【感想・ネタバレ】プラスチック・フリー生活 今すぐできる小さな革命のレビュー

あらすじ

今、世界的に注目を集めているプラスチックごみ問題。じつは環境だけでなく、私たちの健康にも知らぬ間に害を及ぼしている。使用中に漏れ出す化学物質の作用とは? 使い続けても大丈夫? その危険性の徹底解説から、代替品を使った暮らし方のヒントまで網羅した“プラスチック・フリー”入門ガイド。簡単な6つのステップで、今すぐ8割減らせる!

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Posted by ブクログ

プラスティックがこれほどまでに身体や環境に影響を及ぼしていることが驚きでした。これを読むと、プラスティックを減らしたいという思いになり、アクションを起こしたくなりました。一人ひとりの削減は小さいと思いがちですが、消費に占める割合は意外と高く、消費者がどんな選択をするかで地球を守ることに繋がると思えました。
例えば、エコラップを使って、PVCのラップをなるべく使わない。
コーヒー店にコーヒー缶を持っていって、それに入れてもらう。
容器を持っていって、量り売りのものを買う。
日本でもエコバッグがあたりまえになってきたように、過剰包装のない買い物があたりまえになってくれば、プラスティックの全体量が減らせるのではと思いました。
実践編では、プラスティックの代替品は意外と多くあることに気付かされます。すべて実践することはできませんが、楽しんで取り組めることから始めてみようと思わせてくれます。

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2022年03月05日

Posted by ブクログ

プラスチック削減やエコに関する入門書。日本はまだ遅れている部分が多く、この本から学ぶことはたくさんありました。今までエコについては芸能人や他の人の知識に頼っていましたが、この本で詳しく学べます。日本人は一度これを参考に読み、自分の出来ることを見つけ、1つでも生活に取り込んだほうがいいと思います。
めて聞く単語が多く、1度で全部を完全に理解することはできないと思う。でも今まで疑うことのなかった着眼点を持てるようになったので、今後の買い物の選択の指標として、ある程度参考にしたい。
著者は海外の方だが、訳者の方の尽力もあってか、日本の現状についても触れてくれているのが有難い。

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2021年08月21日

Posted by ブクログ

プラスチックというものが昔からあまり好きではなかったこともあり、環境問題なども少し考えているので読んでみたい!と思っていた本。

そしたら先日、プラスチックの恐ろしさについてのドキュメンタリーを見て「今読まなきゃ!」と思って読んでみた。

いや~もう思っていたよりも恐ろしいことになってる!!
マイクロプラスチックの恐ろしさからは地球上のどこにいても逃げられないぐらいになっているという現実!

「いやいや、そこまでなってるならあなたが減らしてもどうにもなんないんじゃないの?」なんて言う人もいる。でも一人一人が気を付ける量は少ないとしても活動として広げていくのは大きな力になるんじゃない?と思わせてくれた本。

ということで、ちょっとでもプラスチックを減らす手段の参考として読んでみるというのもありなんだと思う。
意識が変わることででこいることってあると思うから。

日本では過剰包装でなかなか減らしにくいことも多いけど私もとりあえず小さなことだけどやってみることにした。

みつろうラップはもう使っているからシリコンラップも買ってみた。
なるべくラップを使わない生活を心がけるようにしている。
あとは野菜を包装なしで買えるお店を選ぶようにしてみた。これが探してみると意外にも近所のスーパーでもやっているところが多かったのよね。
あとはスポンジをセルロースの物に変えてみた。
そして今回初めてのチャレンジはシャンプーバーを買ってみた。まだ使っていないけど…

そして盲点だった服やマスクなどの素材
チェックしてみると…驚くほどプラ原料の素材を着ていることにびっくり!
フリースとか、アクリルとか多い!毛布も敷布団の中の綿もアクリルだった~!

