黒崎江治のレビュー一覧

  • 滴水古書堂の名状しがたき事件簿 1 電子書籍特典付き
    本家の持つねっとりとした雰囲気はなくサラッとしており、本家が海水とするならこちらは淡水といった感じ。
    本家の世界観を著しく壊すようなこともなく、深掘りはないものの丁寧に書かれていると思う。
    本家を知っていたから二次創作として楽しんでしまったけれど、そうでなかったら感想は変わってきていたかも。
  • 滴水古書堂の名状しがたき事件簿 眠れぬ人の夢 【電子特典付き】
    シリーズの第2巻だが、クトゥルフ神話がメインテーマの作品としては、リプレイ小説とクトゥルフ神話小説のちょうど中間くらいの位置を保っていてちょうどいい。登場人物たちも、由宇子のように武道に精通した探索者もいるし、古戸さんも半分神話生物だろうが、まぁ狂信者的な立ち位置とも取れ、それぞれ探索者として違和感...続きを読む
  • 滴水古書堂の名状しがたき事件簿 1 電子書籍特典付き
    リプレイ小説のようなものとして読んだ。分かる部分があると尚おもしろい。続きも出たようなので、ぜひ読みたい。
  • 滴水古書堂の名状しがたき事件簿 1 電子書籍特典付き
    明らかにビブリア古書堂の事件手帖を意識したタイトルなのですが、まったく違う物です。吸血鬼、読むと死ぬという魔導書、秘密の祭、猫と少女の入れ替わりとホラーですね。ミステリーホラーです。最後の秘密の祭の話しはかなり良く出来ていましたが、他の短編はアイデア勝負という印象しか抱けなかった。全体としては満足な...続きを読む
  • 滴水古書堂の名状しがたき事件簿 1 電子書籍特典付き
    主人公である楠田由宇子さんは、大学卒業後の進路に選べないでいる姿が、実際進路に悩んでいる自分と共感してか読んでみたいと思い読みました!
    奇妙な事件はとても現実的でなくホラーのようなストーリーで、文字だけでその背景が思い浮かんでしまう、引き込まれてしまう怖さ、、。
    2020年に第2弾発売予定ということ...続きを読む
  • 滴水古書堂の名状しがたき事件簿 1 電子書籍特典付き
    大学卒業を控え、進学も就職も選べなかった「私」こと楠田由宇子は「滴水古書堂」という古本屋の店主の古戸時久と知り合う。古戸は右半身にあたる部分がなぜか時折奇怪に蠢き、まさに「名状しがたい」動作をする男だった。店が取り扱う商品に漫画やベストセラーなどは一切なく、普通の流通から弾き出されたような奇妙なもの...続きを読む