柳田理科雄のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
〈真面目に「かめはめ波」を出せるか考えてみた〉
アニメ、漫画、文学の設定が本当に実現可能なのか?ということを科学的な面から検証していく一冊。
ヒーローが空を飛ぶ。
光線やビームを出す。
奇妙な姿なのに生きているキャラクター。
アニメや漫画の世界にはそのような魅力的な設定やキャラクターが溢れています。筆者はそのようなものたちをフィクションだからと切り捨てるのではなく、真面目に?科学的に検証しています。
これは『空想科学読本』シリーズの中でも人気の高かった原稿を選び、書き直したものです。
知らない作品がある人もいるかもしれませんが、ドラえもんやサザエさん、トトロなど長く愛されている作品が多く -
-
Posted by ブクログ
ネタバレとにかくポケモンの能力が凄いって言うのがわかる。元々モンスターに現実じゃないからかいつもの空想科学読本よりギャグっぽい所がない気がした。
・リザードンの炎4215度以上
・レックウザはエサ隕石なのでマッハ120で飛ぶ事ができる。
・カメックスの水流はマッハ1.5
・カイリューはマッハ2で飛ぶ。視力15
・ディアンシーはダイヤモンドを作る事ができるので1時間で3600億円分作れる
・サーナイトはブラックホール作れるが0.000000027秒でトレーナー吸い込まれる
・ウインディは時速417km。地上のため1秒116m
・ブビィは疲れたら黒い煙出す。結構の弱点
・ケルディオは水面は走れる事ができ -
Posted by ブクログ
1996年、1冊の本がベストセラーとなった。
ウルトラマンや仮面ライダー、マジンガーZなど、ヒーローたちの特徴や特技を「科学的」に検証し、それが可能であるか、実際に使ったとしたらどうなるかを予想するのである。
これがなかなか強烈で、例えばウルトラセブンが空を飛ぶと体が裂けてしまうとか、身長50m・体重2万トンのゴジラはそもそも生まれることができないとか、ダメ出しのオンパレードである。
ドラえもんのタケコプターの考察もすさまじい。プロペラが起こす風と衝撃波で、頭はもちろん、身体が壊れ、タケコプターだけが飛んでいくだろうというのだ。
キャッチフレーズは「子供の夢を壊す本!」。語り口も軽妙で、著者の -
-
-
Posted by ブクログ
子供向けの(大人が考えた)設定が正しいのか
大人になって疑問に感じ考察・検証する
というのは面白い試みだと思う。
でたらめなのは、ある程度想定できるので、
あまり真剣に突き詰めてしまうと嫌味な揚げ足取りに
なってしまいそうで、茶化す加減やユーモアで
落とすところのサジ加減が難しいと思うが。
※ウルトラマン、仮面ライダー類を再放送含め
みていた40代半ば男性の意見ですが、
こういうことはリアルタイムで夢中になっている
作品について、子供に対してやられたら興覚めなので、
いい歳した大人が遠く昔を振り返って、
子供のころ楽しんだ思い出を存分に語り合ったあと、
豆知識的に小出しにするのがよい使い方だ