意識が変わること…
自分の中でそれが再確認できたことだけでもこの本は読んでみよかったと思う。

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2021年03月13日

Posted by ブクログ

プラスチックの使用を減らしたくて読みました。
かなりの良書で、個人的には全人類に読んでほしい…義務教育や企業でも薦めてくれることを希望します。
マイクロプラスチック問題については既知の情報でしたが、プラスチック製品からでる化学物質が人間の健康問題を引き起こす可能性があるという衝撃の事実をこちらの本で知りました。
食に関係するプラスチックはできるだけ断絶したいと思いました。
できることから少しずつ参考にします。

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2021年02月07日

Posted by ブクログ

テレビでマイクロプラスチックの漂う海を取り上げていて衝撃を受けこちらを読んだ

食べ物には気をつけているつもりでも 容器や食器や抗菌されたテーブル周りや部屋の壁紙、床…あらゆるものから出ている空気に漂う有害な化学物質を吸い込んでいる

そういう積み重ねが癌などの病気につながるのだろうか

レトルトパックなどはあまり購入しないが、以前はなかったもので最近本当に増えている気がする

ラグがナイロンだったので早速変えた

掃除の洗剤も地球に優しいものが出てきているが、それを入れるスプレーボトルがまたプラスチック。

少しずつ代替ができるものから変えていこう

テフロンのフライパンもかぁ…

子供のうちからこの知識は持っていた方がいい
企業に勤めた時に商品の開発に携わる人が少しでも環境を考えてくれるように。

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2021年02月06日

Posted by ブクログ

私の生活をガラッと変えてくれた本。これまで自分の出すプラスチックゴミの多さを嘆いていたが、どこから取り組めばゴミが減らせるのか、ありとあらゆるインサイトを与えてくれる。また、昔は気を付けていたプラスチックの毒性について、すっかり慣れ切って気にしなくなっていたことを反省。
買い物袋を減らすだけで海洋ゴミは減らないと言って、買い物袋有料化を皮肉る向きもあるが、レジ袋有料化は最低限のこと。そこから食品トレー、ペットボトル、ストロー、ラップ、プラスチック包装の物を断り、避けるのはもちろん、例えば飴の包装が風で飛ばされたら川から海に流れ込む可能性があるとか、どういう消費行動(テイクアウト、コンビニで適当に弁当を買う等々)を避ければプラスチックゴミが減らせるのか、プラスチック容器が白く汚れているのは何故かなどなど日々の生活で気をつけるべき点が数多く学べてよかった。

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2020年12月14日

Posted by ブクログ

・プラスチックの添加物は溶け出し続ける。(パスタソース)
・添加物は内分泌系撹乱物質。ホルモンバランスを崩す。
・塩ビに注意!
・プラスチックのリサイクル、2/3はサーマルリサイクル(燃やされている)
・トラック1台/秒が海へ
・2025年にはプラ:魚=1:3

少しずつ変えていく。枕!コンポスト!

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2020年08月10日

Posted by ブクログ

さて。何から手をつけよう。
まずは、Refuse(断る)ところからやってみる。
今あるものが無くなり、次に買い足す時はプラスチックフリーなもので代わりはないか考えてみる。
知ったからには、取り組まなければ!

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2020年06月06日

Posted by ブクログ

カナダのプラスチックフリーの先進的な取り組みを紹介。海外の物なのでそのまま使えないかも、と思ったが、きちんと翻訳者の方で対応しており、実践的。参考にして少しでもプラスチックフリー生活に近づきたい。

