大木戸いずみのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
嘘っぽい言葉を発した時よりも、今の人間らしいリズのほうが好きになれます。“聖女”から聖女に変わる瞬間が本巻に…!
憧れと恋のライバルであるアリシアという束縛から離れたリズのこれからが楽しみにしている一方、「国の命運を握る人物が生まれた瞬間に咲く花」という設定もあると思うと、生まれた瞬間に金色の薔薇が咲いたリズが未来でどんなことを起こすか心配です。もちろん、リズがそう望んだから何かが起こるという意味ではない。でも、彼女自身が望んでいなくても、彼女に憧れる周りが何をしてしまう可能性もあるのでしょう。
そんな時が来たらーー
リズ、頑張って。
リズのことだけでなく、第4巻でようやくラヴァール国の第一 -
Posted by ブクログ
汚れ役でも喜んで引き受けるアリシアが本当に大好きですなぁ〜かっこよすぎます!
第1巻から第2巻まで誰にも知られていないアリシアの努力をずっと見守ってきたんだから、第3巻でようやく国王や“聖女”たちの前でアリシアのしたことが仲間のジルたちによってすべて暴露されたのを見ると、なんというかちょっと複雑な気分になりますね。
読者としてずっとそれらの成果を知っていてもいざそのすべてがご本人であるアリシア以外の人間に改めて挙げられると、「今更だけど本当にすごいことをしてたなぁ」と改めてアリシアの行動力と信念の強さに圧倒されます(笑)
自分が隠してしたことがもうみんなに知られてしまったことを知ったら、アリ