沢村凛のレビュー一覧

  • ヤンのいた島

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    現実の世界と、そうだったかもしれない別の世界との交錯。どれを選択したとしても良かったと思えない厳しさ。
    誰にとっても理想的な世界とはなんだろう。
    主人公の知ったかぶりで思い上がった自分勝手な様に辟易しながら読んだけれど、結局わたしたち人間はみな、思い上がってるんだと最後に思った。

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    2013年04月10日
  • ヤンのいた島

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    第10回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。
    念願の文庫化です!!ようやく、、、という気持ちで手に取りました。

    南洋の孤島に調査のために訪れた瞳子は、
    ゲリラの頭目・ヤンと出会い、行動を共にすることになります。
    何故かヤンと夢を共有し、いくつもの島の未来を垣間見る瞳子。

    夢と現実の狭間をフワフワと漂っているような世界観はとても魅力的。
    ただ、このラストはどうかなと思わないでもないです。あまりにも曖昧。
    題材はとても良いと思うのに、きちんと生かしきれていない印象でした。

    主人公の瞳子に、あまり感情移入できなかったせいかもしれません。
    どうしても感情的で自分勝手な人間に見えてしまって…^

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    2013年03月16日
  • 千年の時をこえて

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    以前万葉集は全然興味がなかったが
    この本を読んで、好きになった!

    ひとつひとつの和歌にどんな意味が、
    隠されているのか考えるのが面白そう!

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    2012年07月26日
  • 千年の時を忘れて

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    静枝が自分の恋心に振り回されながらお話は続いていきますが、小学生らしいほほえましさに顔がほころびます。ストーリーとしては少し中だるみ感あり。

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    2012年03月05日
  • 千年の時をこえて

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    主人公は小学五年生の女の子で姉は高校生と言う我が家とよく似た所には親近感が湧きますが、あくまでも小学生向けのお話なので大人がどうこう言ってはいけません。

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    2012年03月05日
  • 千年の時をこえて

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    いまを生きる小学5年生の静枝と、平安時代から来た不思議な少年マコマとの、千年の時をこえた出会い。

    万葉集の歌を絡めながら展開する物語は、ややあっさりな印象を受けますが、爽やかな終わり方はとても満足な読後感を残してくれます。

    イラストは、『文学少女』シリーズの竹岡美穂さんです

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    2010年06月23日