津堅信之のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
<目次>
序章 1906年~アニメーションとは何か
第1章 1917年~3人のパイオニア
第2章 1945年~プロパガンダが技術向上をもたらす
第3章 1956年~東洋のディズニーを目指す
第4章 1963年~空を越えて
第5章 1974年~戦艦、目覚める
第6章 1979年~空前のアニメブーム
第7章 1984年~1000年後からの警鐘
第8章 1995年~最大の転換点
第9章 2006年~グローバリズムの光と影
第10章 2016年~揺るぎない長編アニメ大国
終章 2020年~リモートの時代
<内容>
網羅的かつ体系的に日本アニメの歴史を新書レベルでまとめたも -
Posted by ブクログ
ネタバレ1899.7.20 『浅草仲見世』@歌舞伎座
Animationの訳語「凸坊(新画帖)」
凸坊会
北山清太郎
下川凹天(天活、)
幸内純一 三人とも漫画家
日活の誕生→体制強化
アニメ発展の要因
高畑勲 『信貴山縁起』などの絵巻物にある
『鉄腕アトム』→省略の美
木村白山
大正モダニズムと広告
前衛的なアニメーション作家
大藤信郎、政岡憲三(プロパガンダ分野で活躍)
村山知義
自主制作の荻野茂二
心理学者でもある乾孝
プロパガンダ
瀬尾光世
『桃太郎 海の海兵』
1952.7.31 東映動画の発足
魔法少女もの『魔法使いサリー』
草月アートセンターと実験アニメ
アニメラマ -
Posted by ブクログ
2019年7月の京都アニメーション放火殺人事件について、アニメーション史研究者の立場から総括した書。事件の展開過程のみならず、京アニの業界における特異な立ち位置(地方を本拠とする、正規雇用原則による長期の人材育成システム、「家族主義」など)、実名公表是非を含む報道倫理をめぐる議論、過去のアニメ関連の刑事事件の影響など、論点は多岐にわたる(ただし犯人については慎重に分析・言及を避けている)。京アニが他社に比べて従来から「秘密主義」であり、事件後も厳しい「箝口令」を敷いているという指摘や、事件時にアニメ関係者や専門家がメディアで沈黙しがちだったのは、「宮崎勤事件」以来のメディア不信が影響している
-
Posted by ブクログ
丁度、天気の子を見たばかりもあり、新海誠の他の作品や彼が同郷の長野出身と言うことに興味を持って手にしました。
「君の名は。」以降の売れっ子のイメージがありますが、それ以前の作品はあまり知らなかったので、サラッと見るには丁度よい一冊の感じがしました。ちなみに彼の作品の中で気になったのが、「ほしのこえ」でした。ひとは忘れる生き物なんだと実感。でも話としては切ない。最後に残る気持ちのしこりみたいなものが余韻として残ります。
作品を通じた聖地巡礼やそれを通じた東京と地方の対比などで、筆者が感じたことを記した入門的な位置付け。新海誠さんのことを全く知らないというひとには読みやすい一冊だと思います。 -
Posted by ブクログ
真面目な学問として論ずるためにまずきっちり定義をしてて,総論部分はなかなか勉強になる。
“絵、人形等を素材として…ポーズや位置を少しずつ動かしながら…コマ単位で管理された映像をメディアに記録し、それを映写することで、動かない素材を動いているように見せる映画技法…または…作品”p.25
つまりアニメーションというには,
動かない素材
コマ単位でメディアに記録
映写して動画とする
の3要素が必要ということ。
タワーなんかの建築の様子を静止画をつないで動くように見せるタイムラプス。これがアニメーションの一技法といえるどうかは研究者によって一様ではないというが,筆者はこれも含めてる。
いずれに