よしおかちひろのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
舞台は中世ヨーロッパとヴァイキング。テーマは復讐。
ああ『ヴィンランド・サガ』が見えてくる。あの復讐譚、トルフィンと同じ航路を歩むのか。それとも、復讐の螺旋から抜け出すことの出来なかったトルフィンを描くのか。どちらかに進むであろうことは期待というか、予想というか、しているのだけど、こちらに届く言葉があるのかどうか。
主人公は二人。イングランド人・ルークとヴァイキング・エイナル。
どちらも、親を殺された復讐のために己の人生を捧げ、燃やし尽くすことを選んだ二人。己の復讐のために他人を殺し、それがまた次なる復讐を生み出してゆく。延々と続く螺旋を上り詰めた先にあるのは、達成か解放か歓喜か虚脱か懺悔か -
ネタバレ 購入済み
銀行こわい
原作の小説を読んでましたので、漫画でもすんなり入っていけました。副支店長の古川がとにかく嫌いです。仮にも銀行の管理職が部下を殴るなんて言語道断。高卒の低学歴叩き上げでコンプレックス丸出し、理屈っぽい部下だとバカにされてると思い込み、本当に馬鹿で論理的な説明ができないから手が出るだなんて、こんなアホ上司の下でなんて働けないです。令和の今なら懲戒解雇ですよ。
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匿名
購入済み葛藤
ひとつの物語にたくさんの人間の葛藤要素をちりばめたことにより、本当に味わい深い内容の作品が出来上がっていてすごいと思いました。お金への執着、他人を好きになることのプロセス、意地とプライドによって素直になれない大人たち…などなど、現代社会によくみられそうなものを描いています。正しいこととは一体何なのか、考えさせられます。
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購入済み
恐ろしい支店
お金が合わないのも大変だけど、内部に犯人がいるかもしれないし、しかも誰かに罪を着せようとしているかもしれないっていうのが大問題。恐ろしい支店…