服部雄一郎のレビュー一覧
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家のゴミを削減したくて読んでみた。
4割ほど読んだ時の感想は『極端だな、全部実行すると仙人みたいな生活になるな』と感じた。
「プラスチックから滲み出す化学物質の危険性」の項目では「プラスチックの化学物質でガンになるやホルモンバランスが乱れるなんて大袈裟な…」と読んでいて思っていたが、それらには学術的論文がきちんとあって、微量な化学物質の継続的接種を続けているとジワジワと症状が出てくるというもの。
熱せられた車内に置いて熱でプラスチックが劣化して、劣化しプラスチック微粒子が滲み出たペットボトル飲料などが例らしい。(文字にするとなんだか胡散臭いけど) ペットボトル、缶飲料の摂取はゴミと健康の観点から避けたほうがいい。
プラスチックのリサイクルと言っても100%リサイクル出来るわけではない。循環にも限界があり、埋め立ても有害物質がでたり、埋め立てる場所にも限りがある。
解説者(高田先生)のあとがきで、エコバッグ・風呂敷を使うとか、個包装のものを買わないだとか身近で参考になるものが最後にまとまって書いてあって実践できそう。個人的にエコバッグがわりに予備で風呂敷をバッグに忍ばせるのはいいなと思った。
他にいいなと思ったもの【蜜蝋ラップ、ステンレスの密閉容器、パイレックス、水の濾過に備長炭、固形石鹸、アルミの石鹸入れ(持ち運び用)】
昔は当たり前だったことばかりだけど、ゴミを減らす上で生活の知恵を勉強できてよかった。
全部読み終わっての感想は、
使い捨て容器を辞める、ペットボトルは買わない、今持っているものを大事にする等、身近で出来ることを少しずつ増やしていこう。化繊の洋服も沢山あるけど、使い切って次から天然素材を買えばいいだけの話。(肌荒れする人ならすぐ買い替えた方がいい)
家庭ゴミを減らしたい、マイクロプラスチックの問題が気になる人には是非オススメだ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ生活に溢れるプラスチックについて、あまりに知らな過ぎた。特に食品包装容器を通して口に入るプラスチックについては、できるだけ避けるようにしたい。熱を加えることで様々な添加剤が漏れ出してしまう。プラスチック包装容器のみならず、ラップやプラスチック製の食器(子ども用に多い!)も然り。ご飯をラップに包んで冷凍する場合、必ず温め直す、これは早々にキッチンペーパーに変えた方が良さそうだ。
ペットボトルや哺乳瓶、水筒、フッ素加工のフライパンなど、化学物質の危険性を挙げるとキリがなく思えるが、知った以上は変えていこうと思う。何より、物を買う時には原材料をしっかりチェックする習慣をつけなければ。
子ども用のおもちゃは木を中心とし、フタル酸エステル(軟化剤や可塑剤、香料として使われる)を含むポリ塩化ビニル製品は避けること。洗面用品も香料と書かれていたら、含まれている可能性が大きい。
やかんやケトルなども、非プラスチックのステンレス製などを使うのが望ましい。
紙オムツや生理用品の代替は、量が多く慣れや手間の問題もあるので要検討。
マイクロプラスチックの問題は、ポイ捨てされたプラスチック用品が海などに漂着して粒子化するのが問題だと思っていた。しかし、ポリエステル製の服の洗濯、洗顔時の泡立てネットの使用、食器洗いのスポンジ、メラミンスポンジでの掃除など、自分の生活のあらゆる場面で発生していることがわかった。 -
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【プラスチックの問題がどういうことなのか、よく分かる】
最近ゴミ問題でプラスチック削減が叫ばれているけれど、プラスチックの問題はゴミだけじゃないことを知りました。人の健康を害する可能性があるプラスチックをなるべく避けたいなとあらためて思わせてくれた本です。
著者はアメリカのご夫婦で、プラスチックの危険性についての記述は信頼度の高い情報から引用されていると、翻訳者の方のあとがきにもあったので、安心して読めました。
ただ、読んでいくと、生活の中からプラスチックをゼロにすることは本当に難しいことが分かります。紙コップにもプラスチックがコーティングされているのも初耳でした。
本の中には、日常で使っているどんなものにプラスチックが含まれていて、その代用品まで丁寧に紹介されています。全部は無理でもできることからやっていきたいです。 -
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プラなし生活を、日本で実践するには、なかなか大変だ。以前の職場が地球環境や生態系について学ぶ機会の多いところだったので、一通りの知識は得ていたつもりだが、付け焼き刃だった。現在進行形で課題も増えている一方で、対する取り組みも増えていることを知る。
