吉野裕子のレビュー一覧

  • 狐

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    なぜ「稲荷」さまには「狐」がお遣いなのか。なぜ赤い鳥居なのか。当たり前に思っていたことが気になりはじめたらオススメする。

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    2015年05月22日
  • 狐

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    かなり前に読んだので、もう1度読み返したい…orz
    でも、日本の事だけじゃなくて、中国の逸話も載ってたり陰陽五行との関係性も書いてあって、勉強になった1冊。
    吉野先生の本、もっと読んでみたいなぁ…。

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    2013年07月08日
  • 蛇

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    蛇信仰に関しては色々思う所があります。
    昔話などでも、結構出て来ますしね。
    身近な対象であり、畏怖の対象であり、特に興味を持っている龍と近く扱われたりもする蛇。

    余談ですが、雨上がりの日。ぬくぬくとした我が家の庭の芝生の上。
    よく蛇が体を干しています(笑)

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    2009年10月04日
  • 狐

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    副題の通り陰陽五行から稲荷信仰を解説した本。また何故狐=火なのかも載ってます。かなり納得させられる一品。よくここまで・・・と言うこと必至。必ず購入したいです。

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    2009年10月04日
  • 蛇

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    少々こじつけの部分もあるけど、生活に組み込まれているものは蛇を元にしているものが多いというのは興味深かった

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    2023年09月04日
  • 日本古代呪術 陰陽五行と日本原始信仰

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    本書の骨子を、思い出しながらまとめてみる。
    粗雑なまとめで、著者には申し訳ないが。

    古代の信仰では、東から西へという移行が注目された。
    日本に限らず、太陽の運行に関わる発想だろう。
    東の常世から西の人間界に、神も、新しい命もやってくる。

    ここに、大陸から伝わった陰陽五行思想が習合する。
    東西南北、季節、色、時間、音などが体系化される。
    上記の古代信仰に、南北の軸が加わる。
    韻である北(子)は女性、陽である南(午)は男性。
    そして、陰と陽の二極は調和しなくてはならない。
    こうして、日本の古代信仰では性的な結合が大きな意味を持つようになる。
    生命は、北の未生の状態から、東(卯)へ移動し、現世へ

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    2022年09月18日
  • 蛇

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    他の方々が書かれているように、「それからその結論を導き出すのは無理があるのでは?」という点も散見されるものの(素人判断だが)、日本で生活している上で何となく納得のいく点もあり(思い切り素人判断だが)。
    陰陽五行などは詳しく知らないので、専門家が「そういうものだ」というなら「そういうもの」なのかもしれない…。
    もう少し知識を足してからまた再読したいと思う。

    龍蛇というと、割と様々な宗教で信仰対象にされたり逆に悪者扱いされるメジャーなモチーフなので、その辺を軸に世界各地の宗教を眺めるのは面白いかもしれない。

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    2022年04月16日
  • 蛇

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     正直なところ、論証する作法としてはどうなの、という部分が多分にあった。そもそも、かなり結論ありきで書かれている気がする。推量に推量を重ねて結論を導き出したり、ある地域の習俗に関して立てた仮説をそのまま別の地域にも当てはめるなど、日本にはかつて強力な蛇信仰を行っていた人々がいて、次第に恐れや嫌悪が強まったことで覆い隠されたが、言葉や習俗の裏にはその名残が残っているのだ、という自説に執着し過ぎて支配されているのではないか。
     論証に関しては強行突破が過ぎると思う一方で、あらゆるものが次々と蛇に結び付けられていくのは読んでいて面白かったし、視点の一つとして興味深かった。言語的なアプローチを試みたり

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    2022年01月31日
  • 山の神 易・五行と日本の原始蛇信仰

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    五行説が来る以前、秋津島の山をうしはくのは蛇神であり、後、干支の輸入と受容により、ディジタルな概念で、十二番目の生き物である猪が当てられた旨を推理する。
    五行説のテキストになるのは著者の他の本と同じ。