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2019年09月23日

Posted by ブクログ

2019.7.3
自分で調べていた知識(特にプラスチック成分のところ)により深みがついた!なんで自分が環境に良い暮らしがしたいとか、ゴミを出したくないのか?と問われると論理的に回答ができない ただただゴミが醜いし、プラスチックも美しいと思えないからだと思う 感覚的に嫌だと思っていることに理由が与えられて説明されて納得がいっている?化粧水を手作りしたりシャンプーバーを使ったり、ステンレスの水筒を持ち運んだり、エコバッグなんかは実践している 次はもっと、長期的に使うものの改革をしていきたい
収入が落ちて、税率は上がって、個人で使えるお金が少なくなるからこそ、個人が何にお金を使っているのか?がフォーカスされてくるし、自分がお金を使って存続してほしい企業に投票をしていって、この世をお気に入りの世界にしていきたいなって思います お金を何に使っているのか、は必ず自己価値とつながってくると思っているので

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2019年07月04日

Posted by ブクログ

分厚くて、きっと専門的な言葉だらけなんだろうなと恐る恐る読みましたが、なんで明るい筆者なんでしょう!

ユーモアもあり、実体験なども踏まえながらプラスチックの危険性について学べました。
プラスチックがなんとなくダメで、避けようとしてた自分から、根拠を持って避けるようになったり、正しい使い方や保存の仕方を意識できるようになりました。

約10年前の情報なのでまた改訂版も出たらいいなと思ってます。

この本の次に沈黙の春を借りました!

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2025年03月31日

Posted by ブクログ

ほんと、ペットボトルの飲み物、買わなくなったなあ…ツナ缶も…でも日本でできることほんと少ないな…やるけど。できることやる。細く永く。ポリ○○とかの名前がなんか読みにくくて、なんとか物質とか、そのへんは読むのに時間かかったけど、そこを超えたらもりもり読めた。いいな〜と、うらやましくなることもあったけど、参考になることもたくさん。新たに取り入れられそうなこと試してみよう。

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2024年12月12日

Posted by ブクログ

装丁のイメージからイラストが多くてサラッと読める本かと思いきや学術書並みにヘビーな内容だった。
事例や論文の引用が多くあるため説得力のある文章で、
目から鱗の連続。全部実行するのは難しいけど、自分の身を自分で守るために非常に有用な知識を得られた。
環境問題系のことは残念ながら日本は遅れているので、ぜひ多くの人に手に取って欲しい本だなと思った。

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2022年11月16日

Posted by ブクログ

家のゴミを削減したくて読んでみた。
4割ほど読んだ時の感想は『極端だな、全部実行すると仙人みたいな生活になるな』と感じた。

「プラスチックから滲み出す化学物質の危険性」の項目では「プラスチックの化学物質でガンになるやホルモンバランスが乱れるなんて大袈裟な…」と読んでいて思っていたが、それらには学術的論文がきちんとあって、微量な化学物質の継続的接種を続けているとジワジワと症状が出てくるというもの。
熱せられた車内に置いて熱でプラスチックが劣化して、劣化しプラスチック微粒子が滲み出たペットボトル飲料などが例らしい。(文字にするとなんだか胡散臭いけど) ペットボトル、缶飲料の摂取はゴミと健康の観点から避けたほうがいい。

プラスチックのリサイクルと言っても100%リサイクル出来るわけではない。循環にも限界があり、埋め立ても有害物質がでたり、埋め立てる場所にも限りがある。

解説者(高田先生)のあとがきで、エコバッグ・風呂敷を使うとか、個包装のものを買わないだとか身近で参考になるものが最後にまとまって書いてあって実践できそう。個人的にエコバッグがわりに予備で風呂敷をバッグに忍ばせるのはいいなと思った。

他にいいなと思ったもの【蜜蝋ラップ、ステンレスの密閉容器、パイレックス、水の濾過に備長炭、固形石鹸、アルミの石鹸入れ(持ち運び用)】
昔は当たり前だったことばかりだけど、ゴミを減らす上で生活の知恵を勉強できてよかった。

全部読み終わっての感想は、
使い捨て容器を辞める、ペットボトルは買わない、今持っているものを大事にする等、身近で出来ることを少しずつ増やしていこう。化繊の洋服も沢山あるけど、使い切って次から天然素材を買えばいいだけの話。(肌荒れする人ならすぐ買い替えた方がいい)
家庭ゴミを減らしたい、マイクロプラスチックの問題が気になる人には是非オススメだ。

