大迫傑のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
現役を退いたあとは指導者への道を思い描いてるとのことだけど、きっと「物言わぬ鬼コーチ・鬼監督」になっていそう。もちろんその鬼自身がかつて、誰よりも自分自身への鬼となって、限界まで我慢し尽くすストイックな日々を生き延びてきたからこその。
「スタートラインに立った達成感」というフレーズが自分にはいちばん響いた。目標を達成できないのは、ゴール以前にまずスタートを目指さなきゃ駄目だからなんだと痛感。アスリートにかぎらずきちんと結果を出せている人たちは、きっと準備し尽くして臨んでいるんだろう。今からでも見習わなきゃ。
【まとめ】
Q1. 「走って、悩んで、見つけたこと」は何?
A1. 走ることで悩 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ市民ランナーの端くれとして、日本男子マラソン会を牽引する大迫傑選手が、いつ、どこで、何を、どのように、なぜ、考えているのかを知りたく読んでみました。
大迫選手の強さは、何か特別なことをしているから得られているものではなく、誰でも取り組み始めることはできることだけれど、やり抜ける人がほとんどいない事を妥協無くやり抜いていること、それらをポジティブに、また必要なものだけを選択して進んでいることなどから来ているのだなと思いました。
頭ではわかっていても実行するのは難しいとよく言われますが、それを実行まで移してかつ継続できる大迫傑選手からは、走ることだけでなく、人生の生き方について学べることも多い -
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Posted by ブクログ
P74からの 「今」を積み重ねること。 で書かれていることは、仏教の瞑想法のようだった。
仏教の説法。
本気で何かを極めようとすると、同じところに行きつくのかもしれない。
大迫さんは自分で考えることができて、自分で決められる人だ。
しかし、世の中の多くの人間は、自分で考えることができず、自分の状態や長期展望を把握できない人が多い。
だから、大迫さんが指導者になったら、その壁にぶちあたり、イライラするだろうと想像する。
自分でできる人は、他者の「できない」がなかなか理解しにくいと思う。
「なぜしないのだ」「なぜ考えないのだ」「お前自身はどう思っているのだ」
そう思い続けるのではないか。
人に言わ -
Posted by ブクログ
大迫選手の考え方や練習が垣間見れて興味深かった。
毎日30Km前後も走っている。
すごい。
さすがプロ。
よく足をこわさないな。
彼の思考は少し硬いところがある、と感じた。
しかしそれは、真剣に考え取り組んでいる証拠であり、だからこそイライラすることもあるのだろう。
自分をしっかり観察できる彼は、マラソンランナーとして一番大切な素質を持ち、それを育み続けているように見えた。
しかし、彼の範疇に入れない人たちにとっては、彼をなかなかの曲者だと感じてしまうのではないか、とも感じた(笑)
マラソンランナーって、個人プレーが好きな人が多いのではないか、と私は思っているのだけれど、どうなのだろう?
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