西村友作のレビュー一覧

  • 数字中国 デジタル・チャイナ コロナ後の「新経済」

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    数字中国 デジタル・チャイナ
    コロナ後の「新経済」
    著:西村 友作
    中公新書ラクレ 757

    本書は、コロナ後の中国のデジタル世界の解説書です
    たんなる、DX化ではなく、具体的な効果を目標としたおそるべき、スマート化政策です

    中国政府が目指しているのは、数字中国(デジタルチャイナ)

    ■数字中国
    ・AI画像解析システム コロナ診断スピードの向上⇒医療現場の負担軽減
    ・AIドローン、ロボット 遠隔操作、安全性の配慮
    ・チャットボット 感染状態の確認、情報の発信⇒通話の自動化
    ・5Gを利用したオンライン医療⇒院内感染の防止
    ・スマホ+健康コード⇒ほぼ全国民が利用⇒ワクチン接種証明書の発行
    ・コロ

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    2024年10月01日
  • キャッシュレス国家 「中国新経済」の光と影

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    タイトルのキャッシュレスは、本書での骨格になってはいるが全体は現在の沸騰する中国社会・経済の実態が生き生きと描かれている。
    最近は、中国という国に対してのネガティブな面が多く報道されているため(新疆ウイグル自治区でのムスリムに対する非人道的な迫害など)中国の変化成長の激しさやネット利用の高度なことなどが忘れられがちになっている。
    この本を読むことで中国の経済、人々の生活の変化のスピードを感じ取ることができる。巨大な国家国土面積で25倍、人口14億人、最近の大学卒業者数800万人弱、民族数56というエネルギーの凄さ。

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    2019年07月25日
  • キャッシュレス国家 「中国新経済」の光と影

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    中国の今が垣間見れました!

    客観的データだけでなく、筆者の体験談も多く書かれており、とても読みやすかったです。
    これを読んで自分の目でも中国が見てみたくなったので、この夏は中国に行ってみようと思います。

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    2019年05月20日
  • キャッシュレス国家 「中国新経済」の光と影

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    中国のテクノロジーの消費生活への普及状況を記述。不便なことを技術で改善し続ける様子は既得権益と規制に阻まれている日本とはかなり異なる発展具合。基本的にはスマホのアプリで決済、予約がすべてできるようになっている。

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    2019年05月17日
  • 中国デジタル金融イノベーション 国家と市場の狭間で

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    ここ20年にわたる中国でのFinTechの進化について、多くの引用を用いながら金融とイノベーションの観点だけで無く、現金の可用コストの高さや政府の介入など中国の特殊事情も含めて丁寧に説明・分析されている。
    後半のデジタル通貨の課題や今後の展望に関する部分は、中国に留まらない国や課題の示唆があり、興味深い。
    各章での「まとめ」、最後の「おわりに」で要点の振り返りがあり、判りやすく読みやすい。

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    2025年06月01日
  • 数字中国 デジタル・チャイナ コロナ後の「新経済」

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    経済と生活面から中国のDX戦略を解説した本。

    中国で生活している著者だからこそ書ける、生活面から見た中国のDX戦略。中国の動向は今後も注目する必要があります。中国の経済面の実態を知る本として読んで損はない一冊。

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    2024年05月19日
  • 数字中国 デジタル・チャイナ コロナ後の「新経済」

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    ゼロコロナ政策は2003年SARS流行の教訓だろう。これは日本ではあまり知られてないかもしれない。
    「脅威論」「崩壊論」「友好論」「親中」「嫌中」ではなく中国をちゃんと知ることが大事。

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    2023年03月21日
  • キャッシュレス国家 「中国新経済」の光と影

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    中国では「アリペイ」か「ウィーチャットペイ」
    を持っていないと生活できないと言われていま
    す。

    そのくらいキャッシュレスのんスマホ決済が
    進んでいるのです。屋台で饅頭を買うのでも
    スマホ決済が可能ですからね。

    そういう社会はそれまで現金では手間がかかっ
    ていた「不便」をリカバリーしようと、起業家
    がイノベーションを起こして生まれた結果と
    考えられています。