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2022年11月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

生活に溢れるプラスチックについて、あまりに知らな過ぎた。特に食品包装容器を通して口に入るプラスチックについては、できるだけ避けるようにしたい。熱を加えることで様々な添加剤が漏れ出してしまう。プラスチック包装容器のみならず、ラップやプラスチック製の食器(子ども用に多い!)も然り。ご飯をラップに包んで冷凍する場合、必ず温め直す、これは早々にキッチンペーパーに変えた方が良さそうだ。
ペットボトルや哺乳瓶、水筒、フッ素加工のフライパンなど、化学物質の危険性を挙げるとキリがなく思えるが、知った以上は変えていこうと思う。何より、物を買う時には原材料をしっかりチェックする習慣をつけなければ。

子ども用のおもちゃは木を中心とし、フタル酸エステル(軟化剤や可塑剤、香料として使われる)を含むポリ塩化ビニル製品は避けること。洗面用品も香料と書かれていたら、含まれている可能性が大きい。

やかんやケトルなども、非プラスチックのステンレス製などを使うのが望ましい。

紙オムツや生理用品の代替は、量が多く慣れや手間の問題もあるので要検討。

マイクロプラスチックの問題は、ポイ捨てされたプラスチック用品が海などに漂着して粒子化するのが問題だと思っていた。しかし、ポリエステル製の服の洗濯、洗顔時の泡立てネットの使用、食器洗いのスポンジ、メラミンスポンジでの掃除など、自分の生活のあらゆる場面で発生していることがわかった。

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2022年07月21日

Posted by ブクログ

【プラスチックの問題がどういうことなのか、よく分かる】

最近ゴミ問題でプラスチック削減が叫ばれているけれど、プラスチックの問題はゴミだけじゃないことを知りました。人の健康を害する可能性があるプラスチックをなるべく避けたいなとあらためて思わせてくれた本です。

著者はアメリカのご夫婦で、プラスチックの危険性についての記述は信頼度の高い情報から引用されていると、翻訳者の方のあとがきにもあったので、安心して読めました。

ただ、読んでいくと、生活の中からプラスチックをゼロにすることは本当に難しいことが分かります。紙コップにもプラスチックがコーティングされているのも初耳でした。

本の中には、日常で使っているどんなものにプラスチックが含まれていて、その代用品まで丁寧に紹介されています。全部は無理でもできることからやっていきたいです。

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2022年03月23日

Posted by ブクログ

子供が産まれて、子供の将来の環境やカラダの事をよく考えるようになった。プラスチック製品は劣化しやすいのと、環境問題の観点からあまり購入する方ではないが、プラスチックの怖さを学び、一層気を付けようと思った。
筆者の書いている通り、全てをフリーにする事は難しいが、危険性を知った上で上手く使っていきたいと思う。
日本もたった数年で、エコバッグが定着したので、近い将来は量り売りのお店が増えたりすると、いいなと思う。

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2021年10月13日

Posted by ブクログ

すぐにプラスチックフリー生活をするのは難しい
著者も完全にフリーにはなれていないと書いてある
かなり緩く始める気でいるので詳細読み込みなし
それでも新しい視点が得られて勉強がありました
家の中のプラスチック何があるか?
直接肌に触れるもの・食べ物に触れるもの
改めて見直して出来ていること出来てないこ
身の回りの持ち物を見る目が変わった
これから買い替えるものは出来る限り
脱プラのものを選んで行きたいと思います

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2021年04月17日

Posted by ブクログ

プラなし生活を、日本で実践するには、なかなか大変だ。以前の職場が地球環境や生態系について学ぶ機会の多いところだったので、一通りの知識は得ていたつもりだが、付け焼き刃だった。現在進行形で課題も増えている一方で、対する取り組みも増えていることを知る。