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    2014年09月18日
  • 蛇

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    日本の蛇信仰の本。色々発見あり面白い本だけど、一つ一つ調べながら読んでいて、全体的な部分がイマイチ頭に入ってなかったので再読しなくちゃ。

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    2014年06月06日
  • 蛇

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    ネタバレ

    本屋さんでタイトルに惹かれて購入。
    「蛇 -日本の蛇信仰-」ってなんかグッと来ませんか!良いタイトル&テーマですよねー。
     
    (本屋さん曰く”民俗学系の文庫でかなりオススメの本なんですが、POPも書かず、説明も特にしてないのに非常によく売れる”とのこと)

    この本は、
    古代日本の蛇への信仰が、今も残る習俗・言葉にどう残っているのか?
    をまとめています。
     
    人間が蛇を怖がるのは、
    昔恐竜に追い回されていた記憶が残っているからだ、
    なんて記述がドグラ・マグラにありますが、
    確かに蛇に対して感じる不気味さ、怖さというのは、どこか本能的なもののような気がします。
     
    蛇に関する伝承は、
    古代日本やイ

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    2012年09月19日
  • 蛇

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    古代縄文から日本人は蛇を信仰していた。忘れられた信仰の原点に迫る内容が興味深かったです。やや強引な部分も見られましたが、箸墓伝説に出る蛇の話や案山子や注連縄、鏡もちなど身近なものまで蛇信仰の名残のようなものが感じられて、奥の深い研究だと思いました。これを読んでから出雲や諏訪に行くと面白いかもしれません。

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    2011年06月20日
  • 蛇

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    日本は古代から蛇大好きだったんだよー!という。
    ご丁寧に蛇の生態から話を展開しています。
    鏡、案山子なんかは蛇の古語が元だとか、鏡は蛇の目、剣は蛇そのものの象徴とか、鏡餅の形は蛇のとぐろを巻いた形とか、とても面白い内容です。

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    2010年09月12日
  • 日本古代呪術 陰陽五行と日本原始信仰

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    吉野裕子という、柳田-折口の衣鉢を継ぐ在野の研究者がいた、という嬉しい驚きを与えてくれる。
    今までよくわからなかった、「祭りの謎」「祭祀の謎」を明快な論理で解明していく。
    彼女の真骨頂は「性」(蛇)、「陰陽五行思想」、「仮屋」という三つの論理で、古代日本の祭祀の謎を一刀両断していくところにある。

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    2024年07月06日
  • 日本古代呪術 陰陽五行と日本原始信仰

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    陰陽五行が日本列島にどのように浸透したかを民俗学の大家が紐説く、、、日本古代の呪術は「性」が鍵であるという主張

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    2017年12月23日
  • 山の神 易・五行と日本の原始蛇信仰

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    日本における山に対する信仰を、祖霊(蛇)の面と易の面から解いていく。
    易のウェイトが大きいので理論的ではあるが、神事や村の祭りなども
    すべて易学で説明するのには多少偏りがある感じが否めないかなと思いました。

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    2012年01月26日
  • 山の神 易・五行と日本の原始蛇信仰

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    ひさしぶりに、何で手に取ったのかわからない本として積読み中(放置)
    まだ読んでもないから、内容がどうこうじゃないけれど。

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    2009年10月04日
  • 蛇

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    陰陽五行説から日本の民俗を研究している吉野裕子さんの本。
    脱皮をくりかえす蛇に、「強い生命」を見た古代人が、様々なやり方で蛇を祀ってきたとする説。
    蛇の目の光りは鏡や太陽への信仰となり、蛇の形を山にみたてたり。
    鏡餅や案山子や注連縄も蛇をあらわしたもの。

    「みそぎ」は蛇が脱皮をして新しい個体として生まれ変わるように、人の罪穢れを削ぐものという説は面白いと思いました。
    他の著作も読んでみたいです。

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    2009年10月07日