小野田鶴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
リーダーとしての在り方を見直す多くのヒントを得ました。人は自分の価値を実感できたときにこそ行動する、という考え方が心に響きました。
失敗を咎めるのではなく「ありがとう」と感謝し、貢献感を与えることの大切さも学びました。競争を強いるのではなく、信頼を基に部下と協力する姿勢や、「何が語られているか」に集中する視点も共感しました。
「竹刀を持たないリーダーでありたい」という言葉が示すように、力や威圧ではなく信頼で導くリーダーを目指す、いや、リーダーというカリスマ的な言葉も見直すのかな、とも思います。仕事や人間関係を見つめ直すきっかけとしたいです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ新世代リーダー、マネージャは必読の書。アドラー心理学の行動指針と会社における「仕事」は両立する。むしろこれを機により良く変わって行くのだと思う。
「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」ではアドラー心理学を自己評価が著しく低い若者と鉄人の対話という内容だった。「教育」という普遍のテーマでありベストセラーになったのもその幅の広さだったのだろう。
しかし、ビジネスマンの多くが属する会社は縦の社会。そこでのアドラー心理学の運用には正直非常に困っていた。というのもアドラー心理学が示す横の関係に一度なってしまうと、会社にいるからといって縦にそのときだけ変えるということが非常に困難だからである。
個人