化学物質過敏症気味なために、プラスチックにも多少は気を付けていたが、これからは、可能なかぎり挑戦してみたい。新しい職場で見聞きするプラゴミの多さには目をつぶるしかない。結局は消費は個人の嗜好に委ねられているからだ。コンビニを使うなとかプラケースに入った弁当を食うなと、目の前の人に向かって指図する権限はないのである。ただ、気づくきっかけをどう作るかは、その人の性質や性格や、人との関わり方に依存するところが大きい。それだけは確かだ。

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2021年03月09日

Posted by ブクログ

化学物質過敏症ということもあり
極力プラスチックを排除した生活をしたいと思ったので読むことに。世の中プラスチックだらけでなかなか難しいけれど、少しずつ生活を変えていきたい。そのためのヒントがたくさん。内容もわかりやすくおすすめ。

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2021年02月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

プラスチックの種類、代用品、プラスチックを取り入れない生活方法等が紹介されている。著者はプラスチックフリーをかなり徹底していて、全て取り入れるのは正直難しいと思った。
でも、著者は問題の甚大さやすべきことの多さに途方に暮れずに、それぞれのできることを取り入れてほしいと書いている。目指すゴールは罪悪感ではないと。その言葉には救われる。

このままでは2050年には海中で魚よりもプラスチックの方が多くなる可能性があるという。プラスチック問題の深刻さに目を瞑りたくなるが、解決するためには私たちが少しずつ行動していくしかないと痛感させられた。

プラスチックは環境に悪いだけでなく、私たちの体にも害を及ぼしているということを初めて知った。
この本を読んで、買おうと思っていたフライパンはテフロン加工ではなく鉄フライパンにした。物を買う際には成分表示を確認するようになったし、プラスチックフリーへの第一歩を踏み出せていると思う。

日本では今年7月からやっとレジ袋が有料化になった。日本のプラスチックゴミはリサイクル率80%台と謳っているが、これはサーマルリサイクルという焼却されたプラスチックも含まれている数値であり、正確な数値とは言い難い。
このように、日本は世界各国と比べて環境問題の対応に遅れを取っているし、問題を直視していないように思える。
また、このリサイクル率の誤魔化しが、日本国民の環境問題への関心の低さの一つの要因なのだろう。

今の日本だとプラスチックを完全に排除して生活するのは難しい。しかし、できるだけプラスチックを選ばずに過ごしていきたいと思う。
自然に問題は解決しない。少しずつでいいから、これから環境のために行動していきたい。

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2020年10月12日

Posted by ブクログ

プラごみ条約がニュースで報道されていて、西加奈子の新聞小説で話題になっていたタイミングで本屋で見つけたので読んでみる

プラスチックって、こんなに種類があって、生活がこんなにもプラスチックに依存していたのかとびっくり
化学の素養がないのでスゥとは頭に入ってこない

プラスチック・フリー生活への道のりは遠そうだ

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2025年08月21日

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ネタバレ

プラスチックの様々な危険性について触れられていて、できるだけプラスチック製品を使わないようにしたい…とは思うものの、ついペットボトルを購入してしまいます。

自分が無理なくできることから始めて、少しずつプラスチックが身の回りから減らすことができるように頑張りたいです。

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2024年09月12日

Posted by ブクログ

読み応えがある本。日本ではもうプラスチックまみれで、もの凄い状態になっている。なんとか避けたいし、社会的に変わってほしいと願います。

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2024年01月08日

Posted by ブクログ

現代社会では プラスチックは欠かせない物だけれど 有害物質でもある。
かといって 全部 無くす事は不可能であるので 少しずつでも 安心できる素材の物に変えていこうという提案の本でした。

