西郷孝彦のレビュー一覧
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校則をなくすことが、一番ではない。
あくまでも、手段の話。本質は、「全ての子供を幸せにしたい」である。
だから、校則をなくすだけでは、何も解決しない。
自分の生き方から、見つめ直さなければいけない。
分厚い鎧を着ても、きっと子どもたちには見透かされる。
本気で生きよう!Posted by ブクログ -
兎角教育現場では、きちんとまとまっている、言われたことをこなせる、などといった集団としての美を求められてきていたと思います。自分が教員として生徒と接していると、それに対して強い違和感を抱かざるを得ません。冷え性なのに夏は半袖を強要される、ADHDという特性があるのにずっと席に座っているよう強制される...続きを読むPosted by ブクログ
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過干渉をやめる。子どもの主体性に任せる。表面的に真似してもうまくはいかないだろう。子どもの失敗を許せる覚悟や辛抱強さが必要だと感じた。心に怒りをもって働く。Posted by ブクログ
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知っている中学校の話だったのでとても興味深かった
なんでも普通に合わせようとしてしまう昨今
賛否はあるだろうけど改革をした生徒、先生方は素晴らしいと思う
ただ娘はこんなとこに行ったらダメになる!と自分から言っていたので…
合う合わないはあるだろうけど
気持ちが楽になったPosted by ブクログ -
こういう学校であるといいな。
こういう風に子どもたちに接することができるといいな。意識低下中でしたが、少し持ち直しました。
いい意味で友達のような教師。
愛情を持って接することのできる教師(これはなかなか難しい…)
真剣に一人の子どもと向き合い、何が子どもにとってベストか考える。
ルールだから。...続きを読むPosted by ブクログ -
・教師は「素」で勝負する。
・子どもには“よく生きたい”というプログラムが備わっているから、大人は環境を整えてひたすら待つ。
・7歳までは神の子。愛情をかける。
・15歳で子離れ。育児はここまで。そこから先は子どもの人生。
・校則はなくても、法律はある。治外法権ではない。
・自由→自ら考えて選択→自...続きを読むPosted by ブクログ -
生徒が安心して中学校3年間をどうしたら過ごせるかということに重点を置くと学校経営がこうなる。
一度勤めてみたい。
校長視点で書かれており勤めている教員視点からの意見も欲しいところ。
定期テストがないことでの弊害(テスト休みがなく教員の平日の休みがとれない。部活顧問は定期テストの期間が唯一体が休まる...続きを読むPosted by ブクログ -
「校則をなくした中学校」という、表面的なことばかりが取り上げられますが、この本を読むと、西郷校長の一貫とした教育観というか、生徒観が見えてきます。そういう、背景にあるものも一緒に考える必要があります。
p.39 誤解してほしくないのは、いま桜丘中学校で実践しているさまざまなことは、〝最初に結論...続きを読むPosted by ブクログ -
校長の英断でできた「校則をなくす」。
しかし、本来、信頼関係ができているなら、校則は不要なのだと気づかせてくれる。また、居心地の良い学校には校則はなくても良いのだとわかる。
ただし、信頼関係を築くのには時間がかかること、根気がいることもきちんとかかれており、教師の力量と度量が問われるということも描か...続きを読むPosted by ブクログ -
親を大事にする。子を大事にする。家族を大事にする。それは大事なこと。ただ自分の所有物のように過干渉していくとどうなるのか。大人になっても過度な過干渉な親御さんを間近でみた時に違和感があったから、読んだけどその違和感の理由をこの本を通して言語化して理解した。 過干渉=親の愛ではない。例え家族だとしても...続きを読むPosted by ブクログ
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システムとしての学校を変えるのは、かなり困難だと思う。でも、心配な子どもひとりに焦点を当てる、それならできる。Posted by ブクログ
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思ってたよりも、好きな方向性ではなかった。ところどころ。個人的にはたった1つのルールに共感できなかったことが問題かなあ。少なくともぼくにとっては、生徒たちが学校にいるあいだ幸せに過ごせることがいちばんではない。中高のちがいもあるか。Posted by ブクログ