内田百閒のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大好きな作家、内田百閒の日記。
戦後間もなくのころから昭和21年の12月31日までの日記。
戦後の雰囲気を感じるというよりも、百閒先生が書き記したその日その日の天候、その日飲んだお酒を知る。
毎日記す天気。冬の所では、暖かな日が続いた後、寒くなるというところでは、素人ながら、気圧配置などを考えた。
しかし、この日記は、誰かに読まれることを意識して書いたのか、否か。
ともかく百閒先生は、日記を書くのである。
「日記の記入の遅れたメモがたまつて限りが無いから今日(引用者註:昭和二一年十一月一日)から間に余白をあけてこの帳に記入する。間の余白は大体の見当なれば書き込みで行くと足りるか