私はマイクロプラスチックが 自然に出ていってしまって多くの生き物の体内に蓄積されていき 最終的には 人間に戻ってくるという事は わかっていましたが この本では 今まさに使用中のプラスチックからへの 人体への影響なども 色々書かれていて 驚きました。

これからできる事は プラスチック以外のもので代用できるなら それを選ぶこと 物はなるべく長期使用してゴミを減らし リサイクルなどを多く活用すること。

プラスチックには 危険性が含まれているので 多くの人にも知ってもらう事も大切だと思いました。
一人一人 ささやかでも 実践できれば 少しは良い未来が見えてくると思います。

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2023年01月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

プラスチックによる環境問題に興味をもち、行動に移すきっかけをくれる本。

分厚くて読むのは大変だが、プラスチック早見表やプラスチックに代わる素材、食材別のおすすめ容器のリストは見やすくこれだけでもためになる。

繰り返し読むと普段のもの選びに良い影響を与えそう。プラスチックを減らしたいと思う反面、防腐剤や遺伝子組み換えの否定的な記述には疑問をもった。著者のオーガニック信仰が見受けられる。

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2022年01月13日

Posted by ブクログ

むむむむむー。

IPPC6次報告書が出たというニュースを見て、異常気象が続いているし、子どものために、何かできることはないかなーという発想で、友人から紹介された本書を手に取ったけれど…

天然繊維の服を選ぶって言っても、仕事服はやっぱり合成繊維の方が皺になりにくいし洗濯もしやすいし…

蜜蝋ラップは高いし洗っても衛生面ちょっと心配だし…

ジップロックで冷凍しているものは、薄ーく冷凍してパキパキ割って使いたいものだったりするからステンレス容器に替えられないし…

育児も介護も一段落して、時間に余裕ができた時、お金と体力がまだあったら、できるかもしれないけど。

結局、プラスチックは他のものに変え難いくらい便利だということを再確認する結果になりました。

各素材の特徴なんかは(誇張と思われるものもあるものの)参考になったので星3つです。

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2021年09月19日

Posted by ブクログ

プラフリー生活のための実際的なヒントが詰まった一冊。プラスチックへの極端なまでの批判的な姿勢に、読みながらちょっと居心地が悪くなりつつ、できることから少しずつ、ゲームのようにはじめていけたらいいかな、と。自分の心が穏やかに楽しくできることが何よりだなあ、と。

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2021年09月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この本を読むと、生きることすら怖くなってくる。
ごはんを冷凍する時タッパー使ってるし、毎日使っている化粧品にもクロスポリマーというプラスチックが入ってたし、ポリエステルの服もたくさんある。紅茶のティーパックとか不織布マスクもプラスチックだというからびっくり!
プラスチックフリーにはとてもできない!
それにプラスチックフリーを考えること自体がストレスであまり心身に良くない気がする・・・
できるところから始めればいいと思うけど、あんまり危険をあおらないでほしいなあと思うのが正直な気持ち。
環境に悪影響なのは明らかだけど、本当に人体に有害なのかは、まだわかっていない。人間の浄化力に期待したいな。

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2020年09月05日

Posted by ブクログ

プラスチックの危険性の徹底解説から、代替品を使った暮らし方のヒントまでを網羅した、“プラスチック・フリー”入門ガイド。
今まで食品添加物が農薬には気を遣ってきましたが、プラスチックはあまりに日常的に使っていたので盲点でした。環境問題はもちろん、こんなに内分泌撹乱物質だらけだったなんて!!自分の周りを見てもありとあらゆるところにプラ製があって途方に暮れてしまいそうですが、それでも一つ一つ小さな事から始めましょうと書いてくれているので諦めずやってみようと思える。詳しく書いてあるので、まずは身の回りでいくつか実践して(私は紅茶大好きなのでティーパックをやめてステンレス製の茶こしに変更、あとはマイ箸を職場に持参)、また追加で見直すのを繰り返すというのが良さそう。

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2020年06月18日

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