。事実だけで、肉付けが少ないんだなぁ、きっと。あと、最後に何もかも全て暴露してしまうところにちょっと冷めた。そんな人物だったか?曳田。