化学物質過敏症気味なために、プラスチックにも多少は気を付けていたが、これからは、可能なかぎり挑戦してみたい。新しい職場で見聞きするプラゴミの多さには目をつぶるしかない。結局は消費は個人の嗜好に委ねられているからだ。コンビニを使うなとかプラケースに入った弁当を食うなと、目の前の人に向かって指図する権限はないのである。ただ、気づくきっかけをどう作るかは、その人の性質や性格や、人との関わり方に依存するところが大きい。それだけは確かだ。 -
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ネタバレプラスチックの種類、代用品、プラスチックを取り入れない生活方法等が紹介されている。著者はプラスチックフリーをかなり徹底していて、全て取り入れるのは正直難しいと思った。
でも、著者は問題の甚大さやすべきことの多さに途方に暮れずに、それぞれのできることを取り入れてほしいと書いている。目指すゴールは罪悪感ではないと。その言葉には救われる。
このままでは2050年には海中で魚よりもプラスチックの方が多くなる可能性があるという。プラスチック問題の深刻さに目を瞑りたくなるが、解決するためには私たちが少しずつ行動していくしかないと痛感させられた。
プラスチックは環境に悪いだけでなく、私たちの体にも害を及ぼしているということを初めて知った。
この本を読んで、買おうと思っていたフライパンはテフロン加工ではなく鉄フライパンにした。物を買う際には成分表示を確認するようになったし、プラスチックフリーへの第一歩を踏み出せていると思う。
日本では今年7月からやっとレジ袋が有料化になった。日本のプラスチックゴミはリサイクル率80%台と謳っているが、これはサーマルリサイクルという焼却されたプラスチックも含まれている数値であり、正確な数値とは言い難い。
このように、日本は世界各国と比べて環境問題の対応に遅れを取っているし、問題を直視していないように思える。
また、このリサイクル率の誤魔化しが、日本国民の環境問題への関心の低さの一つの要因なのだろう。
今の日本だとプラスチックを完全に排除して生活するのは難しい。しかし、できるだけプラスチックを選ばずに過ごしていきたいと思う。
自然に問題は解決しない。少しずつでいいから、これから環境のために行動していきたい。 -
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「生態系を再生し、栄養価の高い食べ物を作り出す」
筆者がこのコンセプトに至った経緯、それを元に既存のやり方を脱却する際の試行錯誤、その結果が描かれた本です。
単に理論が書かれているのではなく、実際に農業に生活がかかっている筆者の活動の軌跡が綴られており、プロジェクトXのようなドキュメンタリーを観た気分でした。私は門外漢なので、どれだけ筆者が記載していることを信頼できるのか判断がつきませんが、
▪️「耕す」という労働の代名詞にもなっているような行為が実は土壌にマイナスの影響を及ぼしていること
▪️「多様性」というキーワードが様々な仕組みを考える上で重要であること
▪️無数の生物から成る、目に見えない土壌の状態が全てのベースであること
これらの説明は非常に面白く、農業以外にも応用可能な考え方に思えました。
実際に筆者がやっている農業をやると、とてつもない試行錯誤が必要なのでしょうが、単純にすごい楽しそうで、いつか小規模で良いのでこういう農業をやってみたいなと思える内容でした。 -
Posted by ブクログ
現代社会では プラスチックは欠かせない物だけれど 有害物質でもある。
かといって 全部 無くす事は不可能であるので 少しずつでも 安心できる素材の物に変えていこうという提案の本でした。
私はマイクロプラスチックが 自然に出ていってしまって多くの生き物の体内に蓄積されていき 最終的には 人間に戻ってくるという事は わかっていましたが この本では 今まさに使用中のプラスチックからへの 人体への影響なども 色々書かれていて 驚きました。
これからできる事は プラスチック以外のもので代用できるなら それを選ぶこと 物はなるべく長期使用してゴミを減らし リサイクルなどを多く活用すること。
プラスチックには 危険性が含まれているので 多くの人にも知ってもらう事も大切だと思いました。
一人一人 ささやかでも 実践できれば 少しは良い未来が見えてくると思います。 -
Posted by ブクログ
むむむむむー。
IPPC6次報告書が出たというニュースを見て、異常気象が続いているし、子どものために、何かできることはないかなーという発想で、友人から紹介された本書を手に取ったけれど…
天然繊維の服を選ぶって言っても、仕事服はやっぱり合成繊維の方が皺になりにくいし洗濯もしやすいし…
蜜蝋ラップは高いし洗っても衛生面ちょっと心配だし…
ジップロックで冷凍しているものは、薄ーく冷凍してパキパキ割って使いたいものだったりするからステンレス容器に替えられないし…
育児も介護も一段落して、時間に余裕ができた時、お金と体力がまだあったら、できるかもしれないけど。
結局、プラスチックは他のものに変え難いくらい便利だということを再確認する結果になりました。
各素材の特徴なんかは(誇張と思われるものもあるものの)参考になったので星3つです。