ライダー・キャロルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自分仕様にカスタムしてこそ真価を発揮する、汎用性の高いライフサバイバルノート術。
バレットジャーナルというシステムの存在は知っていたが、ADHD当事者である考案者の思想に触れたくて本家を一読。
結論から言うと、システム自体が持つ「自分仕様に変えられる汎用性の高さ」は素晴らしく、自分が求めていた自己管理の多くの部分をカバーできそうだと感じた。
使いこなせたら、本当に自分を変えられそうな期待感がある。
ただ、翻訳の癖なのか元からなのかわからないが、全体としてはわかるのに、1文単体がまわりくどくて何を言いたいのか分からず、集中力を削がれる部分が度々あった。
また、ハワイ旅行を例に挙げた説明などは、今現在そういった方向の旅行に全く興味のない自分にはピンと来ず、斜め読みでほぼ読み飛ばしてしまった。
システムに至るまでの著者の思考プロセスや、そのやり方が最適だと判断するに至った理由・論理についても、少し説得力に欠けるというか、無理やり感があるなと感じる部分も散見。
特に、本の中で推奨されている「1つの目標への一点集中(スプリント)」は、私のように1つのことに集中しすぎると自分を追い込んで視野が狭くなってしまうタイプ(本当にこれがやりたいことだっけ?と苦しくなるタイプ)には、そのまま適用するのは難しいかもと思った。
しかし、著者が「自分に合うようにカスタマイズしていい」と何度も述べている通り、この本の価値は真面目に型通りにやることではなく、しっくりこない部分は自分の特性に合わせて変えてもいいのかな、と。
世界中で使われてるメソッドなので、レイアウトなどに迷ったときも含めて、ネット検索したらいろいろなアイデアが発見できるので、自分にとっていい形を探して取り入れていけたらいいと思う。
万人にとっての正解本ではないが、自分という人間を乗りこなすための「実験道具」としてノートを使いたい人には、一読の価値がある本。 -
Posted by ブクログ
バレットジャーナルは元々、著者が個人的にADD傾向を補うために考案したノート術でそれをWEBでシェアしたのが始まりだそう。
なるほど仕組みはよくできており、誰もが頷くだろう。
誰しも、市販の手帳を買っては「ここがちょっと」「もっと描きたいのにスペースが」「スカスカだ」となったことがあると思うが、このノート術なら自由自在。なんせ白紙ノートを使うので。
ただ、私としてはちょっと手がかかりすぎだなぁ。
カレンダーやスケジュール表は欲しいので、今はほぼ日手帳を使い、考え方は活用している。
それが以下だ。
この本のキモは実はメソッドじゃないと思う。メソッドならYouTubeのほうが早く理解できるだろう。
まず、手書きする事の意味は面倒くさいということにある。
だからこそ書く内容は選別されるし、そして振り返り(リフレクション)で不要なタスクは削除するし、達成したことを確認して自分を褒めることができる。
このノートのセットアップはブレインストーミング(思考、目標の整理)から始まり、「いま、ここ」から初める。
1,目標 2,課題 3,タスク
で実行し、その成果を確認する。
これは何となく日記を書いていても、やっていそうでやってない事だろう。
日々、特に休日などは、なんとなく過ごすものだろうが、目的、タスクを持つ事で1日に意味を付与する。
これにより大袈裟だが、自分の人生をコントロールしようという事だ。
そしてコントロールできない事は、自分の課題から切り捨てる。(アドラー心理学)
幸福というものが、富とか承認では得られないと言うのは語られて久しい。
自分自身の本当に望むものを見つけ、人生をコントロールし、楽しむ事の一助として手帳、日記を活用していこう。