    この部分では中国は日本のはるか先を行って
    いると断言できます。

    逆を言えば、日本の来たるキャッシュレス社会
    に先んじて壮大な実験をしているともとれます。

    つまりキャッシュレス社会にも負の部分は当然
    あります。

    そんな中国のキャッ

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    2020年09月09日
  • キャッシュレス国家 「中国新経済」の光と影

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    中国でいかにキャッシュレスが進んでいるか、リアルな現場の話も織り交ぜた説明でわかりやすい。
    良し悪しは別として、とにかく中国ははるかに日本より進んでいる。

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    2020年08月01日
  • キャッシュレス国家 「中国新経済」の光と影

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    前書きで「支付宝」や「微信支付」などの決済手段について触れてくれているので、昨今の中国人観光客の増加に伴ってよく見かけるようになった謎の表示の正体がわかり、以降一気に読みやすくなった。
    これらの決済手段の普及=現金の信用性のなさ、と安易に結びつけていたが、読みすすめると、それが間違いだとわかった。自分の中で中国に対するイメージが90年代で止まっていることを痛感した。
    政府が結果的に握ってしまっている個人情報の活用方法や、若者の高学歴化が労働力にもたらす変化など、まだまだ注目すべき点は多いと感じた。

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    2020年03月26日
  • キャッシュレス国家 「中国新経済」の光と影

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    キャッシュレスで時代の先を行く中国。アリババやテンセントの二大プラットフォーマーが牽引する。レストランやジム、カラオケなどでひとの省エネ化をもたらし、支払いをスマホひとつで済ませることができる。中国で病院にかかる場合の煩わしさには驚きでしたが。

    一方でレイティングにより個人の格付けが進む。
    政府による国民情報の一括管理の怖さ。共産主義とマネー経済の実体との解離への矛盾。これを考えると中国がどこに向かおうとしているのかも気になりました。

    それでも中国の変化の速さと国民の逞しさに改めて中国の凄さを実感。

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    2019年06月25日
  • キャッシュレス国家 「中国新経済」の光と影

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    中国での「QR決済ビジネス」などがどのように進められてきたかがよくわかる本である。「燎原の火花も荒野を焼き尽くす」との毛沢東の有名な言葉を思い起こした。まさに勃興するビジネス、「蛙跳び(リープフロッグ)」の実例である。
    宅配ビジネスの膨張も凄い。小生は昨年観光で訪中した時に北京市内を爆走する電動バイクの大群に驚いたが、本書によると免許も登録も要らないものだという。政治は統制するが経済は自由化というキメラの「国家資本主義」に驚いた。
    ただ本書は「光と陰」とはいうが前半の印象の方が圧倒的に強い。「陰」をよく考えるとうそ寒い思いを抱く。個人情報の保護やデータの国家統制の怖さについてもう少し突っ込んだ

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    2019年06月23日
  • キャッシュレス国家 「中国新経済」の光と影

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    アリババ、テンセントのサービスを中心に、中国におけるキャッシュレスサービスの状況を紹介。現地に住んでいる著者ならではの、生活者目線でのレポートがとても参考になる。
    ちょっと前まで、ぼったくりや、おもてなしとは程遠いサービスが一般的だった中国において、逆にそれを社会問題として、こういうサービスが出てきて、一気に普及したことは興味深い。政府主導が容易という環境はあるが、問題があるところにニーズがあるということでもある。日本においても、少子高齢化、働き手不足といった問題は、ビジネスチャンスになりうるのではないかと考えてしまった。

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    2019年05月20日
  • キャッシュレス国家 「中国新経済」の光と影

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    知り合いから聞いたところ、中国では現金払いされると店員から嫌な顔をされるくらい、キャッシュレス化が進んでいるとのこと。

    購買行動が可視化されると、どんどん新しいビジネスチャンスが生まれそう。

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    2021年03月25日